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今度、視覚についてのレポートを書くことになりました。
文献を読んでいると
・視知覚
・視覚認知
という2つの言葉がでてきます。

この2つはどのように違うのでしょうか?
わかる方、できるだけ詳しく教えてください。

A 回答 (1件)

全く同じ事を言っています。


視知覚・視覚認知は、視覚情報と過去の経験記憶を元に、状況を認識する能力の事を言います。

目から視覚情報を取り込んで脳が処理するまでの過程の間に何らかの障害がある場合に良く使われる単語です。

網膜に画像が映って、視神経→視覚野→前頭連合野に伝播され、過去の経験と照らし合わせて、状況を解釈するのですが、この経路のどこかで障害が有ると、状況解釈に時間が掛かる、又は解釈出来ない状況が起こります。

例えば、弱視の人は眼の精度ぎりぎりの刺激を認知せざるをえない状況に置かれているために、健常者ならば一瞬にして認知できるものでも、弱視の場合は、「推測」という知的作用が介入してはじめて認知できることになります。

「推測」という行為は経験を積むほど情報量が多くなる為、正確度を増します。
つまり、幼少期に障害を受けた場合と、成人してから障害を受けた場合とでは大きく差があり、「いつ障害を受けたか」によって「視知覚」に関して大きな違いが生まれる可能性があります。

低年齢での発生の場合には、これに加えて視覚的認知能力を高める指導が重要になります。
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