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簡単な文ですが、次のような文があります。

Den Toaster kann man reparieren. Ich nehme ihn mit in die Uni und morgen bekommst du
ihn zurueck.

ここで使われているmitnehmenという分離動詞ですが、分離の前綴りmitが文中にあります。分離の前綴りは必ず文末にくるものだと思っていましたが、そうでないことがあるのでしょうか?それとも会話ではよくあることでしょうか?文末に来ない形は初めて見た気がします。

A 回答 (5件)

テキスト確認しました。

すみません、今回は私が回答を急ぎすぎたかもしれません(仕事の真最中なものですから)。
mitが文末にない、という指摘につられてつい副詞のmitを連想しましたが、これはmitnehmenでよいような気がします。分離動詞の前綴りが文末に来るというのは、原則としてはその通りなのですが、そのあとにさらに文章を付け加える形というのはあります。たとえば、dassとかweilで始まる複文でも、動詞は文末に来ますが、文が長い場合は途中で動詞を言って一度文を閉じてしまい、そのあとにさらに文を付け加える形というのはしばしばあります。Ich nehme ihn mit in die Uni und morgen bekommst du ihn zurück.という文は長くはありませんが、口語の場合、分離動詞の前綴りを言うのを文がすべて終わるまで待つのは面倒くさいものです。ですからこのように、Ich nehme ihn mitと言って文を一旦終わらせた後にin die Uniと付け加えるということはごく普通のことです。会話として耳で聞いていたらすぐわかったかもしれませんが、文字で読んでいたのでつい考えすぎました。先日の件で、NHKのテキストに少し不信感を抱きすぎたせいもあります。

Ich streiche die Zeile aus dem Text weg.
Ich streiche die Zeile weg aus dem Text.

口語なら、下のような形はよくあります。
回答No.1最後の、分離動詞mitnehmenを使った場合と副詞mit+nehmenを使った場合の意味の違いの説明はちょっと見当違いでした。
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混乱させてしまい申し訳ないのですが、今回の例はmitnehmenととっておいても問題はないかも知れませんが、文法上の説明のしかたとして、この文の中のmitとnehmenを、分離動詞のmitnehmenが分かれたものととるか、副詞のmit+動詞のnehmenととるかは、必ずしも明確にできないような気がします。

どちらも可能かもしれません。たとえば、mit nach Hause nehmenという言い方がありますが、この場合は、mitは副詞です。下の例文は、動詞nehmenの用例として出ているものです。

http://wortschatz.uni-leipzig.de/cgi-portal/de/w …

例えば次の文のmitは副詞です。

Einige von uns konnten auch Autogramme der Schauspieler mit nach Hause nehmen.
(konntenという話法の助動詞を使っているので、mitnehmenなら分離せずにそのまま文末に来なければいけません。)

分離動詞mitnehmenを使った場合に、文末にあるべきmitのあとにさらに文が続く例は、"ich nehme * mit in"で検索すると非常にたくさん出てきます。ただし、この中にも、mitnehmenではなく、副詞mit+nehmenと考えられる例もあります。明確な識別はなかなか難しいような気がします。文法に詳しいネイティヴスピーカーにきかないとわかりませんが、文が短いにもかかわらずmitが途中にある場合、私の感覚では副詞的な印象を受けます。

"ich nehme * mit in"検索結果
https://www.google.co.jp/?hl=ja&gws_rd=cr,ssl&ei …

次のような例ならはっきりします。

Ja, ich nehme einen Partner mit in mein Geschäft auf!

この場合は、aufnehmen(採用する)という別の分離動詞が使われているので、mitは明らかに副詞です。次のような例も、副詞的な感じです。

Ich nehme diesen Film mit in das Wochenende.
Ich nehme diesen Blick mit in meine tägliche Arbeit

nehmenを現在完了形にし、語順を変えて検索してみたのですが、その結果から言うと、mitが途中にある文の場合、やはり副詞と解釈できると思われます。もし分離動詞mitnehmenを使った現在完了の文なら、過去分詞mitgenommenが必ず文末に来ますが、下の例はそうなっていないので、使われているのは分離動詞のmitnehmenではなく、nehmenと副詞のmitであることに疑いはありません。

Ich habe euch mit in die Küche genommen.
Ich habe Quentin mit in die Oper genommen.
Ich habe ihr Körbchen mit in Schlafzimmer genommen.
Ich habe es mit in die Schule genommen und dann mit nach Hause.
Ich habe dein Handy mit in mein Büro genommen.

https://www.google.co.jp/?hl=ja&gws_rd=cr,ssl&ei …

回答が二転三転して申し訳ありませんが、上の例から考えると、NHKのテキスト中のmit in die Uniという語順も、副詞のmitと解釈することが可能です。まあ、意味としては同じようなものなので、おそらくネイティヴスピーカーは、文法的にどちらかということはあまり意識せずに話しているのではないかと思いますが、私の解釈はやはり最初の回答No.1に書いた通り、副詞のmitです。NHKは、このような語順テキストを初級で扱うのなら、ちゃんと説明をするか、このような語順の例文は避けるかした方がよいでしょう。テキストを執筆しているドイツ人スタッフに、外国語としてのドイツ語教育の観点がやや足りないのかもしれません。また、前回の質問などからも感じますが、執筆者と講師の間でも、十分な確認ができていないような気がします。どうもNHKには振り回されます。
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この回答へのお礼

Tastenkasten先生、何度もありがとうございます。おかしなことが起こるものです。
3時過ぎにお礼を書き込みベストアンサーを選んで締め切った筈ですが、そのお礼(ちゃんと反映されているのを確認していました)が消えていましたし、先生の5番目のご回答はそのときはありませんでした。あとで時間を見て締め切った時間の方が遅かったのにと思いました。しかも締め切っているのにこうしてまだ書き込めています?どうなっているのかよくわかりませんが・・・

>NHKのテキスト中のmit in die Uniという語順も、副詞のmitと解釈することが可能です。まあ、意味としては同じようなものなので、おそらくネイティヴスピーカーは、文法的にどちらかということはあまり意識せずに話しているのではないかと思いますが、私の解釈はやはり最初の回答No.1に書いた通り、副詞のmitです。NHKは、このような語順テキストを初級で扱うのなら、ちゃんと説明をするか、このような語順の例文は避けるかした方がよいでしょう。
おっしゃる通りですね。先ほどの消えたお礼に同じことを書き込んでいました。
完了形で検証するというのはさすがです。そうですね、やはり先生の最初のご回答が適切だと思います。
お忙しい中、親身なご回答をいただき恐縮です。お陰様でmitの知らなかった用法を勉強できました。

お礼日時:2015/11/18 19:27

またまた補足です。


もう一度テキストの内容を確認しました。アンネッテという女性は、トースターを電気屋へ持っていくのではなく、大学で自分で直すのですね。これではっきりしました。mitnehmenで間違いありません。回答No.2に書いたように、通常文中の分離の前綴りや複文の動詞などを早めに言い終えてしまい、そのあとに付加的な情報を付け加る文は頻繁に出てきます。この文の場合、in die Uniのところで文が終わらずさらに先まで続いていたので、ちょっと錯覚しました。
11月のテキストはダウンロード購入していますので、テキストの場所を質問の際に書いていただくと、確実な回答ができると思います。
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この回答へのお礼

>分離動詞の前綴りが文末に来るというのは、原則としてはその通りなのですが、そのあとにさらに文章を付け加える形というのはあります。たとえば、dassとかweilで始まる複文でも、動詞は文末に来ますが、文が長い場合は途中で動詞を言って一度文を閉じてしまい、そのあとにさらに文を付け加える形というのはしばしばあります。Ich nehme ihn mit in die Uni und morgen bekommst du ihn zurück.という文は長くはありませんが、口語の場合、分離動詞の前綴りを言うのを文がすべて終わるまで待つのは面倒くさいものです。ですからこのように、Ich nehme ihn mitと言って文を一旦終わらせた後にin die Uniと付け加えるということはごく普通のことです。

やはり口語ではよくあることなのですね!
それにしても分離動詞の練習をさせようというのに、分離の前綴りが文中にあるような文を載せていて、それに対して何ら解説がないということはおかしいと思います。初級者は混乱するでしょう。

お忙しい中にご回答いただき恐縮です。急ぎませんので、これからはどうぞご自分のお仕事のご都合に合わせてくださいませ。ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/18 16:01

もう一点。


in die Uniという方向を表す4格の表現を伴っているので、そういう意味でも「持っていく」という意味のmitnehmenでよいと思います。
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これは分離動詞のmitnehmenではないです。

mitには、前置詞以外に副詞としての用法があり、辞書にも出ていますので御覧になってください。ここではたまたまnehmenという動詞と一緒に出てきたのでmitnehmenと混同しやすいですが、以下のようなほかの動詞と一緒に使われる例を見ればわかると思います。

Er stimmte mit in den Chor ein.
彼も一緒に合唱団に唱和した。

Das musst du mit berücksichtigen.
君はそのこともまた考慮しなければいけない。

副詞であって分離動詞の前綴りではないので、文末ではなく、副詞の位置に来ます。
では、ここでなぜ分離動詞のmitnehmenを使わず、普通のnehmenと副詞のmitを使っているかということになると、少し微妙な話になります。mitnehmenは、辞書には明確な説明はありませんが、自分の特定の目的のために一緒に持っていくというニュアンスだと思います(ほかにも、誰か人をいっしょに連れて行くとか、ついでに何かをするなどの意味もあります)。たとえば、ファーストフード店で何かを買って、そこで食べずに持っていく場合はmitnehmenです。図書館から本を借りて帰ることもmitnehmen、泥棒が盗んだものを一緒に持って行ってしまうこともmitnehmen(これは口語的表現)と言い、どこか別の場所へ持っていく、伴うという行為自体を表現します。Ich nehme ihn mit in die Uni und morgen bekommst du ihn zurück.という文の場合、持っていくというほどではなく、一緒に(荷物として手に)持つ、という意味でnehmenを使っています。カバンなどを持ったり、荷物を背負ったりする場合に使うnehmenと同じです。

den Rucksack auf die Schultern nehmen
die Tasche unter den Arm nehmen

ここでは、他人の壊れたトースターを修理に出してやるために、大学へ行くとき「ついでに持つ」という軽い意味で、「持っていく」という、「ともに移動する行為」に重点がないために、mitnehmenではなく、nehmenになっていると考えることができます。もしここで分離動詞のmitnehmenを使って、Ich nehme ihn in die Uni mitと言うと、「トースターを大学へ持って行く」という意味が強くなってしまいそうです。大学内で修理するのならこれでもよいかもしれませんが。
副詞としてのmitの使い方は見落としがちです。われわれはこういうことを言うとき、auchとかzusammenを使いたくなりますが、mitを使った表現の方がスマートなことも多いと思います。意外に使いこなしにくい表現ではあります。
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この回答へのお礼

Tastenkasten先生、早々のご回答ありがとうございます。

そうですか、mitnehmenは分離動詞ではなくて、mitは副詞というわけですか!
先般の指示代名詞と関係代名詞を取り違えていたことに続き、また簡単な文で誤解をしていたことをとても面目なく思います。
辞書に副詞としての用法が出ていました。先生のよい例文もこの際覚えようと思います。

Das müssen wir mit berücksichitigen. Wir waren mit dabei.などですね。副詞としての用法は私にはなじみの薄いものでしたので、Wieder was gelernt! です。ありがとうございます。
しかーし、です。またNHK批判になりますが、テキストの説明で>mitnehmen(一緒に持っていく)は4格を取るので、男性名詞der Toasterは4画格の形den Toasterにします。
mitnehmenは分離動詞で前つづりの部分はmitです。と書いてあるのです!
その次には>Anette nimmt den Toaster mit. mitnehmenは分離動詞なので、mitを切り離して文末におくことを忘れないでください。とあります。

このスキットの設定はAnetteという女性は大学でロボット工学を学ぶ学生ということになっています。それで、恋人が働くレストランで朝食をとっている時にトースターが壊れていることに気づき、大学に持って行って修理をして、明日返すと言っています。

このスキットは初級編のものです。副詞としてのmitを頭に置いているわけではなくて、分離動詞を説明する意図を持っているものと思います。
どうやら、スキットを作るのはドイツ人で日本語の解説は日本人の教授で、各々は日本語とドイツ語の能力がそれほどでもないので、監修の時にも齟齬があることに気がつかないのでは?と思います。どちらも慶応大学の教授ですが・・・

お礼日時:2015/11/18 00:18

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