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先日の台風で飛来物があり、カーポートの屋根にあたるアクリル板(樹脂?)が割れてしまいました(薄く紫がかった透明な板)。15cm四方くらいの部分が欠損し、その近辺にひび割れが・・・。

全てを替えるには高額になるだろうという理由から、とりあえずひびが拡がらないように補修しようとは考えているのですが、接着剤等でひびの先端をとめるくらいで良いのでしょうか?

A 回答 (3件)

強度を得るにはFRPが良いでしょう。


Fiber Re-Inforced Plastic の略の通り、グラスファイバで補強したプラスチックです。

1、まず、割れた&ひびの入った部分を切除します。
余り大きい場合は、割れた部分とひびの部分は別々にします。

2、切除した部分の端にスカーフを付けます。(すり鉢状に斜めに切除)

3、裏に板(文具の下敷きのようなものが最適)を貼ります。 強力テープを周りに隙間無く張ります。 上から10Kgくらいの力で押して剥がれない程度に強く貼ります。

4、ガラスマット(グラスファイバ)を2の大きさ程度に切ります。 もう一枚ガラスマットを一回り大きいサイズで切ります。 計2枚

5、FRP樹脂(通常ポリエステル樹脂が多く販売)と硬化剤を攪拌し混ぜます。 最初は50ccぐらいがいいでしょう。
修理前に他で練習するといいです。
硬化剤の料と周囲温度で硬化時間が変ります。
気温25度なら2%位なら10分ぐらいの余裕があります。

6、スカーフに処理し、下敷きを貼ったところに5の樹脂を刷毛で多めに塗ります。

7、4で切ったガラスマット(小)を縫った部分に置きます。

8、置いたガラスマットに樹脂を刷毛で塗ります。白いガラスマットが半透明になるまで刷毛でガラスマットの空気が抜けるよう押しながら塗ります。
樹脂が足らなくなったら5の要領で追加作成します。
必要量は最初の50ccで塗れた分量で判断しますが、一回に作る量は10分間に処理できる量にしないと途中で固まり使えなくなります。

9、ガラスマット(大)を8の要領で繰り返します。

10、2枚ガラスマットが貼れたら終りです。 アセトンで刷毛や容器を洗浄してください。 使わないならそのまま放置すれば固めて廃棄します。

11、ガラスマットを貼りつけた場所を手でさわり、固まっていれば、下敷きのテープを取って終りです。
もっと強度を取りたい場合、下敷き側にも同様にガラスマット(大)を貼ります。

12、布にアセトンを湿らせ、手などをふき取ります。

準備品:樹脂、硬化剤、アセトン、計量カップ、ビニール製洗面器、スポイト、割り箸、100mm程度の塗料刷毛、下敷き、強力テープ、ハサミ、ボロ布(手拭用)など

あると便利:ビニール製バケツ、脱泡ローラー

*アクリル板より強度は高くなります。
*FRPはセットが販売されていますが、単品でもホームセンターなどで販売されているケースもあります。
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この回答へのお礼

すみません、お礼が遅くなりました。ものすごく専門的な手法、且つ丁寧な手順説明に恐縮しきりです。

一時期、ホームセンターで波板が品切れ状態でした。別の箇所で波板が吹き飛んでしまったので、そこの補修と合わせて実施しようと考えていました。最近は波板に在庫があるようなので、近々トライしてみようと思っております。非常に親切なアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2004/12/03 10:41

クラックを止める為には、ヒビの先端に小さな穴を開けます。

(応力が四方に分散する)

アクリルが厚い場合なら、四角に切ってしまい、専用の接着剤で接合します。
上下から金具でビス止めし、最低でも2箇所を金具で止めれば充分強度も期待出来ます。

私のはアクリルの波板でしたので
自分で交換しました。
一枚2千円以内でした。

正確な寸法を出します。
波の大きさ、色などに注意を払います。
取り付けるフックなどの備品も用意します。

※穴加工が必要か、工具は必要かは要チェックです。

電気ドリルと工具は必要になると思います。
脚立も必要です。2名で上と下で作業する事になるかもしれません。

友人でドリルと工具誰か持っていませんか?
後、アクリル板買って運ぶんで軽トラも貸してって。
^^;

ワゴンでも何とか入ります。

モダンなR付きのでも、あきらめずにホームセンターを見てください。
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この回答へのお礼

我が家のは、以下にあるようなイメージのカーポートです。屋根が一枚板だったので、近隣のホームセンターでは在庫がありませんでした・・・。車は店でレンタルOK、工具も問題ありません。

部分補修について、大変参考になります。この週末に補修をしておきたかったのですが、所用と生憎の雨模様で未完です。次の大型台風が迫っているのに・・・。今は祈るしかできません。

http://www.toex.co.jp/jyutaku/garage/top.htm

お礼日時:2004/09/06 10:03

 同じような素材の物をホームセンターで買ってきて、一回り以上大きく(30cm四方以上)カットして、ボンドで貼りつければいいでしょう。



 ボンドなどでヒビを一時的には止めれますが、強度は落ちていますので、どんな修理の仕方をしても以前と同じ強度を維持することはできません。もう一度同じような台風が来たらその部分が最も弱いですから、もしかしたらまた破れるかもしれませんね。

 うちは物干しの屋根が飛んだのですが、屋根材が安かったので丸丸交換しました。
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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます、強度に関しては言われるとおりですね。上から見ないと分かりにくい箇所(支柱の陰、そのために発見が1日遅れました)で、補強は気持ちの問題なのかもしれませんが放置しておくよりはマシかなと・・・。

お礼日時:2004/09/03 15:18

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