プロが教えるわが家の防犯対策術!

サラリーマンを定年退職し、自営業(自家用電気工作物の保全)を始めたばかりです。組合に所属しており仕事仲間と月2回勉強会をして知識、技能の向上に努めていますが、その場で質問しても絶対に回答が得られない、又は質問出来ないことを以下質問します。
1.小学校の受電用キュービクルは校舎のスミで周りに樹木が茂っている場合が多いのですが、キュービクル周囲の樹木はダメといった規程はありませんか?(小動物、蔓草の侵入の点からキュービクル周囲の樹木は非常に危険です。)
2.年1回停電点検を実施する(国の指示)となっていますが、実際は実施していないのに報告書を捏造し、実施したようにする又は実施して判定値を満足出来ない結果(雨天の高圧絶縁抵抗測定等)にも関わらず、結果「良」にする人も中にはいるようです。これらは公文書偽造ですか?
3.竣工試験でメーカでの耐圧試験の記録があれば現地での耐圧試験を省略できると聴いたことがあります。出処を教えて下さい。
以上です。

A 回答 (2件)

1.樹木に関する規定は知りません。


小動物の侵入対策としてはJIS C4620(キュービクル式高圧受電設備 )で、換気口やケーブル貫通部などで10Φ以上の開口を設けないように定めています。
また、高圧受電設備規程では
「幼稚園、学校、スーパーマーケット等で幼児、児童が容易に金属箱に触れる恐れがある場所にキュービクルを設置する場合は、さく等を設けること。」を推奨事項としています。
2.役所に提出する公式書類なら公文書偽造だと思いますが、詳しくは知りません。
いずれにしても、電気事業法には違反しており、法律違反ですから罰則はあると思います。
3.電技・解釈第15条【高圧又は特別高圧の電路の絶縁性能】及び第16条【機械器具等の電路の絶縁性能】にある
「日本電気技術規格委員会規格JESC E7001(電路の絶縁耐力の確認方法等)が出処です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。とても勉強になります。

お礼日時:2016/07/18 11:16

日本電気技術規格委員会規格JESC E7001(電路の絶縁耐力の確認方法等)について補足します。


電技・解釈の第15条について、経産省は次のように解説しています。
「送配電設備設備について、絶縁性能を確認する1つの方法として、JEC,JISに基ずき工場で耐電圧試験を実施したものについては、その性能が確実に確保されるように管理され維持できることの現地据付状態における最終確認として、常規対地電圧を10分間印加することで、15-1表に基ずく現地耐電圧試験と同等であると解釈することにしたものである。」
ここに、常規対地電圧とは、需要家等が通常の運転状態で主回路の電路と大地との間に加わる電圧をいい、高圧受電設備なら線間電圧で6.6kVになります。
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この回答へのお礼

回答有難うございます

お礼日時:2016/07/18 11:16

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