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 こんにちは。高校2年の者です。

 夏休みの現代文の宿題で、評論文を読み、原稿用紙1枚で要約紹介し、感想を2枚以上で述べよ、というものがあります。

 私は、小説なら、楽しく読み進められるのですが、こういう説明文になると、睡魔が襲い、いつも最初の10ページくらいで読むのを止めてしまいます(10ページいけばいいほうです…)今年は去年の2倍くらいの量の宿題があるので、現代文だけに時間を避けられません…。
 
 でも、現代文の成績が悪いので(--;)なんとか、ここで名誉挽回したいのです!!なにか、読み進めるコツというものはありませんか??こんな本はどうだろうか、という本の紹介でもいいのでアドバイスお願いします<(__)>

A 回答 (2件)

こんにちは。

昔の学生です。
せっかくの夏休みなのに、宿題があってたいへんですね。早く片付けて、遊びにいけるといいですね。

思いつくままに、昔自分がやってみて効果のあった方法を書いてみます。

現代文に親しむ一番安上がりな方法は、新聞の活用です。私がやってみた方法は、朝日新聞の天声人語の切抜きでした。もちろん朝日新聞でなくていいし、コラムも何でもいいんです。

自分が好きな小さなコラムを見つけて切り抜きます。で、専用のノートに貼り付けて、次のような作業をしました。
(1)通読して、わからない言葉を辞書で調べ、書き写す。
(2)全体の主旨をまとめます。短いほうがいいです。
(3)段落ごとの要約をします。
(4)段落どうしの関係を考えて、構成を図にしてみます。自分なりの書き方でかまいません。
(5)もう一度、全体の要約をしてみて、
(6)最後に自分の感想を書きます。これは、ほんとに自由なかたちで、短くてもいいし、書きたいことが出てくれば、たくさん書いてもいいです。

けっこうたいへんな作業なので、できるだけ小さなコラムを択ぶほうがいいですし、一週間に2~3回でいいと思います。こういうことをやってみると、論理的な文章にも慣れますし、「読んで、まとめてみる」「自分の言葉で再現してみる」という力がかなり付くと思います。

要約は、1~2行の場合、原稿用紙半分の場合、一枚の場合と、いろいろ考えてみると、長い文章でも、根や幹になっているところと、枝葉の部分が見分けられるようになってくると思います。

あと、評論についてですが、一口に評論といっても「文芸評論」から、「音楽」「美術」「政治」「経済」「社会」「科学」「スポーツ」etc. を対象にしたものまで、実に幅広いので、ご自分の好きなテーマや、もっと詳しく知りたいジャンルをはっきりさせてみることも大切だと思いますよ。たとえば、小説が好きだったら、好きな作家について書いた評論を、図書館で探してみるなど、 読み通すきっかけになるのではないでしょうか?
本の探し方については、司書のかたに聞いてみてください。いいアドバイスをしてくださいますよ。。

さいごに、眠くなってしまうということについてですが、それは興味がもてないか、受身になってしまうからだと思います。先ほど書きましたように、関心の持てるテーマのものを択ぶか、もうひとつには、受身にならないように、ノートを横において、気になったところや、調べてみたいこと、おっと思った文章など、書きとめながら読むのもひとつの方法です。「参加型」の読書ですね。線を引くのもいいんですが、これは図書館の本ではできませんので、その場合は買ってくださいね。失礼ながら、念のため。。
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この回答へのお礼

 アドバイスありがとうございます(^^)

 新聞を使っての現代文強化は、中学三年生の1月1日に意気込んで始めて、10日くらいしかもたなかったという苦い経験があります…(--///)恥ずかしいです…。
 たぶん、毎日やろうと思っていたから、できなかったときにやる気をなくしてしまったのだと思います。
 もう一度挑戦してみようかな…!!アドバイスにもあったように1週間に2,3日のペースで無理無く続けていこうと思います。
 
 それから、宿題の本は、好きなジャンルが語学系なので、本屋さんで(←書きこみできるように、図書館ではなく…)探してみようと思います!!

 ありがとうございました<(__)>

お礼日時:2004/08/10 15:55

評論文って、ある人が、何か主張したいことがあるから書かれるわけです。

だから、評論文の目的は、筆者が何を言いたいのか、を読み取ることにあります。

評論文での作者の主張は、抽象的です。なぜ抽象的なのかというと、筆者はなるべく多くの人に訴えたいからです。抽象性がある方が普遍性がある。つまり、当てはまる人が増えるからということです。

例えば、「琵琶湖をきれいにしよう」という主張があったとして、それはそれで立派だし目的とか手段が分かりやすいんだけど「琵琶湖」だけに限定されてしまう。

これに対して「環境を大切にしよう」という主張は「琵琶湖」の主張よりも抽象度が少し高くなっています。その結果、ある人は山の環境、ある人は海の環境、ある人は水の環境など「琵琶湖」限定よりも当てはまる人が多くなるわけです。

というわけで、評論文には抽象的な語が付き物なんだけど、この聞き慣れず見慣れずイメージしにくい抽象的な語を用いて、抽象的な論になると、流れを追っていけずに眠くなるんだよね。

だから、この小難しい抽象的な語にくじけないことが大切です。

そのためにはどうしたらいいか。

一つには、抽象的な語だけを集めて説明している参考書も売られています。あるいは、高校なんかでは「便覧」と称す副教材を買わせられていませんか?その中でまとめて説明されている場合もあります。

でも、実は評論文は、抽象的な話だけで説明して終わりということはなく、そのあとに必ず具体例がセットで書かれます。抽象的な話だけだと分かりにくいからです。その具体例や国語辞書・漢和辞典などを手がかりにして、抽象語のイメージをまとめ上げるといいのではないでしょうか?

また、筆者の主張を読み取る際には、接続語に着目するのも良いと思います。「だから」「したがって」などの接続語の後には筆者の主張・結論が導かれやすいです。「だから」「したがって」などの次には「しかしながら」「けれども」といった逆接の接続語の後にも筆者の主張が出がちです。接続語がない場合には、その文の冒頭にどのような接続語が置かれるか、考えてみると良いと思います。

以上のような筆者の主張を読み取る作業は、慣れによってしか向上しません。解説の詳しい、自分のレベルにあった問題集を購入して、問題を解き、解答と見比べて自分の読みとり方をチェックする。読みとり方が間違っている場合には修正していく。その地道な作業の繰り返しだと思います。

実力はこなした量に比例します。倦まず絶ゆまず粘り強く取り組んでください。
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この回答へのお礼

 アドバイスありがとうございます。

 今まで、どこかあたりさわりのない文章をつくっている評論文が苦手でした。。。何故そのような表現を使っているのかがわかってよかったです^^

 筆者の言いたいことを自分なりに見つけ出すことが重要ですね!難しいけれど、頑張りますp(^^)q

 ありがとうございました☆

お礼日時:2004/08/10 21:50

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