1歳半のシーズーを飼ってる者です。
ネット上で、一年に一回のワクチン接種は犬に負担をかけるとのことであまり推奨しないと書かれていたので昨年7月に初めてのワクチン接種(生後4ヵ月頃)をして以来、今年はまだ打ってません。
ですが、ペットホテルやトリミングに預けようとすると1年以内のワクチン接種が必要の場合が多く困ってます。
そこで質問です。
①ワクチンの抗体価検査をして抗体ができてた場合「この子はワクチン接種してる状態とかわりませんよ」という証明になりますか?またその証明ができる書類等はもらえますか?
②上記でそれを発行してもらえた場合、年1のワクチン接種を必須としているショップに提示し利用させてもらえますか?またそういった経験のある方はいますか?
③抗体価検査に費用をかけるならワクチン接種をした方が経済的という情報を見聞きしました。それについてどう思いますか?
よろしくおねがいします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
動物看護師です。
ワクチン接種は体に負担がかかるので、万が一愛するシーズーちゃんに何かあったら・・・と心配になりますよね。
①と②についての回答ですが、まず不可能に近いです。もしかしたら、証明書を出してくれる獣医師なども存在するかもしれません。しかし私が働く中でそのような獣医師は見たことがありません。勿論、病気や高齢を理由にワクチン接種を免除される場合もありますが、そういった子達はお散歩はおろか外出さえままならない状態の子が多いです。
ワクチンが何故、体に負担がかかるのか・・・。それは我々も含めた、生き物における免疫や抗体の獲得の方法にあります。生き物にとって害のあるウイルスや菌に対して、生き物は常に受動的です。侵入したら対処するというものです。つまり、体に侵入しない限りはその病気に対する免疫や抗体を獲得できません。ワクチン接種を行なっている病気は、ワンちゃんが通常かかる風邪や病気とは訳が違います。つまりはいつも持っている免疫や抗体では対抗が出来ない病気です。なので、ワクチン接種が義務となっている訳です。ワクチンは一度、病気の原因となるウイルスや菌を弱体化または殺した状態で人為的に体に侵入させます。しかし弱体化または死んだ状態なので、普通に感染するよりも簡単に免疫抗体を作ることができます。ただ、ワンちゃんは生き物です。何が起こるかわかりません。ワクチンに対してショックを起こす子もいれば、死んでしまう子もいるのは事実です。ただし、ごく少数です。
ワクチン接種は飼い主さまとしての義務であり、シーズーちゃん自身を守るだけでなく他の方が飼うワンちゃんを守るものです。
仮にワクチンが怖いからと接種をしない飼い主さまが増えたとしましょう。そうすると、今までワクチンで防いでいた感染症にかかるリスクが増します。お散歩で会ったワンちゃんは、もしかしたら感染症を持っているかもしれません。それに接触したシーズーちゃんは、飼い主さまの知らない間に感染症にかかっているかもしれません。中には感染力の非常に強い病気もあります。動物病院ではワクチン接種を怠ったばかりにその病気になって来院する子もいます。
以前、パルボウイルスという非常に強力な感染症のワンちゃんが来院しました。飼い主さまはパルボウイルスの感染経路やどんな症状でどんな病気かも知りませんし、ワクチンも接種していませんでした。なので、電話もなく、初診で普通に待合室にいらっしゃって「下痢が続いている」と受付をし、待っておられました。我々は万が一を考え、オムツをはかせて、待機してもらいました。しかしワンちゃんはそれ以上に調子が悪く待っている間に大量の下痢をしてしまい、我々スタッフは膝から崩れ落ちる勢いでした。パルボの下痢はなんとなく臭いが違います。なのでスタッフ全員「あぁ…下痢ってパルボかよ」と落胆し、ワンちゃんと飼い主さまを隔離した後、待合室に居合わせたワンちゃん全員に抗体検査とワクチン接種を行いました。全額、動物病院負担です。中にはどうしても接種ができない病気の子がいて、飼い主さまはパルボにかかったワンちゃんの飼い主さまと激しい口論になりました。動物病院側としては、ワクチン未接種の子は様々なリスクがあるので・・・来てはほしくありません。一言で言えば「迷惑」です。
もしも、お腹の中に寄生虫を持ったワンちゃんを散歩している飼い主さまがいて、シーズーちゃんが接触した時に、そのワンちゃんの糞を偶然に食べてしまい、感染したらどう思いますか?「駆虫と予防ぐらいしてよね。本当に迷惑だ」と思いませんか?あなたはその迷惑を周りに振りまく飼い主さまになる可能性があります。先も述べましたように、中には病気や高齢などの理由でワクチン接種をしたくても出来ないワンちゃんがいます。ワクチン未接種のワンちゃんの存在は、その子たちの感染症に対する脅威です。ワクチン接種はあなただけの問題ではないことをご理解ください。
中には「狂犬病を含め、ワクチン接種をしている病気なんて聞いたことない」と拒否される飼い主さまがいらっしゃいます。聞いたことも、見たこともないのはワクチン接種が今までずっとされている証です。昔は予防出来た病気で、バタバタとワンちゃんやネコちゃんが死んでいきました。フィラリア症も昔はポピュラーな死因でしたが、今は予防薬・駆虫薬が飼い主さまに浸透したお陰でめっきり見ない病気になります。
③の回答ですが、検査費はやはり高額になります。ペット保険も「治療」ではなく「健康診断」の領域に入ると思いますので、補償はされません。(ワクチンも同様ですが)全額自己負担になります。
今後ずっとワクチン接種をされなければ、免疫と抗体は徐々になくなっていきます。勿論、感染すれば別ですがね。免疫と抗体は個体差はありますが、半永久的ではありません。人でも「麻疹の抗体が云々」とニュースでやっていましたよね。
要は免疫と抗体がなくなってからどうする?というお話です。飼い主さまはシーズーちゃんの負担や病気を心配されているようですので、感染しないよう完全室内飼い(散歩も外出もなし)になります。動物病院に行く時も他のワンちゃんやネコちゃんが、病気を持っている可能性があるので、誰もいない時間に来院されるのが良いでしょう。外出も空気感染のものもあるので、外気と触れ合わないよう車での移動になるでしょう。トリミングも他のワンちゃんから病気をもらう可能性があるので、ご自分でカットされるのが良いと思います。さて・・・どうでしょうか?ワクチン接種がなければ、飼い主さまがシーズーちゃんの免疫・抗体となるよう動くしかありません。時間的にも、体力的にも、金銭的にも大変なことです。
ワクチン接種の有無は飼い主さまの自由です。
ワクチンによる体の負担や死亡例は現実としてあります。問題は何をとるか、です。ワンちゃんの幸せはワンちゃんにしかわかりません。我々人間はそれを想像し、汲み取ってやることしかできません。
ただ、自分が同じ立場になった時・・・どちらの方が辛いのか。自分だけの問題なのか。周りに迷惑はかけることはないのか・・・考えてみて下さい。
心配な気持ちもわかります。私も心配です。
心配であれば獣医師や動物看護師にとことん聞いてみて下さい。きっと飼い主さまが納得するまで話を聞いてくれるはずです。
参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。ワクチン接種が大切と知っていながらも周りに病気の子がいないので危機感が薄れていました。いざとなった時に後悔するのは打ってアレルギーになるより、打たずに病気になることだと再確認しました。信頼のできる動物病院を見つけ、毎年ワクチン接種を受けようと思います。
No.3
- 回答日時:
予防接種には狂犬病の予防接種と混合ワクチンがあります。
狂犬病予防接種を行い役所で犬の登録を行う事は、法律で義務付けられています。
混合ワクチンは、法律では義務付けられていませんが、愛犬を守るための飼い主の義務です。
混合ワクチンには3種から9種までありますが、パルボやパラインフルエンザは今でも発生率が高いのでこれらが含まれる5種は接種したいところです。
発生状況については、以下のページを参照して下さい。
http://inu-neko.net/?dog=%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8 …
8種や9種に含まれ、5種に含まれていないレプトスピラは生活環境によっては感染の可能性は低く(汚染された水を飲むことによって感染することが多い)、コロナに関しては成犬の場合は感染しても無症状の場合が多くなります。
なお、抗体価検査は非常に高価です。
狂犬病に関しては1万以上、それ以外の病気については動物病院によって異なりますが、1種2千円~1万円くらいですので仮に5種の抗体価検査をしようとしたら軽く万を超えます。しかも、各病院が限定された種類の抗体価しか検査していない場合もあります。
①、②については「ワクチン接種」を必須としているので「抗体価」では代替できないでしょう。
ワクチンに危険があると言われているのは、アレルギー反応が出る場合があるからです。
そのため、ワクチン接種は午後も動物病院が開いている日の午前中に行うのが良いと思います。こうすれば、万が一アレルギー反応が出てもすぐに病院で診てもらう事が可能です。
ちなみに我が家は5種を接種しています。
回答ありがとうございます。幼犬の時は「引っ越す可能性があるから」の理由で9種打ちましたが、とりあえず今後は5種で良さそうですね^^;
ワクチン接種の日は午前中にいき様子を見たいと思います。参考にさせていただきます。
No.2
- 回答日時:
抗体検査のことはよくわかりませんので答えになっていないかもしれませんが…
ワクチンは任意ですが、いろんな病気の予防なので、打たなかったせいで病気になって余計ワンコに負担はかけたくないので私は毎年やっています。
(どこかで、他の子から移されてしまう可能性だってあります。)
ワクチンを打って具合が悪くなった事があるなら打たない方がいいかもしれませんが、抗体は病気の種類よって持続する期間が違います。だから毎年打った方がいいと思います。
飼い主さんのいろんな意見があると思いますので参考になれば…。
回答ありがとうございます。具合が悪くなったことはまだありませんが、ネット上でその可能性があると見て不安になっていたところです。ただ今までの摂取後の様子を思い出すとただの杞憂かもしれません。ややこしいことは考えずワクチン接種に行くことにします!
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