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現在「ブラインドタッチで弾けるおとなのための楽しいピアノスタディ(2巻目)」という本を使い、自分でピアノの練習をしています。その本の練習曲のひとつ「バイエル48番」の中でよく分からない箇所があるのですが、解説も無く、ネットで調べてもはっきりと分からなかったため、こちらで質問させて頂きたいと思い投稿します。


(添付画像をご覧下さい) 右手1小節目の第1音と第2音はタイで結ばれているので1拍半伸ばすと理解したのですが、その場合、右手2小節目の第1音と結果的に同じになるという事でしょうか? もしそうだとすると、なぜ表記の仕方を変えてあるのかが分かりません。

それとも、上記で「タイ」と思った箇所はスラーなのでしょうか。もしその場合、タイとスラーをどう見分ければ良いのでしょうか。


大変初歩的な質問だとは思いますが、お分かりの方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。

「ピアノ楽譜の読み方 (バイエル48番)」の質問画像

A 回答 (1件)

1小節目と2小節目は全く同じです。


同じ高さの音符を結んである弧線は、
原則的には常にタイです。
タイではない場合というのもないわけではないのですが、
ピアノの楽譜の場合はきわめてまれで、
まずないと思っていてかまいません。

1小節目と2小節目の書き方を変えている理由は、
この日本版の楽譜では知る由もありませんが、
バイエルのオリジナルの楽譜を見ると、その理由がわかります。
バイエルの教本では、「付点四分音符」はこの第48番で初めて出てくるのです。
それで、学習者にその「付点四分音符」の意味を理解させるために、
最初の小節では、すでにそこまでに使われている四分音符と八分音符を使ってタイでつなぎ、
次の小節の付点四分音符はこれと同じ長さを意味しますよということを示しているのです。
それがわかるように、拍を表す数字も添えられています。
画像を参照してください。

つまり、楽譜の読み方を教えるという教育的配慮でそうなっているので、
音楽の内容としては、書き分ける意味は全くありません。
48番以降の曲では、こういう書き方はもう出てきません。
「ピアノ楽譜の読み方 (バイエル48番)」の回答画像1
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この回答へのお礼

Tastenkastenさん

画像付きの詳しいご回答ありがとうございます。

なるほど、謎が解けました!私が使っている教則本ではバイエルの楽曲が数曲だけ扱われているのですが、オリジナル教本の文脈を踏まえず、説明なしに単純にそのまま掲載していあるという事ですね...どおりで意味が分からないはずです。

ピアノの楽譜におけるタイのご説明も勉強になりました。本当にありがとうございました!

お礼日時:2017/08/06 06:14

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