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漢文の縦書きは右から左方向へ読み書きしますね。

慣れないと、文頭をむすんだ線が段々左下がりになって、本当に書きにくいのですが、この書き方は中国の古文書にルーツがあると聞いています。 それが今に伝わっていると思います。

一方、漢字の書き順は、どれも上から下へ、左から右へ、という順番になっています。

そうなると、たとえ数千年前の中国人にとっても、一行書き終われば次は 「右の行」 に改行するのが、人間の手の自然の動き、自然の筆の流れになると思われるのに、逆に左の行に改行するスタイルになったのは、何か法則のような理由があったのでしょうか?

つまり、漢字自体の書き順に逆行しているように感じるのですが ・・・

A 回答 (3件)

 #1に回答されている内容に関して



 「もっと昔の中国の書物は巻物ではなく、今の本のように各頁の隅を綴じているように思ったのですが」と言われていますが、それは違います。紙以前は竹・木や布でした。その時も巻物でしたよ。映画『HERO』で、何度か書庫のシーンがありましたが、竹の書物の巻物が山積みされていましたが、あれです。

 それから、「人間の自然な手の動き」という意味で言えば、巻物に書をしたためる場合、多くの人は右手に筆を持つので、巻物を広げる場合、右へ書いていく場合はいちいち筆を置かねばなりません。左へ進んでいくのならば、空いている左手を利用して広げていけるでしょう。

 文字そのものの書き順と行内の文字の並びは右手そのものの動きに応じたもので、文章の行送りは巻物と両手の関係に応じたものだと言えるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 大昔の中国も巻物だったんですか ・・・ そうなれば、左手で巻物をコントロールするため、行送りは右から左の方が合理的になりますね。 #1 の zasawaqa さんにも、失礼致しました。 最初に正解を頂いていたようです。

お礼日時:2004/09/02 09:39

下記URLは、漢字の書き順と右利きなどについて書かれているページです。



私は、書道を25年以上しておりますが右から左へという順が不自然と思ったことはありません。
左から書き始めると、左手が汚れちゃいますもん(笑)。
筆って右手で持って肘とかつかずに書くので、汚れないんですけど左手は紙を押さえますからね。

>慣れないと、文頭をむすんだ線が段々左下がりになって
初心者の方が細字をやられると、そうなりますね。
右に書いた文字を視野に入れていれば、そういうことには
なりません。

あんまり参考にならないかもしれません。

参考URL:http://www.shinchosha.co.jp/shoushin/kanji_ichir …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 左手は紙を押さえるから、右から左へ、という理由も分かりますね。 参考になりました。 

お礼日時:2004/09/02 09:34

 事実かどうかは関係なく、主観で。



 昔の書物って確か巻物だったと思うんですね。で、たいていの人は右利きなので、右手で引っ張って読むほうが読み易いような気がするんです。それにあわせてそう書くようになったんではないかな~??

 と、勝手に思ってるんですが、ここはよく知ってる人の回答をお待ちください。答えた意味ないですね。すみません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。 そうですねえ、たしかに今残っている昔の巻物は、お説のように右から左の方向になっていますね。 でも中国での書き方が、もし左から右の方向だったら、日本の巻物も今とは逆の方向に巻かれていたのじゃないかな、と感じています。 そうすると、鳥獣戯画とか戦国絵巻なんかは、もしかすると左から右に描かれていたかも知れませんね。 それと、もっと昔の中国の書物は巻物ではなく、今の本のように各頁の隅を綴じているように思ったのですが ・・・ たしか以前、テレビで見た魏志倭人伝なんかはそうだったような ・・・

お礼日時:2004/09/01 13:55

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