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生涯学習における学習の構造化ってどういうことでしょうか。たぶん公民館なんかで行われる事業の方法だと思うのですが・・
詳しく知っている方がいましたらぜひ教えてください!

A 回答 (1件)

ちょっと検索して初めて知りましたが、質問に近いのは『生涯学習の構造化―地域創造教育総論』鈴木敏正(北樹出版)ではないかと思います。


上記の本は読んでいないので内容はわかりませんが、私の知る限りでは生涯教育に関わる構造的問題については原典として1971年の社会教育審議会答申「急激な社会構造の変化に対処する社会教育のあり方について」を指すことが一般的と思われます。
70年代というと、地方から金の卵として都会にやってきた集団就職があり、好景気に乗り生産が拡大すると供に上がっていった賃金が頭打ちを迎え労働者からエンジニアが求められた時代であり、教育の必要性が求められた時代です。(ちなみにこの時期の女性は結婚→離職→子育ての流れをとりベビーブームの支えとなった)
そしてユネスコの国際線人教育会議による生涯教育の論議に影響を受け、生涯のそれぞれの時期に応じた教育の必要性が検討されるようになりました。
教育というのも、学校教育、家庭教育などに分類されるもので、公民館や図書館は生涯学習のための地域的な振興の手段(社会的教育)といえるでしょう。
また、学校教育終了後(例えば大学や大学院卒後)は社会に出て働くというのが一般的ですが、必要に応じて再度学校教育を受けるというリカレント教育や、職場における教育(OJT)、アンドラゴジーなどが現代的なテーマとなっています。
社会的な構造として、この教育を受ける権利を有していても手段を持てない(例えば教育のための費用・時間がない)、といったことで情報格差を招き新たな社会構造を生むという可能性があるということが社会的問題となります。

参考URL:http://blhrri.org/info/koza/koza_0091.htm
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この回答へのお礼

とても詳しくお答えいただいてうれしいです。私が考えていたものよりずっと深い内容でした。。教えていただいたURLも参考にしたいと思います。回答ありがとうございました!!

お礼日時:2004/08/19 01:39

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