No.2ベストアンサー
- 回答日時:
言葉なので「厳密な違い」は難しいでしょう。
ネット上の辞書によると:
https://kotobank.jp/word/%E7%89%B9%E5%88%A5-582872
とく‐べつ【特別】
[名・形動]他との間に、はっきりした区別があること。他と、はっきり区別して扱うこと。また、そのさま。格別。「―な(の)準備」「―な(の)感情は持っていない」「―に許可する」「―サービス」
[副]
1 他と、はっきり区別されるさま。物事の状態・性質などの度合いが群を抜いているさま。格別。とりわけ。特に。「今日は―暑い」
2 (下に打消しを伴って)これといって。それほど。「―することもない」
https://kotobank.jp/word/%E7%89%B9%E6%AE%8A-582581
とく‐しゅ【特殊】
[名・形動]
1 性質・内容などが、他と著しく異なること。また、そのさま。特異。「―な細菌」「―な事件」
2 機能・用途・目的などが限られること。専門・専用であること。また、そのさま。特別。「―な技能」「―な装置」
3 限られた範囲のものにしかあてはまらないこと。また、そのさま。「―な原理」⇔普遍。
4 論理学で、個別を下位に、普遍を上位にもつ概念。例えば、「ソクラテス」(個別)と「人類」(普遍)に対する「ギリシャ人」。
これだと、あまり違いが分かりませんね。
私の感覚では、
・「特別」は、あるカテゴリーの範囲内で、他と区別するもの。「意図的に分ける」「区分する」ニュアンスが強い。
列車全体の中で、「普通」と「急行」に分け、その急行の中でさらに「特別急行」=「特急」。
・「特殊」は、カテゴリーそのものを他と区別するもの。あるいは、カテゴリーの中であっても、見た目・内容が明らかに他と異なっていて、意図的に「区別」しなくとも明らかに「別」なもの。
上の辞書にもありますが、「特別」→格別、「特殊」→特異、と言い替えると、ニュアンスの違いが分かると思います。
No.3
- 回答日時:
・特別⇒他とは明らかに違うこと。
・特殊⇒他とは明らかに変わっていること。
「桜は、日本人にとって特別な花だ」は、「桜は、日本人にとって、他の花と明らかに違う重要性を持っている花だ」といった意味。
「桜は日本人にとって特殊な花だ」とは、あまり言いません。
「変わっている」わけではないので。
「ウツボカズラは、虫を食べる特殊な植物だ」は、「ウツボカズラは、虫を食べるという明らかに変わった植物だ」という意味。
ただ、発言する人によっては、「虫を食べる」という習性について、「他とは明らかに変わっている」ではなく、「他とは明らかに違う」と解釈することもできるので、その場合は、「ウツボカズラは、虫を食べる特別な植物だ」と言うこともある。
つまり、「特殊」は「特別」という概念に含まれている(特殊<特別)と考えて良いと思います。
概念が重複する部分もあるため、厳密な区分をするのが難しくなるのでしょう。
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