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【溶接】溶接でアルゴンガスが使われるのはなぜですか?

A 回答 (2件)

大気中の酸素による溶融金属の酸化防止のためです。


アルゴンガスを溶融金属の周りに吹き付けることにより、大気中に含まれる酸素による溶融金属の酸化を防止します。
通常の電気溶接等でも、わざと溶融スラグ成分を溶接棒に含ませているのも、溶融スラグにより大気を遮断し酸化物生成を防ぐ目的もあります。

溶接時に金属酸化物が出来て溶融金属内に巻き込まれると溶接部の破壊靭性が低下することになるので、酸化物生成は防ぐ必要があります。
溶接時は水素(大気中の水分)も嫌うので、その低減の意味もあります。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2016/12/23 14:46

全ての溶接では無く、TIG溶接でしょ?


TIG溶接はタングステン・イナート・ガスの略で、不活性ガスを必要とする溶接です。

不活性ガスならヘリウムだって良いのですが、値段の関係でアルゴンガスが使われます。

活性ガスを使うと、温度で化学変化し、溶接金属と反応してしまいます。例えば炭酸ガスなら1酸化炭素と酸素の分解され、出来た酸素が金属と反応して酸化物になってしまう。

これでは具合が悪いから不活性ガスを使う。
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