激凹みから立ち直る方法

雑誌などの紙面で本文中に本文の一部を抜き出し、紙面の中央に簡潔に、要約的に、見出し的にやや大きな文字で書かれる場合があります。以下のようなものです。
     ページ左半分         ページ右半分
xxxxxxxxxxxxxx........xxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxx........xxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ..................................xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ......yyyyyyy ...... xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ......yyyyyyy ...... xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ......yyyyyyy ...... xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ......yyyyyyy ...... xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ......yyyyyyy ...... xxxxxxxxx
xxxxxxxxxx ..................................xxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxx........xxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxx........xxxxxxxxxxxxxx

Q1. 雑誌紙面構成の名称について
中見出し、小見出しは通常、文章の段落の上に置かれる見出しですね。
ここのyyyの部分は何と呼ぶのでしょうか?
その他、紙面の左右のサイドなどに筆者の略歴などが書かれる場合がありますが、そのような本文以外の部分を指す一般的な名称などあるのでしょうか?紙面構成の名称を説明したWebサイトがあれば教えてください。

Q2.英文の雑誌記事を翻訳する場合
上記のような見出し的、要約的な使い方は英文の雑誌記事などではよく見かけます。それを翻訳する場合、yyyの部分が本文の一部をそのまま取り出されていた場合、日本語訳としては見出し的に簡潔に表現、意訳してもいいものでしょうか?もちろん原文の趣旨、意味は変更しないものとします。もしそのような例やガイドしたものがWebサイトなどにあれば教えてください。

Q1.Q2どちらかの回答でもかまいません。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>翻訳なので、本文と同じでも問題ないとは思っていますが、そのように表現を変えることもあるのでしょうか?



んん、申しましたように、「引用」として機能する範囲内での変更ならわりと一般的ですね。今回は、本文の表現を変えることはできないのでしょうか。#1で申しましたように、私はたいてい、「引用」と「本文」の両方を自分で訳すので、「引用」を見栄えよくするために、本文の表現を工夫しますけどね。

ちなみに、本文がその誌面に載っていないのなら、この限りではありません。実際に、そういう経験があります。内部資料の訳が、あまりにも「内部資料からの引用」にふさわしくない表現だったことがあるのですが、どのみちその内部資料の訳文は誌面に掲載しなかったので、「引用」を存分に変えました。

いずれにしても、雑誌の場合は“読み物として面白い”ということが最優先されるべきではないかと思います。
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この回答へのお礼

よく分かり、大変参考になりました。
雑誌の場合の考え方、同感です。
原作者の意図には十分注意するものの。

ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2016/05/19 19:12

>「引用はダメ」というのは、そのまま引用すれば、見出しとして簡潔なものにならないから、という意味でしょうか?



お礼を拝見しました。大変失礼しました。私も書いたあとで誤解を招きやすい表現だなと自分で思いました。私が言いたかったのは「見出しなら意訳してもいいけれど、引用なら基本的には意訳すべきではない」という意味です。そして、「引用」は本文そのままの表現になっているので、「見出し」にするにはインパクトが希薄になりがちです。

引用の例:「書いたあとで誤解を招きやすい表現だと自分で思った」
見出しの例:「悪文に反省しきりの回答者」

ところで、翻訳する場合には、基本的には原文に合わせていればいいと思うんです。つまり、原文で、本文をそっくりそのまま抜き出したわけではない英文なのだとしたら、それは「見出し」だと解釈するのが自然です。一方で、本文をそのまま抜き出していれば「引用」ですよね(ただし、申しましたように「he」を、わかりやすくするために「Tom」のような固有名詞に替えていることも「引用」でありますが)。ちなみに、ご質問のように、中央にあるのは、たいてい「引用」だと私は思います。

逆に読者の目線から言えば、読者は「見出し」を見て「わあ、おもしろそうな記事! これがテーマなのね!」と思うのが自然で、「引用」を見て「え? こんなことも書いてあるの? どこに書いてあるんだろう」と本文を捜すのが自然。したがって、「引用」があまりにも本文と違うと、この“捜す”という行為が困難になり、「引用」として機能しなくなりますよね。

ちなみに、日本の週刊誌にも、このような「見出し」と「引用」の使い分けは見受けられますよね。私なんて車内吊りを見ながら、「どうせ本文を歪曲してる見出しに違いないわ」と思いつつ、コンビニで誌面を見ながら、「この引用、どういう文脈で書いてあるのかしら」なんて捜しちゃいます。
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この回答へのお礼

詳細で丁寧な回答、ありがとうございます。素早い反応、驚きました。
今回のケースは「本文をそのまま抜き出している」ケースです。本文はやや説明的な部分なので、Pull quoteの部分は「読者の目線」でややキャッチ-的な表現も許されるかなと考えた次第です。翻訳なので、本文と同じでも問題ないとは思っていますが、そのように表現を変えることもあるのでしょうか?「Tom」の場合は適切と思いますが。

お礼日時:2016/05/19 18:08

Q1. 私も翻訳者であって編集者ではないので、こういうのはまだ勉強中なのですが、「magazine editing」「magazine layout」などのようなキーワードでググると、便利な情報がヒットします。

Wikipediaなどは見やすいですし、画像検索から辿っていくという手もあります。

>ここのyyyの部分は何と呼ぶのでしょうか?

内容によると思うのですが、Q2.から察するに、見出しというよりは「本文の引用」を入れるわけですよね? だとしたら名称自体は「quote」ではないかと思うのです。その位置が「center」ということになるのかな。すみません、Q1は自信無し。

Q2. 「見出し」と「引用」は別物ですよね。この両方を毎号で併用している雑誌はたくさんありますが、見出しは英文でも和文でも意訳可能で、引用はダメ、というのが私の理解するところです。ただ、引用でも「彼がどうしたこうしたよね」という本文を「トムがどうしたこうした」と変えて引用するのは英文でも和文でも一般的です。

逆に言えば、引用が格好付くように本文を訳すように私は心がけています。また、そのように工夫している段階で、本文の訳し方が甘かったことに気づいたりもします。結局、引用は、それだけ大事なところなので、本文でも一段と気を使うべきなのですよね。

参考URL
https://en.wikipedia.org/wiki/Page_layout
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この回答へのお礼

早速の貴重な回答をいただき助かりました。

Q1について
教えていただいた参考URLで解決しました。
名称はそこの説明にあるPull quoteで、そのリンクに飛べば、正に私が知りたい名称の説明になっていました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Pull_quote
日本語としては、goo辞書によれば「抜粋見出し」とありますが、どこまで一般的な用語かは不明です。やはり、layout technologiesなどは欧米から来たものなので、日本語としてはまだ追いついていないのかもしれませんね。
Q2について
「引用はダメ」というのは、そのまま引用すれば、見出しとして簡潔なものにならないから、という意味でしょうか?
いずれにせよ、上記Pull quoteでは、本文からの引用部分として、「抜粋見出し」の特性、役割を考慮した多少の意訳はOKと理解しました。
意訳?変形?された見出しから、本文を手直しするというのは参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2016/05/19 16:57

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