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初等教育と義務教育の違いについて質問です。

「初等教育」とは、通常5-7歳から開始される段階の教育である。
「義務教育」とは、国・政府(中央政府・地方政府)、人(国民・保護者など)などが子供に受けさせなければならない教育であるが、ここで質問です。
「初等教育」と「義務教育」、言葉が違っていても、同じ意味合いの教育なのでしょうか?
どう違うのか教えて下さい。

A 回答 (3件)

言葉(用語)の「概念」をきちんと理解しないといけません。



「初等教育」は、「初等」「中等」「高等」などと分類した場合の言い方(この分類だと「高等学校」は「中等教育」に含まれる)、
「義務教育」は、「義務教育」と「それ以外」(自由に選択する教育)で分類した場合の言い方。

「初等教育」のうち「幼稚園」は義務教育には含みません。「中等教育」のうち「前期中等教育」に相当する「中学校」は「義務教育」に含みます。
ちなみに、「幼稚園」は「文部科学省」所管で「初等教育機関」ですが、「保育園・保育所」は「厚生労働省」所管であって「学校教育法」には含まれていないことをご存じですか?

「成人」と「大人」、「未成年」と「子供」、「学生」「学童」と「生徒」など、似たようでいて異なる概念の例は他にもいくらでもありますね。
どこで(主に法律)どのように「定義」されているか、「厳密な意味」と「一般通念」でどのように異なるかをきちんと意識しないと、「誤解」を招いたり、「偏見」「差別」につながることもあるのでご注意ください。
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初等教育とは通常「読み書きそろばん」程度の事を言います。

読み書きそろばんとは「その国の言語(公用語)の基本的な文字及び基本的な文法を学び、辞書などの使い方を覚えて、高度な文章力の基礎になる程度、算数は四則演算がすべて理解できる程度」をいいます。

日本だと(他の国も大体同じですが)小学校までの教育が初等教育に該当します。中学生はもう少し高度で「高等学校で学ぶ基礎」を学ぶのが中学の役割になり、初等教育ではないです。

義務教育は「その国の社会が求める最低限の学力を国家の権力で受けることを義務にする教育」です。

先進国では小中の9年間が義務なのが一般的で、それですら近年は高度な技術社会に対応できないとして、日本でも高校無償化のように進んでいるのですが、途上国で教育のための資金が足りなかったり住民の理解が乏しいと初等教育(小学校6年間程度)だけが義務教育され、後は「お金があって勉強ができる子供だけ」という場合もあるわけです。

なので、この二つの言葉は殆どの場合重なっていますが、実際には「初等教育=その言語や数の知識について最低限の知識を学ぶこと」であり「義務教育=その国の社会に適応できる人材育成のために国家が必要と認め、強制的に教育を行うもの」です。
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大学教育を義務化すれば、義務教育に


なります。

まあ、そんな国は存在しないと思いますが、
通常は初等教育を義務化する場合が
多いです。

その場合は初等教育が義務教育になるわけです。

反面、初等教育でも、義務化していない国も
あるんじゃないでしょうか。
その場合は、初等教育と義務教育は別の意味に
なります。


尚、明治維新になって、日本は教育に力を
入れることにしました。

多くの途上国が高等教育に力を入れたのに
対し、
日本は初等教育を重視した、という特徴が
ありました。
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