10代と話して驚いたこと

企業には、技術部門と営業部門の両方をもっているところも多くあります。
同窓会や地域活動などの集まりで、タイトルの話題が時々出ます。
技術部門が営業部門を軽蔑するような態度がよくあるというのです。
ある例で、営業部門の知人が技術部門(工場)に打ち合わせに行った時に、技術部門の管理職が営業のことを「売り子」と呼んだそうです。
会社や職場によって様々だとは思いますが。
技術部門から見ると、営業部門に対して何らかの恒常的な不満があるものなのでしょうか。
あくまでも一般論としてのご意見でけっこうです。

A 回答 (2件)

私の経験で恐縮ですが(一般論になるかどうか解らないので)、それを元に回答させていただきます。



以前マーケティング部の部長として働いていた時には、この問題でそうとう悩まされました。
ご存知だとは思いますがマーケティングの仕事は、営業部、技術部開発(設計)部、経理部、人事部などなど全ての部署の橋渡しをし、製品が売れる仕組みを作る仕事なので、部門間対立は本当に困ったものでした。

まず本来営業部は売るのが仕事ですが、実態としては売れない理由を探していると言えます。
その理由として多くの営業マンは製品のせいにします。
「この製品は他社のはこうなのに、これはここがこうだから売れない」「この機能が搭載されていないから売れない」などです。
当然それを設計開発などした技術部は「ふざけんな!」となります。
ここでまず営業部への不満の種が発生します。

一方技術部は、物を売るという行為をひどく簡単な行為だと認識している節があります。
基本的に職人気質な方々ですので、自分たちの技術に自信を持っており、加えて頑固者が多いです。
「自分たちの造ったこの製品が売れない訳が無い」「売れないのは営業がバカだからだ」となる場合が多いです。
元々プライドの高い方が多い技術畑の方々ですので、その不満は態度にでやすいです。
しかし実態は、最新技術であっても市場のトレンドから離れていたりして、「なんか力入れているそこの機能はどうでも良いんだけど、お客さんはこっちの機能アップを求めているんだよね」という製品ができあがったりします。
営業部はその製品を見て「おい、またこんなしょうも無いもん出すのかよ!これよりも、あれのバージョンアップ版早く出せよ!」となったりします。

そして営業部、技術部共に「会社は自分たちのお陰で成り立っている」と思っています。

これが常につきまとっていました。
競合他社のマーケティング担当者と話をしても同じような事を仰っておりましたので、おそらく多くの会社で同じような状況になっていると予想されます。

営業部にはハンドクリームをバターだと言って売ってくるくらいの営業力が欲しいし、技術部にはもっと市場の声に耳を傾けたお客さん目線の物作りを頑張って欲しいと感じます。

営業部が言うように完璧な製品ができあがって困るのは、その営業部なんですけどね。
素晴らしい製品であれば、営業マンに高いお給料を支払わなくても、その辺から女子高生でもアルバイトで雇ってくれば売れますからね。
逆に技術部は、自分よがりな製品を造っても、営業部が頑張って売ってきてくれるから、お給料が貰えるんですよね。

働く仲間なんだから、みんなもっと仲良くしようよと思います。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
「以前マーケティング部の部長として働いていた時には、この問題でそうとう悩まされました」
→やはり悩まされましたか。
マーケティング部は製品が売れる仕組みを作る仕事なのですね。
「まず本来営業部は売るのが仕事ですが、実態としては売れない理由を探していると言えます。
その理由として多くの営業マンは製品のせいにします。この製品は他社のはこうなのに、これはここがこうだから売れない、この機能が搭載されていないから売れないなどです。当然それを設計開発などした技術部は「ふざけんな!」となります。ここでまず営業部への不満の種が発生します」
→そのご説明、よく分かります。
「一方技術部は、物を売るという行為をひどく簡単な行為だと認識している節があります。
基本的に職人気質な方々ですので、自分たちの技術に自信を持っており、加えて頑固者が多いです。
自分たちの造ったこの製品が売れない訳が無い、売れないのは営業がバカだからだとなる場合が多いです」
→よく分かります。確かに実態はその通りですね。
「そして営業部、技術部共に「会社は自分たちのお陰で成り立っている」と思っています」
→笑うところではありませんが、その通りですね(笑)。

最後に書かれていること、まったく同感です。
回答1の方のお礼コメントにも書きましたが、そのような問題を解決するために、技術部門から技術者を営業部門に異動させる手法があります。
しかし、これも簡単にはいきません。
営業部門に異動した技術者が、技術部門から離れている期間に徐々に技術現場が分からなくなり、結果的に営業部門の技術者と技術部門の間に溝が生まれていきます。
難しいものですね。

お礼日時:2015/05/15 19:25

業種によって様々だとは思いますが、自分自身の経験としてお書きします。



建築会社ですが技術部門(工事部門)と営業部門の確執はあります。
自分はまだ経験が浅いのでそうでもないですが、経験豊富な工事部の
上司は営業を軽んじている、蔑んでいる節があります。
理由は営業マンに自分が営業している商品(建築会社なら建物や工事内容)の
知識がない(少ない)からです。仕事を取る為にいろいろと減額したりするのは
普通にある事ですが、ちゃんと内容を理解せずただ言われたから減額したり
すると最終的に減額した分の損を工事部が回収(現場でいろんな方法で利益を出す等)
しなければならないからですね。

そういう意味で技術部門は営業に不満を持っている、あるいは常に下に見ている
部分はあると思います。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
「建築会社ですが技術部門(工事部門)と営業部門の確執はあります。経験豊富な工事部の上司は営業を軽んじている、蔑んでいる節があります」
→やはりあるのですね。
「理由は営業マンに自分が営業している商品(建築会社なら建物や工事内容)の知識がない(少ない)からです」
→その理由はよく分かります。これは永遠の課題ですね。
「ちゃんと内容を理解せずただ言われたから減額したりすると最終的に減額した分の損を工事部が回収(現場でいろんな方法で利益を出す等)しなければならないからですね」
→確かに、最終的にそうなるでしょうね。よく分かります。

そのような問題を解決するために、技術部門から技術者を営業部門に異動させる手法があります。
しかし、これも簡単にはいきません。
営業部門に異動した技術者が、技術部門から離れている期間に徐々に技術現場が分からなくなり、結果的に営業部門の技術者と技術部門の間に溝が生まれていきます。
難しいものですね。

お礼日時:2015/05/15 19:00

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