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旅客機B767とA300-600Rについて

過去、両方を所有していた航空会社…日本航空やアメリカン航空では、既にA300-600Rを退役させています。
B767を保有していなかったルフトハンザでもA300-600Rを退役させています。
一方で、JLとAAではB767が就役中です。
両機ともほぼ同時期に就役した機体で、グラスコクピット、2メンクルー、ワイドボディ機と特徴が似ています。
A300-600Rが退役し、B767が就役し続けている理由は何でしょうか?
ご存知の方ご教示方宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

>両機ともほぼ同時期に就役した機体で


確かに”A300-600”のローンチは、B767と同時期だけど、基本型であるA300とB767では基本設計が10年違う。
先行するA300シリーズを見ながら設計された分、B767の方が優位にある部分が多い。

また、A300シリーズは、旅客機型が2002年に、貨物型も2007年に最終機がラインアウトして生産が終了しているが、B767は300系、400系のほか軍用型も生産されている現行機種。
B767という”基本型”は同じでも、初期に導入された機材のほとんどは退役済みで、これからも順次更新が予定されていたりする。

道楽だったら「いっぱい飛行機を持つ」のも楽しいんだろうけど、航空会社も商売だから、運営コストも考えなければいけない。
多数の機体を持つと機材ごとの部品も揃えなければいけない=整備コストも増えることから、機種を少なくする必要がある。
また、パイロットも機種ごとに操縦資格があるため、保有する機種が多いと人件費も増えることになる(機種を乗り換えるためには資格変更のための講習を受ける必要がある=そこにも経費がかかる)。

それやこれやで、後生大事に古い機材を使い回すよりも、クラスごとに機種を統一する方が”正しい経営判断”となる。
(A350の出遅れもあり、A300の生産終了以降は300席クラスの機材はB767を選択するしか無かった・・・)。
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この回答へのお礼

A350の出遅れもあり、A300の生産終了以降は300席クラスの機材はB767を選択するしか無かった・・・
この情報は知りませんでした。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/06/08 22:08

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