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ピアノについて

今、リストの忘れられたワルツに挑戦しているのですが、なかなか出来なくて…

あの曲の難易度など、ピアノに詳しい方がいれば、ご回答お願いします!

出来れば、他の曲と比較などをして説明していただけるとありがたいです!
どなたかお願いします…

質問者からの補足コメント

  • リストの忘れられたワルツは、どの曲よりも難しい、また、どの曲よりも簡単などという説明をいただけると嬉しいです!

      補足日時:2015/09/29 12:54

A 回答 (2件)

こんにちは。



質問が出たときから見てはいたのですが、内容が少し漠然としていたので、回答を見送っていました。途中で補足がありましたが、「難易度」という明確な線の引けないものや、ほかの曲との比較を質問するよりも、具体的にどの部分がどういう風に弾けないのかとか、今までにどんな曲を弾いているのかを書いた方がよかったのではないかと思います。

たぶんこのまま追加の回答はつかないでしょうから、いくつか書けることを書きます。

「忘れられたワルツ」(第1番だと思います)は、リストの作品の中ではおそらく最もやさしい部類に入ると思います。ただ、そうは言っても大ピアニストの作品です。楽譜は一見やさしそうに見えますし、右手は複数の音を弾くことはあまりなく、ほとんど単旋律だけ弾いています。しかし、最初に出てくる旋律は9度の音程にまたがっていて、同時に、短い親指や小指が黒鍵を、その間で長い指が白鍵を弾く個所があるので、弾きにくく感じてもおかしくありません。あるいは、黒鍵ばかり弾くパッセージで、手のポジションを変えなければいけないところなどもうまくいっていないのかもしれませんし、終わりの方の左手の和音の伴奏で、4と5の指の間で往復しなければならないのも弾きにくいと感じているかもしれません。ほかにもまだあるでしょう。

ほかの方の質問への回答で、ショパンのワルツ作品64の2やベートーヴェンのテンペストを挙げているのを見かけましたが、これらの曲は自分で弾いたことがあるのですか? これらと比較するなら、「忘れられたワルツ」は少しレヴェルが高いと思います。必ずしも差がうんと大きいというわけではないのですが、おそらく、ここを乗り越えるためには、演奏法や練習法を見直さないといけないのではないかと推測します。実際に目の前で演奏を聞かないと確かなことはわかりません。

ショパンが初心者の生徒にピアノを教えるとき、5本の指をそれぞれ、ミ、ファ#、ソ#、ラ#、シ、の5つの鍵盤に置いて練習を始めさせたのは有名な話です。なぜそれがいいかというと、短い親指と小指が白鍵に、その間の長い指が白鍵より奥にある黒鍵に置かれ、自然な手の形が保てるからです。白鍵ばかりのハ長調は、楽譜を読むのは楽ですが、必ずしも一番演奏がやさしい調というわけではないのです。難しい曲になってくると、調に関係なく、短い指で黒鍵を弾くと同時に長い指で白鍵を弾かなければいけなくなるパッセージが多くなります。ショパンの作品64の2やベートーヴェンのテンペストなど、大ざっぱにいうと中級の前半ぐらいの曲には、こういうパッセージはあまりありません。

リストに出てくるようなパッセージをこなすためには、まず5本の指の力の「均一化」が必要になります。均一化と言っても、もちろん指の形や手の構造の関係で、完全に同じにすることはできませんが、ある程度近づけなければなりません。それから、「やわらかい手」が必要です。手を広げた形で、指の長さと鍵盤の位置が弾きやすい関係にならない場合、手の角度や前後の位置などを瞬間的に調整できなければなりません。手首や下腕に力が入って固くなっていると、そういう柔軟な対応ができなくなります。

ハノンは全巻やっていますか? スケール(音階)とアルペッジョ(分散和音)は、24のすべての調でやりましたか? もしまだなら、まずスケールとアルペッジョは全調でやりましょう。指の力の均一化の練習は、本当は先生の指導のもとでやった方がよいのですが、もし独学でやっているのなら、ハノンの第1番から何曲かを、ハ長調以外の調に移調して弾いてみてください。最初はト長調とかヘ長調など、調号の少ない調から始めて、ニ長調、変ロ長調、イ長調、変ホ長調と、調号の多い調に進みます。そのとき、指使いは常にハ長調の楽譜の指使いのままにします。だんだん弾きにくくなってくるはずです。この練習は難しいので、ゆっくり片手ずつやってください。音が出しにくい個所があったとき、強引に強い音で弾こうとすると手首に力を入れてしまいがちです。そうではなく、指を付け根から動かして打鍵することに注意してください。それと、椅子への座り方と姿勢にも注意すること。上半身が腹筋で支えられていないと、手首や腕に余計な力を入れやすくなります。指を動かす筋肉は指にあるのではなく、手首から肩まで伸びています。手首に力が入っているとこれがうまく動きませんから、何時間練習しても指の力は強くなりません。

今の説明は、言葉で読むのは簡単ですが、感覚的に体得するのはやさしいことではありません。また、今のあなたの技術レヴェルにあっているかどうかは、直接見ない限り判断はできません。方法を間違えると手の故障につながりますので、少しやってみて無理なようなら、チェルニーなどを地道にやることです。もちろん、先生について勉強するに越したことはありません。
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この回答へのお礼

すごく丁寧に教えていだだいて、ありがとうございます!

練習しているうちに、なんとか弾けるようになりました…笑

ショパンのワルツなどは、Tastenkastenさんが言ったように、実際に弾いたものです。
本当に、それらの曲よりもむずかしかったです。

教えてくださった通り、指を強化する基礎練習を頑張っていきます!

ありがとうございました。

お礼日時:2015/10/04 19:58

音符は読めますか?


積み重ねが大事だと思いますよ。
他の簡単な曲から練習してみて下さい。
バイエルの練習頑張ってみてはいかがですか?
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