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表千家了々斎作二畳台目の茶室ってどういう意味ですか?。

原文:寄屋造りの養翠亭や、表千家了々斎作二畳台目の茶室・実際庵などが趣深い姿で建っている。

日本語を勉強している外国人です。簡単な日本語をお願いいたします。

A 回答 (1件)

茶道のお話しですね。


「表千家」(おもてせんけ)というのは、茶道の流派の一つです。
「了々斎」(りょうりょうさい)というのは、表千家の9代目の家元(いえもと)の名前です。これは本名ではなく、「斎号」という、茶道での名前です。江戸時代後期の人(1775-1825)です。
・Wikipedia-表千家
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A8%E5%8D%83 …

「(人の名前)作」というのは、その人が作った、という意味です。したがって、「了々斎作」というのは、了々斎が作った、という意味です。

「二畳台目」(にじょうだいめ)というのは、茶道の用語で、丸畳二畳と台目畳一畳を敷いた茶室のことです。専門的なことはわからなくても良いので、そういう種類の茶室があるのだ、という程度の理解で良いでしょう。日本人でも茶道に詳しくない人は知らないことだと思います。
「二畳台目」で画像検索すると、具体的な構造がわかると思います。

つまり、「表千家了々斎作二畳台目の茶室・実際庵」というのは、詳しく説明すると、「表千家9代目家元の了々斎が作った、二畳台目の茶室である『実際庵』」ということです。
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