天賦人権説は おかしいかどうか

☆　或る議論を掲げて問います。

■（片山さつき：天賦人権論について）　～～～～～～～～～～～～～～
https://twitter.com/katayama_s/status/2768930746 …

１．　国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思って
しまうような天賦人権論をとるのはやめよう、というのが私達の基本的考
え方です。

２．　国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分
に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました！

▲（小林節による批判》～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
https://ameblo.jp/naka2656/entry-12047815748.html

３．　個々の国民が個性を持った存在であり、かつ幸福に生きる権利を持
っているという考えは普遍的な考え方だ。

４．　そのうえで、人間は一人では生きていけないから、国家というサー
ビス機関を作った。

５．　だから人と国家が対立し、国家が人の人格的生存を侵すのは国家の
誤作動。そのような場合、人間は革命を起こさなければならない。

６．　たしかに天賦人権説は西洋ではじまったものだけど、このように個
人の存在理由とか国家の存在理由にかなった一番いい説明だと思う。

７．　国家が先に来て、国民が後に来るとなると、国家が人権に対してい
くらでも条件をつけることができてしまう。

８．　だけど国家なんていうものは肉体を持たない架空の約束だから、結
局は、政治家を含む公務員が自分の価値観や判断を「国家」の名で押し付
けることになる。

９．　だから、（片山氏の考え方や、自民党憲法改正草案）を貫いている
考え方は、歴史の教訓に逆行する、おバカな発想ですよ。
（小林節・伊藤真『自民党憲法改正草案にダメ出し食らわす』106頁より）
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１０．　だけれども　片山説や小林説にかかわらず　人びと一般は　ひょ
っとして天賦人権と言った場合にこの《天》は　天皇のことだと思ってい
るのではないだろうか？

☆　質問者としては　この一点に絞ります。回答に当たっては――問題は
基本として憲法改正をめぐってのことでもあり――　自由に幅広くご見解
をお寄せください。考えてまいります。

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2017/07/05 18:06

人びと一般は　ひょっとして天賦人権と言った場合にこの《天》は

天皇のことだと思っているのではないだろうか？
　　　↑
思っていません。

そもそもですが、この思想はキリスト教に由来
するものです。

人間が権利を与えた、となると、人間が奪うことも
許されます。
それで、神が与えた、ということにしたのです。
神が与えたのだから、人間が奪うことはできない、と
いう理論にしたのです。

キリスト教の神は、全知全能の創造神ですから
人間を創ったのも神だし、権利を与えたのも神だ、
という理論構成が可能になります。

しかし、天皇というのは、神主の親分に
過ぎません。
明治期、西欧列強に対抗するため、天皇の神格化が
行われましたが、これは天皇本来の姿ではありません。
天皇は神ではなく、ローマ法王みたいな存在です。

つまり、全知全能の創造神なんてだいそれた
存在ではないのです。

この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

☆☆　人びと一般は　ひょっとして天賦人権と言った場合にこの
《天》は　天皇のことだと思っているのではないだろうか？
　　　↑
★　思っていません。
☆　条件反射として　そのように疑わざるを得ないやり取りを経
験した者として　みなさんに尋ねてみようかと考えました。

★　そもそもですが、この思想はキリスト教に由来するものです。
☆　聖書の思想――個人にとっての信仰というよりは　です――
に直接にせよ間接にせよ影響を受けた社会思想の中から発想され
たものでしょうね。

★　～～～～～
人間が権利を与えた、となると、人間が奪うことも許されます。
それで、神が与えた、ということにしたのです。
神が与えたのだから、人間が奪うことはできない、という理論に
したのです。
～～～～～～～
☆　ちょっと違った見方を差し挟みます。つまり　《天賦つまり
神が与えた》としても　その人権は　しばしば奪われるがままの
歴史を繰り返して来ています。

★　キリスト教の神は、全知全能の創造神ですから
人間を創ったのも神だし、権利を与えたのも神だ、
という理論構成が可能になります。
☆　それでは　子供だましです。《人権――あるいは　意志自由
としての自由選択――》は　人間が考えたり制度としてつくった
りしたものではないと言っています。

自由意志とそれを超える何かの問題であり　実際には他人（ひと）
の意志を踏みにじる行為は　有力でありうるが　理論じょう無効
であるという公理を言おうとしています。

神は――表現の問題のほかには――　関係ありません。

★　しかし、天皇というのは、神主の親分に過ぎません。・・・
天皇の神格化が行われましたが、これは天皇本来の姿ではありま
せん。天皇は・・・ローマ法王みたいな存在です。
☆　いいえ。法王は――何と阿呆なことか――地上における神の
代理人だそうです。

天皇は　現人神であり得ました。自分がそう言ったかどうかの問
題ではなく　アマアガリ・シンドローム罹患者が　そのように触
れ回ったことを　黙って見ていました。

★　つまり、全知全能の創造神なんてだいそれた存在ではないの
です。
☆　当たり前です。人間がそういうフィクションをこしらえ――
それは　広く《神話》というクウキ・マジックですが――　統治
の手段に使ったのです。

お礼日時：2017/07/05 18:32

No.1 回答者： εγmakkiω 回答日時： 2017/07/05 10:45

＞天賦人権と言った場合にこの《天》は　天皇のことだと思っているのではないだろうか？

そう考えている人は千人に一人いるかいないかでしょうｗ

この回答へのお礼

一億二千万ｘ　1/ 1,000 ＝　120,000 ですか。

心配ないですかね。

というより　そのようなうたがいを持つ発想がおかしいでしょうか。



ご回答をありがとうございます。

お礼日時：2017/07/05 10:50