官能検査というと、傷、打痕、変色、など。
素地変動の中から、人の感覚で目視選別していた検査について、
最近のものづくりメーカはどのような考えを持っているのか知りたいです。
自動化は進んでいますか?

昔から川上と川下、エンドユーザの意向がかみ合わず過剰品質ですよね。
機能性能に関係ない高価でピカピカな部品はいらないよ と。
機能的重欠陥ではない美観検査は問題でした。

今も変わらず日本の工業は過剰品質体制でしょうか?
品質保証関係の方、
美観検査の基準についてモノづくりの川上/川下の今を教えてください。
※今回はエンドユーザの声は求めません。

A 回答 (1件)

大手メーカーで品質保証の仕事もしてきて、いまでは品質マネジメントについて各社を見て回っていますが、製造業を中心に官能検査は健在ですよ。

一部の官能検査は自動化・コンピュータ化されてはいますが、傷・打痕・変色・バリ・異物・焼け(プラスチック押し出し成型品など)…など人間の感覚に頼らないと分からないものが多々ありますからね。
寸法や機能・性能など測定器を使った検査は無検査(または抜取検査)にしていても、人間による見た目の官能検査だけは相変わらず残っていることがよくあります。あるゴム製品を作る中小企業の例を紹介すると、おばちゃん2人で製品の検査をしていましたが、検査とは言ってもほとんどはバリ取りと官能検査でした。

食品分野(アルコール、たばこを含む)では官能検査はなおさらで、匂い(臭い、香り)・味(甘味/酸味/塩味/苦味/旨味)・風味・テクスチャー(表面の見た目)・のど越し・色合い・歯ごたえ…など、人間だからこそ感じるものがあるわけ。
人間の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)というのは、ある意味でものすごく鋭敏なので、なかなか機械に任せられません。もし機械化すると設備投資が莫大な金額になりやすいし、何をどう官能検査すればよいか(判定基準も含めて)人間ほど臨機応変に変更対応できませんからね。

でも、冷蔵庫部品でも自動車部品でも、それを組込んでもユーザーが外から見える部分に対しては官能検査が求められても、組込むと内部に入って隠ぺいされ外から見えない部分は官能検査しなくてもよいことが多いんです。ユーザーは見た目を機能・性能と同じくらいに大事にしますからね。

> エンドユーザの意向がかみ合わず過剰品質ですよね。
いいえ、そうとは限りませんよ。
納品先からは結構、見た目に綺麗な製品を求められ、その納品先は見た目が悪いとクレームを付けてくるユーザーを抱えていますからね。私は趣味でカメラをやっているのでよく聞く話ですが、買った新品のカメラ(機能・性能には何ら問題なし)に僅かな擦り傷があっても、取り替えろとクレームを出す人が結構います。

ビジネスでその製品を淡々と使うような場合は、機能・性能に問題なければクレームは出ないのですが、その製品が趣味に関するものであったり愛着や拘りを持つものであったりすると、ユーザーの見る目は厳しいですからね。

建設業では、たとえば土木工事で擁壁を作る場合、顧客(施主、ほとんどが国・県・市などのお役所)からは出来上がりについて官能検査を求められることはありません。ですが、監督官や検査に来たお役人は「通りがよい(見た目に真っ直ぐ)」かどうかは見ますし、その工事の出来ばえを点数評価するときに見栄えには何らかの配慮はされますからね。土木工事業者でも出来ばえの見た目(見栄え)は気にしますよ。

これを過剰品質と言うのが適切かどうかは何とも言えません。すべてはユーザーの声によるからです。

> 美観検査の基準についてモノづくりの川上/川下の今を教えてください。
すべては川下のユーザーの声によります。川上から自主的に過剰品質を提供することはまずありません。
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