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ストレスとはどういう脳の作用なのでしょうか?
報酬系はドーパミンなどの神経伝達物質が受容体でキャッチするみたいな感じですが、
ストレスは何の物質がどのように働くことで感じるものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

ストレスの結果ではなく、ストレスを発生させる原因は、


ホルモンではなく、発生した意志の達成できない状況の
感受によると思われます。(何らかのホルモンが外から
受容されている訳ではありません)
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未だ研究段階なので、作用機序の詳細までは解明されていないのが現状です。



ザックリと・・・・。

ストレスを受けると脳の視床下部が反応して、下垂体と副腎からのホルモン分泌が促進され、心拍数の増加、血圧の上昇、食欲の低下などが生じると理解されています。

また、ストレスは、感情や衝動を抑制している前頭連合野の樹状突起が萎縮させ、支配力を弱めるため、視床下部などの古い脳領域の支配が強まった状態になり、不安を感じたり、普段は抑え込んでいる衝動に負けたりします。

但し、ストレスがどのように前頭連合野の自己制御領域を変化させるのか、についてはまだよく分かっていません。

物質的には、脳の神経細胞からからノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質が放出され、大脳基底核や扁桃体に到達して樹状突起が拡大し、機能を強める事でストレス症状だ出ると考えられています。

ドーパミンが古い脳領域である大脳基底核に到達し、欲求や情動などの調節機能が低下。

ノルアドレナリンが扁桃体で濃度が高まると、危険に備えるよう他の神経系に警告を発したり、恐怖などの情動に関わる記憶を強めます。


ドーパミンとノルアドレナリンによって前頭連合野、大脳基底核、扁桃体の機能縮小や拡大があっても、酵素による分解作用によって、ストレス症状は長くは続きませんが、酵素の力が弱い人はストレスに弱いようです。
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