「お昼の放送」の思い出

高校化学
電池、では負極が酸化反応で、
電気分解では陰極が還元反応ですが
私は負極と陰極を同じようにとらえていたのですが、
どういうことですか?

A 回答 (3件)

No.1です。

ちょっと舌足らずだったかな。

「電池」は化学反応からエネルギーを取り出す、つまり「負極」から「電子」を外に取り出します。(正電荷に着目した「電流」は逆方向に流れる)
「負極」で起こっているのは、溶液から見れば電子を奪われる反応です。

「電気分解」ではエネルギーを与えて化学反応を起こさせる、つまり「陰極」に電子を外部から流し込みます。
「陰極」で起こっているのは、溶液から見れば電子を与えられる反応です。

「電流の向き」で考えれば「逆方向」です。「負極」と「陰極」の役割の違いをよく理解しましょう。
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電池 例ダニエル電池


負極(アノード):Zn → Zn2+ 2e- 電子が奪われていて酸化反応が起こっている。
正極(カソード):Cu2+ + 2e- ⟶ Cu 電子が与えられていて還元反応が起こっている

電気分解 例食塩水
陰極(カソード):Na+ + e- → Na 電子が与えられ還元反応が起こっている
陽極(アノード):Cl- → Cl + e- 電子が奪われて酸化反応が起こっている

これは過去の慣例的なことも関係してくる問題で、注意が必要な部分です。

高校化学では、電池反応では正極負極と表現しますが、電気分解反応では陽極陰極という表現をします。
電池は、外側の回路から見た電流の流れる方向に注目して正極陰極と表現していますが、
電気分解は、反応が起きる中にイオン対して陽極陰極という表現をします。

陽極≠正極、陰極≠負極 となっていて混乱しやすいところですね。
電子の流れだけで決める(酸化か還元かで決める)とアノード、カソードとすると呼称は一致するのですが、
今の高校化学ではそういう教え方をするのかオッサンの私には判りません。
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「電池」と「電気分解」では、反応が逆だからです。



「電池」は化学反応からエネルギーを取り出す、「電気分解」ではエネルギーを与えて化学反応を起こさせる、ということですから。
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