No.1ベストアンサー
- 回答日時:
いま中国では「サプライサイドの構造改革」という言葉が良く使われます。
鉄鋼や自動車等の過剰設備を抱え、政府(=共産党)としてはサプライサイド(供給側)の縮小を図りたいのはやまやまだけど、生産縮小によるリストラや国営企業の削減をやると社会不安に直結することを一番恐れています。
となると過剰設備を活用するには当面「輸出」の強化しかなく、そのためには「元安」が絶対条件です。しかし安易に元安に走ると止めどなく下落していく(フリーフォール)恐怖心もあり、なかなか手が打てないという状況ではないですか。
このまま中国の株安、元安が続くと、世界経済に大きな悪影響を与える恐れがあります。
この回答へのお礼
お礼日時:2016/01/08 22:44
手を拱いている、という状況なんでしょうかね。
よく言えば「様子見」なんでしょうが。
しかし、米国もこの状態を容認している気配はありませんか?
「協調」とまでは行かないにしても。
No.2
- 回答日時:
随分介入してますよ。
それによって12月末時点の中国の外貨準備高は3兆3300億ドルで、前月末時点と比べて1079億ドル減少しています。No.4
- 回答日時:
人民元は昨年IMFの構成通貨の一つに加えられました。
これは中国当局がかねてから望んでいたことです。途上国各国に経済援助をし自国の経済圏を広げようと企むこの国にとって、目下の急務は国際社会の信用と注目です。そのため自由主義体制ではないとしても、あまりおおっぴらに経済介入できなくなってきたのです。これは一方では共産党独裁政権にとっての危険信号かもしれません。そのために周政権は国内的に弾圧を強め、国際的には軍備の増強に努めているのです。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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本当のところ、元買介入に走るためのドルが枯渇しているって事はないんでしょうか?
つまり、公表している外貨準備高は全くの嘘だ、という。
一般的には元が安くなれば輸出産業にはプラスに働くのでしょうが、米国によるドル回収を受けて元の価値低下が進んでいるようです。
中小の玩具工場でも、支払いを受けるのはドル建て決済を取引の条件としているとか。
いままで元はドルペック制を基本にしてその価値を維持してきましたが、もうついていけなくなったのか?それとも国際通貨化をにらんで、その必要がなくなったと早とちりしたのか。
深謀遠慮と策略が中共の持ち前ですから、ここでこのまま沈む一方というのも考えづらい。
常識的な経済学ではとても先が読めないなか、日本の大手証券会社ではいまだに香港市場経由の中国株販売に力を入れている。
いったいどうなっているのでしょうかね?