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分散学習の効果について 勉強法についての質問


下のURLのような、分散学習やテスト効果を使った勉強法についてどう思いますか?
皆さんの意見を教えてください!!
http://www.mo-book.com/2017/01/how-to-study.html

A 回答 (3件)

まだ、開いていますようなので、コメントさせていただきます。



>分散学習やテスト効果を使った勉強法についてどう思いますか?
私は、月次だと思います。

そのリンクの実験について抜けていることがあるのです。
まず、性別、性格、年齢の違いを考慮にいれているか、ということです。
とかく、最近は、受験勉強で、塾の講師などが推奨するのは、男性型の勉強法*が中心になっています。自分でやってきた価値観だけを中心に勧める人がほとんどです。グローバルな見方がありません。

ひとの記憶には、いろんなタイプがあります。
  視覚型
  聴覚型
  空想(イメージ)型

厳密にわけられるわけではないものの、それぞれ中心になるものがあります。
男性型--一気に大量にやって、そこから覚えたものを減らしていく方法。
女性型--毎日、一つやっては、一つ戻りを繰り返していく方法。

・分散型の意味も、繰り返しの度合いというものが、たった1回違っただけで、あとの記憶が変動してくることがあること。

・分散的な学習方法を越えていくものがあること。時に、人は、一度で覚えて絶対に忘れないことがあります。PTSDは、なぜ、その時の記憶を鮮明に映像とともに、その音や言葉を一字一句を忘れていないのか。脳の扁桃体の影響であり、学習時にも影響を受けることがあります。

・脳の全体の刺激に対して、その学習の占める割合に対して、その記憶は大きく変わること。
 (幼児のピアノ教育で、足を台についている子とついていない子の上達の違いや、鼻の悪い子と健康な子との比較で学習の度合いが違うのは、脳の刺激の全体にたいする学習に占める度合が違うから)

・潜在意識と昔は言われていたが、無意識の学習記憶というものが存在している、英語塾の講師で、森沢洋介氏が、「暗記しようとしない 」ということを言われていること。

脳は、無意識で、その対象の分解・デフォルメ作業があり、それを、もう一つ別に、時間軸にそって結びつけていくような作業をしていると思われます。その分解・デフォルメがうまくいけばいくほど、記憶力がよいとも言えます。時間は、大人と子供では進み方が違います。その時間軸が壊れてしまった記憶が、PTSDだと思います。記憶には、いろんな種類があるということです。

言葉や数字が色に変化(変換)する人や匂いに変わる人。
言葉が空間にイメージになって浮かぶ人など、様々です。

テレビコマーシャルで良く出てくる『アルプスの少女ハイジ』は、夢想壁がありますが、フィクションではなく、おそらく、あれは筆者か親しい人の記憶のパターンだと思います。女の子ですが、おそらく空間把握能力にも優れているはずです。つまり、最終的には、見えないものを想像する能力こそが、知能に結びついているのではないかと思います。(コマーシャルとしては、内容的にひどすぎて、その会社の思想性が疑われます)

エビングハウスの忘却曲線というのは今から、100年以上も前に研究されたことで、それをそのまま受け入れ応用できるとは思っておりません。また、私は語学学習で、延べ時間と上達は比例するという考え方に疑問を持っています。同じ時間やっても、できる人と出来ない人の差があります。覚える時には、意思や感情が大きく影響しているのです。

詳しくは、池谷裕二氏の本を参考にすると良いです。
『記憶力を強くする』講談社ブルーバックス・新書
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この回答へのお礼

PTSDや、文字や数字が匂いに変わるなど、感情によって特殊な記憶パターンもあるということですね。ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/04 07:14

博士論文で、英単語の記憶について、かなり似たような研究をした者です。


私の研究は、英単語を最初は、30分後に復習、次は、1日あけて復習し、3回目は、3日後に復習し4回目は一週間後に復習し、というようにだんだんと復習の間隔をあけながら、復習していく、というspaced rehearsalと呼ばれる復習方法の効果の測定です。
結果は、こうした復習方法は非常に効果があることがわかりました。
ですので、分散学習が記憶には効果的というのは大いにうなづけます。
結局、忘れかけてきたところで復習すると効果的なのですよね。分散学習には賛成します。
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この回答へのお礼

研究をしていた方なのですね!さらに根拠が増えました。
ありがとうございました!!

お礼日時:2017/01/03 14:04

リンクを読んでみました。


そこに書かれていたことは実感できることが多く、また引用されている実験などについてもおそらく信頼できるものでしょう。
ただそのサイトの目的は、どうも記憶を主体とした試験勉強の効率的なやり方について書かれたサイトだという感じを受けました。
試験勉強にあたっては記憶が優先されますので、それはそれでありだと思います。
ただ学習というものは記憶すればいいというものではありません。
考え方を身につけるにあたってはある時期集中して行うことのほうが有効に思います。
多くの科目、たとえば英語でも数学でもぶっ続けで1か月くらい勉強しているとある日突然それまで、新しく視野が開けることがあります。
言い方を変えると新たな境地に達するのです。
これをプラトー(高原)に達するというのですが、これは分散学習ではなかなか得にくい経験でしょう。

学習曲線
http://www.kumon.ne.jp/hint/advice/seika.html

今、初めて気が付いたのですが、公文式というのは分散学習、テスト効果、持続的な勉強をうまく組み合わせたやり方ですね。

まあ学習=記憶ではないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!参考になりました!

お礼日時:2017/01/02 12:33

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