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電気分解するとなぜ硫酸の濃度が濃くなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

硫酸=希硫酸として話を進めます。


また、電気分解に用いる陽極・陰極は双方白金電極と仮定し、電極素材が電解により溶解などの反応をしないと仮定して・・・

希硫酸を上記環境で電気分解したときの、陽極(アノード,電源の+が接続された電極)と陰極(カソード,-電極)の表面で各々起こっている反応を考えてみてください。

一般的に陽極上ではマイナスイオンが電極側に電子を放出する反応(酸化反応)が起こりますが、希硫酸の場合ですと、マイナスイオンは「SO4^2-」と言う事になります。
しかし、SO4^2-は安定なイオンであり、通常の電気分解では反応しません。その代わりに、水分子(H2O)から、酸素(O2)が発生する反応が起こります。

逆に陰極上ではプラスイオンが電子を受け取る反応(還元反応)が起こります。この場合ですと、水素イオン(H^+)が反応して、水素(H2)を発生します。

この二つの素反応式を合計して考えてみると、なぜ濃度が濃くなるのか、わかると思いますよ。
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硫酸は非揮発性の酸ですからね硝酸や塩酸は揮発性です。


硫酸は単に置いてあるだけでも水分が蒸発して
濃度があがるのです。希硫酸が服についても水分だけが
蒸発して濃硫酸になって繊維を犯してぼろぼろにしてしまいます
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