いけず言葉しりとり

死刑存廃問題についてのディベートを、授業で実施したいと考えてる社会科の教員です。
いままで扱ったことがなく、またディベートそのものの指導も未経験なので、どなたかのお知恵を借りたいと思います。
①そもそもですが。賛成派と反対派に分かれて討論を行うのですが、50分の授業でどのような組み立てをしたらよいでしょうか。
②死刑制度存続に賛成の生徒が7、8割になることがわかっているのですが、この割合を踏まえて実施する方策はどのようなものがあるでしょうか。
③実施後、生徒自身が討論内容の評価をおこなったり、勝ち負けの判定をさせるにはどんな方法があるでしょうか。
④その他、実施に当たってのアドバイスをください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

賛成反対派は同数にしましょう。


人数が多ければ、当然圧力が増すので不公平です。
自分の考えでない意見を主張することこと、訓練に
なるはずです

1 ルール設定
事前に明確なルールを設定しておくとスムーズに進行できます。たとえば、発言時間の制限、発言順序、反論時間などです。
ルールを可視化(ホワイトボードに書く、プリントにするなど)して、生徒が混乱しないようにすることも効果的です。

2. 準備時間
十分なリサーチ時間を与えることで、生徒が根拠を持った議論を展開できるようにしましょう。また、インターネットや図書館など、信頼できる情報源を活用する方法も教えるとよいです。
3. 進行のサポート
進行役として教師が公正にディベートを進める役割を果たします。議論が一方的にならないようにバランスを取ったり、論点が逸れないように調整するのも大切です。
4. 評価基準を明確に
どのようにディベートを評価するか、事前に生徒に伝えます。論理的な構成、エビデンスの使い方、反論のスキルなどを評価基準に含めると良いでしょう。
5. フィードバック
最後に、生徒一人ひとりに対してポジティブなフィードバックを与えることが大切です。どこが良かったのか、次に改善できる点は何かを具体的に伝えることで、生徒が次回に活かせるようになります。
これらのポイントを踏まえて、楽しく有意義なディベートを進められると良いですね!
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この回答へのお礼

両派の人数ですが、偏りが生じる場合はポジション変更して対応できる生徒を募り、調整して行いたいと思います。
1. 発言の時間設定、順序については、ご指摘のように明確化して周知させるべきですね。
2. 準備については、罪刑法定主義、犯罪と刑罰論(刑法総論から)、そして最高裁の死刑合憲の判例とその解説等々を授業で行い、教科書・副教材の資料集(かなり詳しく取り上げてます)を用いて学習させて補強し、本番に臨もうかと計画しています。
3. おっしゃる通り、進行のサポートは教員である私がつとめます。
4. 評価は生徒たち自身に行わせた方が良いのでは、と思います。

フィードバック!
「どこが良かったのか、次に改善できる点は何かを具体的に伝えること」
これは大事ですね。
貴重なアドバイス、ありがとうございます。

お礼日時:2024/09/19 01:06

大学工学部に勤めていたとき,1年生にディベートをやらせろ!という上からの指示がありました。

学科内におひとりだけディベートをよくご存じの方がいて,大反対をしました。理由は,コーディネートできる教員は一人もいないから!でした。作家の山口瞳氏の随筆に,彼自身の言葉だったか彼の先輩の言葉だったか忘れましたが「ディベートは詭弁」という表現がありました。そうかもしれません。そうならないようにするのが,司会の能力です。上で1年生のディベートに反対した先生は,ディベートについてちゃんと勉強した人が担当すべきとおっしゃってました。こんなネットで質問するのではなく,例えば社会学や教育学の先生にアポイントメントをとって,ディベートのやり方・目的などをきちんと講義してもらうべきだと思います。
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この回答へのお礼

「こんなネットで」回答するのはおやめになってはいかがですか?

お礼日時:2024/09/19 17:49

ディベートは何が正しいかの判定ではありません。


論理的思考訓練です。

だから自分の意見考えがどうなのかは関係ないです。
賛成反対は、じゃんけんやくじ引きなどで半数に分けます。

生徒に自分の考えで相手を説き伏せるのがディベートだと誤解させないことが重要です。
日本人が苦手な論理の組み立て、論証の仕方を学ばせるのがディベートの要点です。
勝ち負けは主張の「正解不正解の証明ではない」ことをしっかりと理解させるのが教師の役目です。

それが理解できないのでは、ディベートは百害あって一利なしです。
「ハイ論破!」などと言ってマウント取った気になる軽薄な人間をつくるだけです。
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この回答へのお礼

>勝ち負けは主張の「正解不正解の証明ではない」こと

それは、ディベートを行う際の前提として、生徒も理解することと思います。

お礼日時:2024/09/19 17:53

ディベートはルールの理解が重要です。



賛成と反対は希望ではなくくじ引きなどで決めます。
50分なら1試合しかできないと思います。

当日以前の授業にて、くじで3名づつ選定し、
立論者、反論者、結論者もその中で決めさせるとよいでしょう。

また証拠の提示が重要になるため、
論拠集めは事前の宿題にするのがよいでしょう。

生徒自身に判定をさせるなら、
否定されていない有効な主張がどれだけ残っているか、
残っていないならどちらが強く否定されたかを判定させ、
陪審員のように多数決にするのがよいでしょう。

判定の方法も事前の授業で教えるのがよいでしょう。
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この回答へのお礼

Thank you

お礼日時:2024/09/19 17:51

まず、50分でディベートのすべての過程(1.立論 2.反対尋問 3.反駁 4.最終弁論 5.ジャッジ)を行うのは無理があると思います。


また、死刑の存廃というのも初めての取り組みとしては重いように思います。
特に、無期懲役との関係でいえば来年6月刑法の改正が予定されている現在、議論の焦点が複雑になるような気もします。

ディベートに関する書籍、サイト、動画など、学ぶべきコンテンツはたくさんあります。
まずあなた自身がディベートについて深く学ぶところから始めたほうが良いように思います。

テーマの選定として、一時期「反転授業」が注目されたことがありますが、反転授業のコンテンツが入手できるなら、その中からテーマを探すと、ディベート本番までに参加者が充実した基礎知識を持って臨むことが期待できるように思います。
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この回答へのお礼

「反転授業」たいへん魅力的な企画ですが、私の現場でその環境を用意できそうにないのが残念です。

本番までの準備を充実させても、50分で行うのは無理がありますか。
2コマでやるにしても、それはそれで別の困難が予想されるように思います。

1.立論 2.反対尋問 3.反駁 4.最終弁論 5.ジャッジ
これは、とても参考になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2024/09/19 01:33

社会科でディベートをやる?


 ディベートは議論ではない。ただ、与えられた立場から相手をやり込めるという弁論術のゲーム、法廷ごっこのようなものに過ぎません。特に、自分の信念心情あるいは価値観や正義とは関係ない。そこを割り切って自制自律すること、すなわち、「思ってもいないことを主張する」という不誠実を押し通す覚悟が必要です。この点について明確な理解と合意ができていない人たちがやると、もとより日本の文化にはそぐわない行為であり、心理的な傷や感情的対立などの禍根を残すことにもなりかねない。
 少なくとも、どっちの立場で発言するかは自分で選ぶのではなく、コイン投げか何かで決めるべきです。また、とりわけ社会的な意義を持つ真面目な題材を取り扱うのは危険ですらありましょう。
 やるにしたって、まずは「お好み焼きをおかずにするのはアリか」だとか、「馬は魚の一種か」ぐらいの題材から練習を重ねないと。評価は丁寧かつ冷静に行う必要があり、最終的なイキオイの印象や、「自分が結論に賛成するどうか」だけで判断しないようにする。そのためには、録画しておいたのを少しずつ区切って議論して行くのが良いでしょう。
 が、そんなゲームに上達することが社会科の学習とどう繋がるんだか、さっぱりわからんですね。

ご参考:
   次の文は文法的に正しい日本語ですか:「花子はめくらだ」
という問いを多くの大学生に尋ねた所、「正しくない」と答える人が大多数でした。文法的な正しさと、社会的に不適切な用語を使っているかどうか、ということの区別すら付かないのが典型的な日本人です。すなわち、言葉そのものに関する認識がろくに形成されていない。そんな文化においてディベートやその評価を行うには、弁論の素養を持つ選ばれたメンバーがさらに相当の訓練をしなくてはならんでしょう。
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この回答へのお礼

あなたの持論はわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2024/09/19 01:33

参考になりそうな記事を見つけましたので共有させていただきます。


https://matsukogoto.com/class-discussion/

共有ページを見ていただくので充分かもしれませんが、
せっかくですので、私の個人的な意見も下記に記載いたします。
①役割決め5分 意見Aの主張5分 意見Bの主張5分 作戦時間10分 意見Bから意見Aへの質問5分 意見Aから意見Bへの質問5分 最終答弁10分 判定5分 (計50分)
②7:3ならそれで意見を討論を行ってもいいのではないでしょうか。ただし、判定員を選出する場合は、平等な判定を期すため、双方のグループから選出してください。それによって、少数意見派の人数が極端に減ってしまう場合は、数名ほど調整する必要があるかもしれません。
しかし、絶対に5:5で討論しなければいけないということは無いと思います。
③判定員による判定が良いと思います。平等を期すために各グループからランダムで選出される人が望ましいでしょう。
④議題が少し重いのではないでしょうか。対象は小学生ですか。中学生ですか。議題の内容としては高校生くらいの中身だと思いますが、一般的に討論会の授業は小学生でやるものですよね。小学生のテーマにしては少し内容がヘビーだと思いますし、過激で不健全な議論になりかねません。(中学生ならまだ分かりますが、それでも微妙なところだと思います。)
当たり前ですが、死刑にされた経験も無ければ、死刑裁判を目にした経験もないでしょうし、常に想像の域を超えない討論にしかならないところもあまり建設的とは思えません。
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この回答へのお礼

「役割決め5分 意見Aの主張5分 意見Bの主張5分 作戦時間10分 意見Bから意見Aへの質問5分 意見Aから意見Bへの質問5分 最終答弁10分 判定5分 (計50分)」
これはたいへん参考になります。

また、判定者・ジャッジを生徒に行わせ、その際に双方のグループからこれを選出するということ。
いい案ですね!

ありがとうございました。

お礼日時:2024/09/19 01:14

アナタ本当に社会科の教員? 本当に免許持ってる?


って思うような内容が一部含まれてるんですけど、
そもそもディベートって、そんな1時間2時間で完結させられるほど簡単なものではないですよね
それにディベートってその主張が正しいか正しくないかを判定させるんじゃなくて、
より納得できることを言ってる方を「尤もらしい」とするものであって、勝ち負けを決めることですらない
だって世の中には、誰しもが勝手に「正しい」と思い込んでいるだけで、実際には議論の余地がいくらでもある事象って山のようにありますから
死刑制度について先ずはざっくりと教え、それを元に本人たちに調べさせる
そして調べたことを元にして発表させる(そもそも死刑って単に死刑囚の首を吊るってだけの単純なことでもないですし)
これだけです
それにディベートって本人の本来の賛否を問わず強制的に賛成と反対に分けることで、逆に新たな気付きを与える方法です
勝ち負けの判定も生徒たち本人にやらせないと意味がありません
要は死刑制度に対しての反対意見が思わぬ面白い材料を見つけてきたら、クラスの生徒全員が「やっぱり死刑制度ってダメだよね」って思うようになるかも知れません
なので、敢えて「じゃあ、死刑制度を廃止すべき理由って何だと思う?」と投げかけてもいいんじゃないでしょうか
チーム分けをするにしても、成績上位の子を敢えて反対派に振るとどうなるでしょうね
日本の教育は暗記型で教師の言ってることをノートに取ってテストで点を取れば評価、って意味の無いことをやってるからディベートになると途端に弱くなるんです(諸悪の根源は文科省ですけどね)
なので、別に2コマ、或いは3コマ分割いても価値のあることだと思います
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この回答へのお礼

公立高校の教員です。全日制普通科のいわゆる進学校。「公共」の授業です。

「勝ち負け」を「決める」ものではないから、ディベートは成立するものと理解しています。
賛成にせよ反対にせよ、知識の精度、論旨の展開、説得力等の評価を生徒自らにさせたいと考えています。制度のレクチュアは行った上で、賛成か反対かの意見もあらかじめ採っておきます。
単位数や総授業時間数の制約から、ディベートそのものに2、3時間も使えない事情があります。

ここで私が求めているのは具体的なアイデアや手順についてです。

お礼日時:2024/09/18 16:06

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