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文部科学省が日本人の姓名の在り方というのを見たんですが
日本人の姓名については、ローマ字表記においても「姓―名」の順(例えばYamada Haruo)とすることが望ましい。なお、従来の慣習に基づく誤解を防ぐために、姓をすべて大文字とする(YAMADA Haruo)、姓と名の間にコンマを打つ(Yamada,Haruo)などの方法で、「姓―名」の構造を示すことも考えられる。

望ましい や 考えられる とありますが、
ただ、そう思うみたいな考え方でそれが世界中に反映や定義されることはありませんか?
実際現在の考え方で日本人の名前を英語表記する際は名姓の順で定義としては合っていますか?
気になったので質問しました。

A 回答 (7件)

欧州など多数の言語が普通に利用されている地域であれば、


Surname(Family name)、First Name(Given Name)などと各書類やWEBフォームに書かれています。
悩む心配はないです。

>そう思うみたいな考え方でそれが世界中に反映や定義されることはありませんか?
これは書類(WEBフォーム)によるので、一概には回答できません。
First Nameを先に書くことが経験的には多いですが、そうとも限らないですよ。
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「国際化」というか社会的に「正解」とされる考え方は時代によって違います。



日本の国際化はある意味「早すぎた」のです。
明治に日本が国際化したときに「国際化の正解」は西洋化することでした。
そのため、日本は苦労して、西洋文明を取り入れ、暦法も西洋のものを取り入れ、服も変え、法律も整え、外国語も一生懸命取り入れました。その際に、外国=西洋で通用するように、名前-苗字の順番で名乗るように学校でも教えたのです。

その結果、負けたとはいえ、アジアで唯一の国際連盟常任理事国までなったわけです。

しかし、戦後から最近にかけて、考え方が大きく変化しました。

大きな理由は、戦後に独立した途上国がそれなりに力をつけ発言力を伸ばしたことです。「もう先進国が引っ張っていく時代ではない」としてサミットもG20の規模で開かれることもあります。

このようなグローバルスタンダードを見た時に、戦後に独立したアジアの国々では、欧米でも苗字-名前のまま名乗っているほうが普通になってきています。たとえば習近平は中国語そのままXi Jinping:シー・ジーピンですし、金正恩も Kim Jong-un:キム・ジョンウンです。アジアで欧米に合わせて姓名をひっくり返すのは日本人だけ、になってきているのです。

また、暦法も日本のように新暦の1月1日を正月とするのは、アジアで日本だけです。ほかの国は日本でいう節分、旧暦の1月1日に相当する日を「正月」として今でもいわっています。そういう文化だからです。

最近、日本も「内なる国際化」ということで、日本の中での国際化を政策として進めつつあります。その中には「日本の文化として捨ててはいけないもの」の見直しも入っているわけです。

日本人が日本人として外国でも活躍する。アジア人がアジアの文化を維持しながらグローバルスタンダードに対応していく。という考え方が主流になってきているので、日本も姓-名の順に直そう、としているのです。

後100年ぐらいして、アジアが国際社会の中心になったら、西洋人が「私の名前は、クルーズ・トムです」とアジア式にしているかもしれませんよ。
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名前の書き方に定義というものはありません。

慣習で決まっているだけです。しかし国際社会で共有されている理念に日本の慣習が反している場合は問題になります。ローマ字表記で「名-性」の順にしている日本の現状がまさにそうです。国語審議会の答申はそれを放置できないと判断して出されたものでしょう。「望ましい」などの表現で方向性を示しているだけに見えますが、本当は「改めないと国際社会で恥をかきますよ」という警告と解釈するべきかもしれません。

日本人の名前は「姓-名」の順で書くべきだというのは100年前から言われていることで、姓を全部大文字にする方法が知られていなかった時代には、欧米人の誤解を避ける苦肉の策として Yamada-Haruo のような書き方も行われていました。
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現在、西ヨーロッパに住んでいます。


こちらでもヨーロッパ以外の国からの移民や永住者について、名前と姓が判別しにくいという問題があるようで、「姓はすべて大文字で書く方が誤解がない」と教えられました。してみると、
> 姓をすべて大文字とする(YAMADA Haruo)
というのは日本の文部省の独自の考え方ではなく、ある程度グローバルに通用するルールと言えそうです。

そして、姓を大文字で書くというルールが海外でも通用するなら、表記の順序は名姓でも姓名でも誤解が生じなくなるので、どちらでもOKでしょう。あとは「日本人名は日本語の慣例に従って姓名の順で書く」という考え方をとるか、「相手国の慣例に則った順で書く」という考え方をとるかだと思います。
なお個人的には、特にパスポートなどは、それを見せる対象の国・言語を特定できない以上、日本語の慣例どおりに書く方が理に適っていると思いますが、いかがでしょう?
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言葉や言葉の表現方法というものは、誰かが作ったルールによって規定されるものではないと思います。


その言葉を使う大衆の「うねり」によって変えられていくものですね。
元来間違いとされていた言葉使いが、多くの人に使われることによって「間違い」ではなくなります。
「やばい」という言葉が「非常に良い」という意味を獲得したように。
日本人の姓名の表記法はまさにその「うねり」の中にあります。
近い将来、新時代の日本人の姓名の表記法が確立されるでしょう。

それまでは、あなたのお名前の表記法はあなたに委ねられています。
いちいち説明するのが面倒なら、欧米人に馴染みの「名・姓」で名乗ればよいでしょう。
「姓・名」で名乗るなら、
「元来日本人の名前は『姓・名』の順で表されます。私は日本人ですのでその順番で名乗ります」
といった説明が必要になると思います。
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戸籍にローマ字表記が義務付けられてるわけではないですしね。


外国語でどう書くかってのは個人の自由じゃないでしょうか。所詮外国語ですし。
しかも戸籍には「ふりがな」ってのも無いですから、どう読むかも法律で決まってるわけじゃございません。「慣習」ということで。
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基本的に英語圏は名姓の順番なので、その文化圏に合わせて使われているのが基本ですね。


ただ海外でもハンガリーのように姓名の順番の国もありますので、そちらでは姓名の順番でいいと思います。
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