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現在高3の男子です。大学では物理工学、その中でも放射線などの原子分野について学びたいと思っています。
そこで質問です。
量子力学 原子力学 量子エネルギー工学 放射線工学 レーザー工学  これら5つの学問の違い、関係を教えてください。大学の研究室説明で上記の単語が多く使われていますが、調べてもいまいち違いが分かりません。 それから、この中で最も工学寄りなのはどれでしょうか。物理工学の中でも理学寄りではなく工学利用について学びたく思っています。

A 回答 (2件)

回答にならなくて恐縮ですが、そういう「○○学」の名称だけじゃ、あんまり役立たないですよ。


研究室の設立当初は「○○学」をやっていたから、その名前を使ってはいるけれど、
実は現在は「××学」をやっている研究室、なんて話もありますから。
研究室を選びたいなら、がんばって個々の研究内容を理解したほうが、何をやりたいか考えられると思います。

量子力学は、電子とか光子とか原子とか、いわゆる量子的な振る舞いを理解するための学問で、
たぶん挙げられたものの中では一番広い意味をもってますね。

原子力学ってのは個人的には聞き慣れませんが、原子力発電とかその手のことを専門的に取り扱うんじゃないでしょうか。
原子力工学という言葉もありますが、工学ではないということで、理学寄りでしょうか。

「量子エネルギー」ってのは、「原子力」という言葉が放射線とか核爆弾とかを連想させてイメージが悪いので、
耳障りがいいように比較的新しく作られた言葉で、基本的には原子力と同じ意味です。
量子エネルギー工学ということは、原子力のことを、工学寄りに取り扱うのでしょう。

放射線工学は、その名の通り、放射線を工学寄りで扱うものです。
ここでいう放射線は、(原子力発電などで生成される)放射性同位体から発せられるものに加えて、
加速器を使って生成する粒子ビームも含まれると思います。

レーザー工学は、他とは少し毛色が違うのでは?
放射線のことを、放射性物質から発せられるものや、核反応が起こせる高エネルギーの粒子ビームだと思えば、原子核の領域だと言えますが、
ここでいうレーザーは、原子分子と共鳴するエネルギーを与えたり、あるいは高温に加熱できる熱量をもった光だったりすると思います。
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はっきり言って、大きな違いはないでしょう。

一昔前は、「原子力工学」「原子核工学」と言いましたが、「原子力」を毛嫌いする世論から、「量子工学」とか「エネルギー量子工学」というように「呼び替える」ことが多くなったようです。

 ただし、「量子力学」は限定的な学問の名前ですので、学部・学科名にはないでしょう。学部・学科としては「量子工学」(工学部)、「量子物理学」(理学部)という感じでしょう。
 「放射線工学」は、「量子工学」の中で、エネルギー分野よりは放射線計測、放射線応用機器(医療、非破壊検査など)方面が主でしょう。

 「レーザー工学」は、応用分野がどこになるかによって、少し間口が広いかもしれません。様々な「計測」や、精密機械、局所的なエネルギー励起の応用(化学反応や核融合など)など、電気・化学・機械などにも関係します。レーザーを「作る側」の研究と、「応用」研究の両面があると思います。

 なお、「○○工学」と名前が付いていれば、いずれも「理学」ではなく「工学」です。量子・原子核物理に基づく技術の工学的な応用・活用が主体です。「エネルギー」というマクロな方面か、「計測」といった精密な方面かなど、「やりたいこと」「どんな分野で社会に貢献するか」といったことから決めればよいと思います。
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