「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

お世話になります。

過去分詞の前置修飾と後置修飾についてご質問がございます。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒、よろしくお願いいたします。

下記のような文章に出合いました。この文章の中で使われている過去分詞は
後置修飾になっていますが、前置修飾ではなぜ不適当で、また、どのような
違いが出てくるのか等を、ご教授を頂けると誠にありがたいです。

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(前半の内容:ある女性シンガーは、歌手としての才能もあるのだが
非常に本が好きで、文才があったため、ある雑誌で書評コーナーを
持っていた。その書評をまとめた本が出版された。)

All of her reviews are full of her love for books as well as her unique
comments. After reading this book, readers should be tempted to read
the books reviewed and share experience with her. This book can be
enjoyed by not only those who love books, but also those who love
her songs.
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この文で、"the books reviewed" になっている部分が
今回のご質問の箇所です。

文法書を紐解くと、
「過去分詞が、恒常的・永続的特徴を表す場合は名詞の前に置かれる。
一時的な状態を表す場合は名詞の後ろに置かれる。」
とありますが、いまいちよく理解が出来ません。

ご質問としては、"the reviewed books" と書くと
この場合は不適切な意味になってしまうのでしょうか。
また、どのような意味になってしまうのでしょうか。

調べると、よく例に挙がっている例ですが

a used car (中古の車)
the car used(使われた車)

などは、なるほどと思ったのですが、なかなか他の例では
理解力不足で満足に理解することが出来ませんでした。

お忙しいところ、恐縮ではございますが
お力を貸して頂けると誠にありがたいです。

何卒、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

質問に再度答えます。


他の回答者の意見も参考にしてください。

1 
ご質問のように、この文では、彼女のReviewした本を読めば、彼女のReviewした他の本を読みExperienceを共有したくなるという意味ですから、Reviewedは後ろからしかありません。


些細なことですが、質問ではThe books reviewed のTheの意味を見逃しています。
 Books reviewed
 The books reviewed
この2者ではニュアンスが異なります。この英文は文法通り丁寧に書かれた英文なので、
 前者は 本のいくつかを
 後者は 本のすべてを
のニュアンスがあります。注意してみると、ExperienceにはTheがついていません。これは「経験の大部分を」の認識がなく、経験の一部のニュアンスがあるからです。

従って、Books Reviewed で比較します。


Books Reviewed も Reviewed Books どちらも文法的には正しいです。

言葉の意識には人間として共通の認識があります。


グループ 1
 日本語で熟語に近いもの : 中古車、書き言葉、話し言葉、秘宝
 英語で過去分詞を前に置き形容詞的に使って,突然出てきても違和感がない :
      used car, written English, Spoken English, hidden treasure


グループ 2
 日本語で熟語ではないが、明確に状況が分かるもの:割れたガラス、こぼれたミルク
 英語で過去分詞を前に置き形容詞的に使って,突然出てきても違和感がない :
       broken glass, spilt milk

グループ 3
 その他 
 今回のReviewはこれだと思います。Reviewed booksは多少の違和感がありますが、意味は質問者のような意図で通じると思います。

 Theがつくと話がややこしくなります。

上記のように、いちいち考えなくても、言語には共通の認識があるので、すらすらと使えます。
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この回答へのお礼

moritareiko2000さま

再度、ご回答頂きまして、誠にありがとうございます。
感謝申し上げます。

なるほど、グループに分けると、分かりやすいですね。
そして、この違和感を感じているのが、グループ3であり
微妙なところに分類されているのですね。

ご教授頂き、まことにありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/04/19 16:37

日本語で言うと「雇われママ」みたいなのが、英語の分詞の前置です。



「ママ」にいろんなタイプがある中で「雇われているだけで、自分で店を持っているのではない」たぐいのママ。
みたいに、名詞の分類を区別するために使われる場合が前置です。

学校でよく習う、
the sleeping boy
the swimming boy
the running boy
こういうのは前置はふさわしくありません。

sleeping であれば、
the sleeping lion「眠れる獅子」
the sleeping beauty「眠れる美女」

今たまたま眠っている、というようなら
the boy sleeping
と後置です。

sleeping で前置の場合は
起きると怖いものが眠ったままの、
とか、眠り薬を飲まされたのか、永遠の眠りについたかのような、
みたいな特別な意味合いが生じる場合です。

現在分詞のパターンが続きましたが...
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この回答へのお礼

wind-sky-windさま

ご回答、ありがとうございました。

複数の例を挙げて頂きましてありがとうございます。
前置修飾の「恒常性・永続性」のイメージが見えてきました。
その名詞を分類・区分する感じなのですね。

ご教授、まことにありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/04/19 16:29

一語なら前置と思っていたら後置という質問で、


よくある回答が books (which were) reviewed という説明です。

しかし、疑問に思われているように、学校文法では
the boy running over there = the boy who is running over there
the running boy = the boy who is running
のように、関係代名詞ならどうあろうが後ろ、
でも、分詞は一語なら前置って習うんですね。

だから、the books which were reviewed という英語があったら、
学校文法では the reviewed books と書き換えると習うはずなのです。

結局、分詞の前置というのを正確に理解するしかありません。
ただ一語なら、というのでなく、
>恒常的・永続的特徴を表す場合
ということをしっかりと理解するしか。
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この回答へのお礼

wind-sky-windさま

ご回答、ありがとうございました。
(お礼は、上記にまとめさせて頂きます。)

お礼日時:2017/04/19 16:26

質問者さんの理解であってると思いますよ~。



reviewed books = 批評された本
books reviewed = (作品の中で著者が)批評した本

どちらも文法的に間違いはないですが全体的に著者についても若干強調した文章になっているので "books reviewed" と著者の存在感を強める為に使われているのかもしれないです。
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この回答へのお礼

hitumabusi2017さま

ご回答、まことにありがとうございました。

私の解釈で合っているようで、安心致しました。
やはり、著者の存在感を強める効果があるのかも
しれないですね。

ご教授、まことにありがとうございました。
今後とも、何卒、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/04/19 16:23

[過去分詞が、恒常的・永続的特徴を表す場合は名詞の前に置かれる。

一時的な状態を表す場合は名詞の後ろに置かれる。]

別の言い方をすると
 過去分詞1語の使用で名詞の特徴を示すとき  前
 名詞が過去分詞の目的語であり、動作に主体を置くとき 後ろ
受け身の形で関係詞を使い書き換えられる
 過去分詞句  後ろ

例としては
 I found many broken windows in this town.  ずっと壊れている窓
I found many windows broken( by the storm). 嵐によって壊れた窓

 I found a hidden treasure of Tokugawa-shogun.
 I found a treasure hidden a few days before.

 Written English is easier to understand for me than spoken English.
  (これはEnglishが重なっているのでthat spokenとなるかもしれません。)
I found a letter written in English.

などです。
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この回答へのお礼

moritareiko2000さま

ご回答、まことにありがとうございました。
例文もたくさん上げて頂いて、非常に分かりやすかったです。
感謝申し上げます。

文字としては現れることはしないが、後ろに動作主の意識がある場合は
後置修飾になる可能性が高いということは理解でしました。

そこで、ひとつ質問なのですが、”the reviewed books"といった場合は
どのような意味になってしまい、不適切なのかという所です。

今回の場合、もし、”the reviewed books"といった場合は
”the books reviewed”に比べると、「彼女によって」という意識がうすれ
ただ単純に「批評された本」という感じになるのでしょうか。

そして、文脈的には、「彼女によって」という意識が強いので
”the books reviewed”という形が選択されたのでしょうか。

分かりにくい説明で申し訳ありませんが
ご教授を頂けるとまことにありがたいです。

何卒、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/04/18 18:42

宛ら幹の太きを覧じて根の深きを悟るが如く、


the books (which/that were) reviewed (by her)
という含みを自ずと感得出来なければいけません。
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この回答へのお礼

marbleshitさま

お忙しいところ、早速のご回答まことにありがとうございました。

後置修飾の場合、関係詞を利用して書き換えることは
理解できました。ありがとうございます。

そこで、もうひとつの質問なのですが
もし”the reviewed books"と前置修飾をした場合
どのような意味になってしまい、不適切なのかと言う所です。

”the books reviewed”と書かれた場合は、明言はされず
文字として現れはしないが、”(彼女によって)批評された本”
という意味になり、「彼女によって」という意味が強調される。

”the reviewed books"といった場合は、この「彼女によって」という
強調の意識が取れて、単に"批評された本"という意味になるのでしょうか。

そして、文脈的には、”彼女によって批評された本”と言った方が
相応しいので、こちらの形を選択したのでしょうか。

分かりにくい説明で申し訳ありませんが
ご教授を頂けると幸いです。

何卒、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/04/18 18:35

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