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ラカンを読みたいのですが、分からんです。何から読みはじめたらよいでしょうか?  大文字、小文字、欲動のグラフ、意味分かりません。ラカンの導入をどうしていいか分かりません。教えて下さい。

A 回答 (5件)

ラカン自身のものなら「四基本概念」。

自身というか、ミレール編纂ですが。セミネールの邦訳されているものでは、この次は「精神病」が良いと思います。「四基本概念」はとっつきやすいですが、中期というか、展開中のラカンだと思うので。エクリの邦訳は訳語が今と違いすぎるので、邦訳・英訳・原典を併読しないと厳しいです。
ジョエル・ドール「ラカン読解入門」、R・シェママ「精神分析事典」は入手しておいた方が良いです。John P.MullerとWilliam J.RichardsonによるLACAN AND LANGUAGEも良いです(邦訳があるのかは知りませんが、英語圏ではベタな「入門書」)。
日本のものでは新宮一成先生の「ラカンの精神分析」が素晴らしいですが、主に対象aを扱ったものです。藤田博史さんの「精神病の構造」も良いですが、結構バイアスも激しいので(笑)、他と合わせて読む方が良いでしょう。
また、下のURLの「ラカンとポストフェミニズム」も後期ラカンとその受容のされ方を見る上で参考になります。
日本とフランスの「入門書」は割りと我が強い傾向があり、ある意味「ラカン的」ですが、英米系は冷めている?ような気がします。あまりこだわらず色々手をつけた方が良いと思います。
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浅田彰「構造と力」のラカンを扱った章がおすすめです。

古いとか、単なるサーベイだとかいろいろと言われていますが、「教科書」としての出来栄えはさすがです。本格的にラカンを読むには、フロイトの全集に手をつけねばなりませんが、「構造と力」ならフロイト抜きでも何となく理解した気にさせてもらえます。
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>欲動のグラフ、(これは主体)。


欲動のグラフ∽偽りの主体∽鏡像=a/S=Aを否定する事の/主体
主体が大文字Aを否定するのは畢竟去勢願望で有るのだ。

大文字は資本、小文字は商品又は貨幣。欲動のグラフとは労働=生産=消費的な隷属行為。

想像界、現実界、象徴界は、キルケゴールの三つの生に由来します。
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「精神分析の四基礎概念」(セミネール11だったかな?)


が良いと思います。
エクリも読みたいんですけど未だです。
ジジェクも良いのでは?

大文字、(これは大目標)小文字、(これは個物)欲動のグラフ、(これは主体)。
象徴的去勢←これは分かりますか?
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ラカンですか・・・。

これまた大変な。

ええっと、まず、フロイトですよね。
導入としては・・・。

個人的には、

石澤誠一氏
『翻訳としての人間 フロイト=ラカン精神分析の視座』
平凡社がすきです。

参考URL:http://nakano.main.jp/reading/psycho.html
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