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WRCでは連続でタイトル獲得したりハイドロニューマチックで有名ですけど、実際に峠で走るとどんな感じですか?同じくタイトルを争った国産2リッターターボたちと比べてどうですか?外車は全く全く分かりません。

セバスチャンローブの乗ってたクサラとC4には搭載されてませんよね?(市販車)

A 回答 (3件)

そういう車と比較するタイプの車じゃないですよ、とだけ。



ヴィッツとランエボを比べたって面白く無いでしょう。

ラリーカーのベース車なんて、ぶっちゃけなんでもいいわけですよ。
グループAが幅を利かせていた時代と違って、最近ならエボリューションモデルを作る必要すらない。

ランサーやインプレッサだって、WRCに投入された理由は本を正せば「ラリーを走るのにちょうどいいサイズだったから」以上の何者でもないわけですから。
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この回答へのお礼

他社への乗り換えを許さない性能なんて◇も☆もなかなか商売上手ですね(^_^;)

お礼日時:2015/07/06 01:51

>実際に峠で走るとどんな感じですか?



 乗心地がよいだけです。国産WRCマシンとは比較の次元が違います。
 シトロエンのハイドロは、ばね自体はプログレッシブ性の高い気体(窒素ガス)なので、乗員や荷物の量に対する乗心地変化が少ない(専門的な言い方をすると『荷重変動に対するばね上共振周波数の変化が小さい』)というのが最大のセールスポイントであり、姿勢制御自体は非常に低周波数帯でしか働いていないので、かつてのニッサン・インフィニティQ45やトヨタ・セリカ・アクティブスポーツの様な、2Hz辺りまでの振動制御を行い驚異的なハンドリングの向上とフラットな乗心地を両立させたアクティブ・サスペンションとは違います。

 ただ、乗り心地がよい分ホイール(タイヤ)の路面追従性がよくなり、駆動力や制動力の効率が高くなるのは確かで、これがハンドリングに少なからず影響しています。ハイドロが登場した当時は、非常に優れたサスペンションでした。
 っと言いつつ。

>セバスチャンローブの乗ってたクサラとC4には搭載されてませんよね?

 シトロエンのハイドロは上述した様な性能なので、WRCの様な場面では殆ど貢献しません。よって、御存知の様にWRCマシンには搭載されていません、がしかし、すごく昔の話になりますが。(’50年代末~’60年代末頃の話です)
 
 ラリー競技がWRCという名目になる前の時代のラリー選手権では、参加車両はほとんど市販状態で、改造は全くと言ってよいほど許されていませんでしたが、この時代、ハイドロを搭載したシトロエンが活躍していました。(今や自動車史にその名を残す、シトロエン社史上最高の傑作車とされる初代DSです。)

 当時としても低馬力だったDS(シトロエンのエンジンは、いつの時代も同一排気量の他車より馬力で劣っているのがデフォです)がラリーで重要なポジションにいられたのは、ひとえにあのハイドロニューマチックサスとFFレイアウトによる優れたハンドリングのおかげだった、と言われています。(古いイタリアの映画『フェラーリの鷹』でも、ギャングが乗る逃走車がシトロエンDSで、主人公の警官はこちらも当時小型セダンで世界トップクラスの性能を誇ったアルファロメオのスーパーTIのパトカーに乗りながら、公道の追跡劇でDSに敗れます。アルファのファンには噴飯ものの映画ですが、DSは当時のイタリアでもハンドリングに優れた、公道最速マシンの1台として見られていた、ということです。)

 ラリー競技でどれほど高性能だったか?というと・・・・よりハンドリングに優れたミニ(当時はあのロータス社の純スポーツカーに匹敵するハンドリングと言われました)や、それに遂にポルシェ911がデビューしてやっと敗れた、と言えば、本来単なる高級セダンに過ぎず、乗心地を改善する為だけに作られたハイドロサスのDSが当時どれほどの操縦性だったか?なんとなく想像がつくでしょう。

 現在のWRCは構造のレーシングマシン化が激し過ぎ、シトロエンのハイドロの様な特性のサスでは入り込む余地はありませんが、WRCマシンの規則が変り改造範囲が狭くなったり、或いはシトロエン社がハイドロを更に進化させてロータス流のフルアクティブ化を成し遂げれば、またラリーでシトロエンのハイドロが猛威を振るう時代が来るかもしれません。(F1でも使われたロータスのアクティブサスは25Hzという高い周波数まで振動制御を行い、現時点でも技術的に究極のサスペンションとされていますが、フルアクティブサスがラリーでも驚異的な効果を見せることは、理論的には既に証明されています。)

 ちなみに全くの余談ですが。
 シトロエンDSは、その後’70年代に入るまでラリーに参戦し続け、ミニやポルシェはおろか、ランチア・フルビアHFやポルシェを打倒したアルピーヌA110などとも戦っていますが、この頃のDSは、4ドアボディのリヤドア分を切り詰めて短くした特殊なマシンで参戦していました。
 このアイデア、’80年代初頭に、史上初の4WDラリーマシン、アウディのクーペ・クワトロが丸パクリしました。
 アウディは長いクーペ・クワトロのボディの後ろ1/3を切り捨てて短く軽いクワトロ・スポーツを作り上げ、ランチア・ラリー037やプジョー205ターボ、MGメトロ6R4等に対抗しましたが、シトロエン=フランス人のアイデアをドイツ人=アウディがパクるとは、それだけで驚きです。
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この回答へのお礼

実はハイドロを使ってピョンピョン跳ねさせたいんです。

お礼日時:2015/07/08 21:54

言うなれば「船」のような乗り心地です。

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この回答へのお礼

どんぶらこどんぶらこ

お礼日時:2015/07/08 21:53

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