「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

最近の株価の上下動ですが、今月特に急減したり、不思議です。
本来、世界の財産資産は、地球の資源ともに限りがあるはずですが、絶対量が決まっているなら、単にその中でゲームのように取り合いをしているように見えます。
下がっても戻って当然とも思いますし、何処かがデフレになればどんどん他にも影響は及ぶと思います。
そんな見方から、経済的なものの見方に疑問があり、株は持っていません。
株というものは、その程度に考えてよいものでしょうか?
それとも、将来の地球環境を予測する大きな目安になりうるのでしょうか?
すみませんがよろしくコメントください。

A 回答 (2件)

色々異論は出るとは思いますけど、株ってのは極論言えば市場主義経済を成り立たせるためにマネーゲームを制度化しただけでしょうね。

企業が事業をするためには、お金が必要ですが、何千億というお金を少数の人間が出せる訳でもなく、また出せたとしてそれに人生の全てをかけてやれる分けもないですから、市場として沢山の人たちに出してもらうことでリスク分散が働いてるのです。ただ、特に短期的な市場においては、ある特定の企業の長い目での将来性とか、今後の経済成長がどうとかよりも、マネーゲームのような感覚が大きいですから、短気と長期と、また日経平均とかTOPIXがどう動くか色々なケースがあるのですから単にその国や銘柄の将来性だけで株式市場が動く訳でないし、それを元に売買する人が全てでもないという事です。100年ぐらいの範囲での世界の成長率と株市場を見ればそういう相関は平均的に落ち着くと思いますが、わずかな時間ではそれらが異常値にぶれるのは当然のことでしょう。逆に言えば、ある異常値を示したときに、その動きの原因が何なのか、何時までにそれが正常な値に収束するのかを100%知る事が出来るならば、それを逆手に取って沢山買うなり空売りするなりすればもうけられるのです。アナリストとか大手証券会社がこぞってやってるのはこういうもうけ方もあるでしょうね。ただ、自由市場において多くの人が予想できるような原因による異常値は本来の価格より高ければあっという間に値段が下がりますし、逆に低ければあっという間に高くなって結局適正価格に落ち着くのです。その落ち着くまでの時間差を何処まで利用できるかという訳です。

インサイダー取引とか、ホリエモンが逮捕された理由とかそういうのは、一般的にはゲームで「ズル」したからと考えられるからダメなんです。でも、特に個人で株売買をしてる人や短期専門の人たちはいかにして市場を出し抜いて自分だけ勝ち抜くか、という事を目指しているわけですから、結局は違法か合法かなんてのは違法でない範囲で出来るだけのことをやったもん勝ちの所でもある訳です。ただし、市場というのはどんな天才の経済理論があったとしても理論通りに動かないということも事実であり(ゲーム理論とか囚人のジレンマ)、要するに市場を支配する心理をいかに正確によんで思いきって勝ち抜けられるかというゲームとも言えるでしょうね。少なくともここ1ヶ月ぐらいの不安定な市場は色々な市場心理、投資家心理によって左右されているのが原因でしょう。

無論長期的な面で見れば特定の企業や国の成長度合いを反映しますよ。負けても倍の値段ベットし続けるブラックジャック必勝法ってやつと同じで、絶対につぶれないだろう企業の株があったとすれば低いとき勝って高くなってから売れば損をすることは絶対にないわけです。ただ、現実的には、お金に限界があったりお金を必要とするタイミングがあるのでなかなかそこまでまって大もうけすることは難しい訳ですよ。そういう意味で言えば、沢山の金があって上手くリスク分散して行けばマイナスにならない方法がある訳ですが、せいぜい年3%ぐらいの利回りが限界でしょうね。実際は、証券会社とか銀行がコンスタントにもうけてるのは何でも突拍子もないひらめきで天才的な予測をしている訳ではなくて、沢山の資本を元に安定的にもうけてるんだと思いますけどね。

質問の答えになってるか分かりませんが、ただ数年からせいぜい数十年ぐらいのスパンであれば世界のインフレがどうとかよりもその時期の景気とかに左右されすぎると思います。が、100年単位の話であれば当然インフレしてればもうけられるから、そういう意味で言えば世界が成長し続ければ必ず儲かるでしょう。ただし、今後も経済成長するかどうかは、産業の技術革新とか新たな市場となる基盤産業(技術)によると思うので、その将来を担ってるのはまあ証券会社の大もうけしてる連中とかには縁のない実際のそういう企業で従事する開発者とか研究者になるわけでしょうね。
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この回答へのお礼

とても詳しく解説いただき、理解が深まりました。
どうもありがとうございます。
世界の動きと合わせて、勉強していきます。

お礼日時:2015/09/12 09:09

例えば、日本で一番確実だろうと思われているトヨタの株を考えます。

今は数千円ですが、みんなが確実に上がると思っているのなら1万以上になるはずです。多くの人が上がると思っていて、同じくらいの人が下がると思っているので今ので株価です。
 私が絶対に上がると思って株を買っても、多くの人が下がると思って株を売ったら下がることになります。
 そんなゲームが日本の会社だけでも何千、外国を考えたら何万もあるのです。
 地球環境の予測とは何の関係もありません。ただし地球温暖化が進むとお考えなら、それに関連した会社が儲かるだろう判断するしかありません。
 私も2500円の時にトヨタの株を全部売りましたが、今日の株価を調べたら7072円でした。持っておけば良かったと思っても後の祭りです。あの株を持っていたら1000万以上の利益が出ていたと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、分かりやすく説明いただき、ありがとうございます。
長い目で見ていきたいと思います。

お礼日時:2015/09/12 09:11

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