電子書籍の厳選無料作品が豊富!

数学の問題です。

(1)3x+2y≦8を満たす0以上の整数の組(x,y)の個数を求めよ
(2)3x+2y≦2008を満たす0以上の整数の組(x,y)の個数を求めよ

(1)はわかったのですが、(2)がわかりません。
全体的な流れを教えていただけるとありがたいです。あと、x=2kとx=2k+1とはどのような意味でしょうか?

「数学の問題です。 (1)3x+2y≦8を」の質問画像

A 回答 (1件)

(1)3x+2y≦8 


3x+2y=8 つまり y = -(3/2)x + 4 のグラフを書いて、x, y 軸を含む第1象限でこのグラフの下(グラフ上を含む)にある「整数の点」が何個あるか数えればよい。
 代数的に解いても、0≦x≦2 なので、これは簡単に解けます。
 x=0 のとき y≦4 - 0 = 4
 x=1 のとき y≦4 - 3/2 → 整数なら 2
 x=2 のとき y≦4 - 3 = 1

 x が奇数のとき、不等式の y の最大値が整数にならないことが分かります。

(2)3x+2y≦2008
 同じく 3x+2y=2008 つまり y = -(3/2)x + 1004 のグラフを書いて、x, y 軸を含む第1象限でこのグラフの下(グラフ上を含む)にある「整数の点」が何個あるか数えればよい。
 ただし、グラフではちょっと大変なので、この場合には代数的に求めることが必要でしょう。上の(1)の結果を見て、戦略を考える必要があります。

 つまり、xが偶数のときと奇数のときで、場合を分けて考える必要があるということです。

 x = 2k というのは、「x が偶数のとき」ということです。
 上記の y = -(3/2)x + 1004 によって x に対しての y を求める必要がありますが、k が偶数か奇数かによって、整数となる y が変わるので、これを場合分けしているものです。
 x が偶数なら y = -3k + 1004 で単純に整数 y が決まります。

 x = 2k+1 というのは、「x が奇数のとき」ということです。
 実際に y = -(3/2)x + 1004 に代入すると
  y = -3k - (1/2) + 1004
となり、これより小さい「整数」は
  y = -3k + 1003
だということが分かります。

 以上から、x=0~669に対して、偶数の場合と奇数の場合とに分けて y の数を数え、それを足し合わせていけばよいということです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!