
No.7
- 回答日時:
先にお断りしておきますが、うまくないです。
彩りということで、お手柔らかに。季語はなし 日暮れ日の出は 年中六時
赤道直下の エクアドルかな
漆黒の 髪を束ねて 薔薇をさす
熱気にまかれる フラメンコの夜
巡礼や 仰ぐ山肌の 厳しさに
黒い聖母の みあしに触れる
心から 心へものを 思へども
霧流れゆく 峰のいただき
巡礼の 重い宿世を はかりかねて
捨てはつる身よ 風に舞うべし
寂しさは 心の迷いに よく似たり
苔をはやせよ 未熟な心
風になびく 富士のけむりの 空に消えて
ゆくへも知らぬ わが思ひかな (盗作)
添削を歓迎いたします。
祖父が生きていたら、あまりの下手さかげんに慨嘆するでしょう。
たくさんの歌のご投稿ありがとうございます。添削などとんでもございませんが、ゆっくり楽しませていただきたいと思います。こちらも補足で感想を述べたいと思いますが、補足は字数制限がきついので、このお礼文でいくらか全体の感想を述べておきます。
どれも情景が浮かんでくるような良い歌だと思います。南米の方に行かれたことがあるのでしょうか?黒い聖母、などは印象の強いワードでいい発想だと思います。やはり歌の中に色の対比や描写があると、ぐっとイメージがしやすくなっていいですよね。黒髪と熱いフラメンコ(赤?)というのもいいですね。
後半は転じて日本的な感性と言いますか、無常観やわびしさなどが深まっているように感じました。
心に苔を生やすという発想も、楽しいですね。自分では思いつかないですので、質問してよかったと思えます。
旅語る 星の裏側 人ありし 空は静けき 風運ばんと

No.6
- 回答日時:
こんばんは。
なんだかわたしだけ投稿しているようで恐縮です(笑)
ちょっとここで雑談を。
そもそも歌の説明は野暮ですが
「わが孤独持て余したり36度5分の熱」これは以前に作った詩の一節をちょっと変えてみたのですが、
36度5分というのは人間の平熱です。ホームレスの人だって、ひとりぼっちのひとだって、抱き合う相手のいない誰もが、生きている以上「己のぬくもり」「人肌のぬくもり」を持ち合わせている。ただそれを分かち合う存在がない、持って行き場のない熱、というような意味でした。
もちろんどのように読んでもそれは読み手の自由です。
「地球儀抱けば風船のごとくかろくして地球(テラ)はさびしき生きものらしき」
これは「地球(テラ)はさびしき惑星らしき」でもいいかもしれませんね。惑星を「ほし」とよんでもいいかも。
ついでにまた即興で
「死にたい」と打てばウゴウゴと「泣き顔」マークの浮かぶ不気味さ
「苦しいのはきみだけじゃない」その一言が苦しくさせる
人間の本質的な無責任さ、ディタッチメントが、SNS、インターネットで増殖しているという実感を書きました。
いえいえ、たくさんご回答いただけて嬉しいです。
人と人の距離感の難しさは、インターネット上でより顕著なものになっているのかもしれません。人の無責任さはインターネットを介して増大しているという印象はあります。自戒するところでもありますね。
また、フェイスブックなどではみな真面目な顔をしていますが、ツイッターなどではノーパンかよ?ってくらいはっちゃけて素をさらけ出している人もいます。面白いのですが、一面不気味でもありますね。
人と人の距離感、ぬくもりというのは、この時代にふさわしい一テーマなのだと思いました。

No.5
- 回答日時:
地球儀抱けば風船のごとくかろくして地球(テラ)はさびしき生きものらしき
No.1のも併せて、即興で作ってみました。ご感想は?(笑)
歌うたい 日々の逡巡 床にして
刹那軽けりゃ 節も生ぜむ
いやー、即興ですか。かなり言葉を扱うのに慣れてらっしゃるようで。歌の感想はちと待ってください。ゆっくり楽しみたいので。また補足でお伝えしますね。
まずはこの歌から。この地球儀の歌、とても想像が膨らみますね。いや、歌い手がイメージを膨らましてるのが伝わってきます。孤独な思索に耽る哲人のひと時の休息と言う感じでしょうか。
No.3
- 回答日時:
哲学に オッカムの剃刀は 要らないか
剃刀は 刃(は)と 読んでくださいな
あっ 第二句が それでもやっぱし 字余りか
トホホ (;´д`) トホホ トホホのホホホ
お世話になってます。
オッカムの剃刀、調べましたよー。
一つの事実を説明するのに、無駄な仮定を省く事を言うそうで。
最後の、要らないか、の意味が、いりませんか?の意味なのか、要らないや、の意味なのか、受け手の判断に委ねられてるところが良いですね。
定型のある方が詠い易いと言う人もあれば、その逆の人もいますね。要素を削ぐ方がこの手の歌の作法かも知れませんが、それだけが表現ではないですもんね。
もしかすれば、定型を指定しない形での質問もするかもしれません。その時はまた、お気が向けばよろしくお願いします。
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しのぶよる死に つとむこの朝
とりあえず一つ提出します。
闇と病み 止むなしと病むなし 偲ぶ夜と忍ぶ寄る を掛け言葉にしてます。
ちょっと暗かったので、もう一つ。
隅々に 明滅す文字 いずこから
運ばれて来た 褪せもせぬ間に
ネットに繋がるモニターを詠みました。改良したいなー。
あたたかな あかい日差しに似ていると
形(かた)ありてなし 人の世の言(こと)
眠れないのでもういっちょ詠みました。
もう朝だ・・・
例に倣って。
図2から 嘘の重さを比で示せ
尾ひれの距離は 考慮すること
ああ、寝なきゃ。
ご投稿ありがとうございます。
なぜ右目なのか意味があるのか、私には推察できませんでしたが、うろ覚えの、右目を霊力と引き換えに失った賢者の伝説を思い出しました。月までの距離をはかるのに、切り捨てるのはミクロンという極小の単位で、極めて高い精度が要求されているのがわかります。月というロマンをひたすらに純度高く求めている、そんな印象を受けました。
人もねこもなし、ユーモアがありますね。自分をしっかり保って、ということでしょうか。しかし信号は守りましょうw
これは素朴な歌ですね。素朴ですが足を懐に入れたいというところにこれもユーモアがあっていいです。どんなポーズになるのかな?
どれも甲乙つけがたいですが、この36度5分という値が地球における自分の位置の値を示しているようにも聞こえ、ニュートラルという地球の座標の上に立っている私は孤独である、ということでこれが一番のお気に入りとなりました。
いただいた中では、
心から 心へものを 思へども
霧流れゆく 峰のいただき
が私のフェイバリットかなと思いました。特にパワーワードが入っているわけではないのですが、シンプルな言葉と組み立てが、心にすっと情景を思い浮かべてくれ、のどごしの良い情感を得ることができました。これの一つ前の黒い聖母の詩にある情景が少し引っ張られているせいもあるかもしれません、峰のイメージが切り立った緑の崖のようなもので、それを巻くように流れる霧の印象が、頭の中を旋回する物思いの情とかぶりました。
素敵な歌をありがとうございます。