
とある物理の参考書にレンズの公式は1/a+1/b=1/fを覚えるだけで、あとは
f:凸レンズならばf>0 凹レンズならばf<0
a:見られる物体がレンズより前方(実物体)ならばa>0、後方(虚物体)ならばa<0
b:実像(レンズの後方にできる)ならばb>0、虚像(レンズの前方にできる)ならばb<0
ということを意識すればよいと書いてありました。
ここで質問なのですが、
①ここでの前方や後方とは、自分の目の位置から見て、レンズより前方か後方かということを表しているという解釈で合っていますか?
(目)→ 後方 →(レンズ)→ 前方 →(物体)
ということですか?
②組合せレンズなどを考える場合でも、レンズの公式に頼らずに幾何学的に物体の位置や倍率を求めることは可能だと思いますか?
③虚物体や虚像とは実際に存在するか否かで、実物体や実像と区別されているというよりは、レンズの公式を見るに、物体や像がレンズとの位置関係で区別されているのですか?
それとも、色々なレンズに対して実際に、物体や像が存在するか否かで区別してみると、たまたま位置関係も同じように区別できたのですか?
ご回答宜しくお願いします!<(_ _)>
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
①:
レンズの前方・後方は光源とレンズの位置関係で決まります(^^)
レンズに対して、光源がある側が前方で、その反対側が後方です(´ω`*)
②:
可能です・・・と言うか、高校のレンズの単元は、「幾何光学」と呼ばれる分野に属しており、基本的に幾何学を使っているんですね(◎◎!)
ですから、レンズの公式などは幾何学を使って導かれます(ゝ∀・◎)
③:
「虚物体」(「虚光源」とも呼ばれる)は組み合わせレンズの場合しか現れません(・ε・´)
組み合わせレンズでは、1枚目のレンズが作った像を2枚目のレンズの光源として考えます(・ー・)
1枚目のレンズが作った像が1枚目のレンズと2枚目のレンズの間にできるならば問題ないのですが、
1枚目のレンズが作った像の位置を求めると、2枚目のレンズを飛び越えてしまう場合があるんですねΣ( ̄◇ ̄;)
このときでも、1枚目のレンズが作った像を2枚目のレンズの光源と考えてよい事が分かっています(・o・)ノ
ただし、この1枚目のレンズが作った像は2枚目のレンズの「虚物体」(「虚光源」)として扱います(o゜◇゜)
何故”虚”が付くかと言うと、1枚目のレンズを通った光は当然2枚目のレンズを通るので、
1枚目のレンズが作る像が本当にできるわけではないからです( `д´)b
「虚像」の場合は、目やカメラから見て、見かけ上できあがる像であり、光が集まってできた像ではないので”虚”がつきます(。・ω・。)
虚像の場合は、物体(光源)とレンズの位置関係で像の種類(虚像、実像)がハッキリしているって事ですね(^^)
参考になれば幸いです(^^v)
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