とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!

共産主義と社会主義の違いはなんですか?
中学生でもわかるように説明していただくとありがたいです。

A 回答 (1件)

こういうのは、歴史を調べると理解しやすいです。





英国で産業革命が興りました。

そこでは、資本家がしこたま儲けたのに対し、
労働者は悲惨な状況で生活しました。
平均寿命が二十歳未満、という信じられないほど
過酷だったのです。

それでマルクスが社会主義を提唱しました。

資本家の経済活動を自由にしているから、こんな格差が
生じるのだ。
国家が自由を制約し、計画経済をやれば平等に
なるだろう。

労働者には働いた分だけ賃金を払え。
資本家の搾取は許さない。

これで判るように、社会主義は労働者を対象にしていました。
しかし、可哀想なのは労働者だけではありません。
労働者以外にも弱者はおります。

弱者にも必要な分を国家が支給しろ、というのが
共産主義です。
この弱者は世界中の総ての弱者を含みます。
だから、共産主義に至れば、国家は否定されます。

国家などは搾取の装置にすぎない、国家があるから戦争に
なるのだ。

だから、共産主義国家というのはあり得ません。
共産主義の世界になれば、全人類が平等に平和に
暮らせるようになる。

マルクスはいいます。
人間の歴史は次のように発展する。
これは歴史の必然である。

原始共産制 → 封建制 → 資本主義 → 社会主義 → 共産主義


これに慌てたのが資本制を採用している国々です。

労働者保護をはじめ、福祉に力を入れるようになりました。
これを、修正資本主義といいます。
社会主義は、共産主義に至る前に、この修正資本主義に
破れたわけです。

ライバルが消えた資本主義では、またぞろ格差が拡大
しつつあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!やっぱり微妙に違うのですね〜。わかりやすかったです!

お礼日時:2017/06/10 13:47

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