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二次方程式

X^-2(k-1)X-k+3=0が異なる2つの正の解を持つ

ネットでも調べたのですが、解と係数との関係というのがよく分からず、解けませんでした。解説よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

解と係数の関係を使わない方法で!


与式を変形して
X^2+2X+3=2kX+k とし
f(X)=X^2+2X+3=(X+1)^2+2 …(1)
g(X)=2kX+k …(2)
との交点を求めればいいので、
f'(X)=2X+2 より

X…y…f'(X)…k (y=g(X)のy切片)
0…3…2……1
1…6…4……2
2…11…6…3
3…18…8…4

図より
仮に、k=3とすると、y=g(X)は、y=2・3X+3=6X+3
となり、f'(0)=2<6,f'(3)=8>6で、必ずy= f(X)の方が大きくなる点が1点のみある。
(放物線と直線との連続性の性質から)
よって、g(X)>f(X) k<3において
また、図より
k=2とすると、y=g(X)は、x=1のとき、y=4X+2
y=f(X) は、y=4X+6
で、交点なし f(X)>g(X) k≦ 2
∴ 3>k>2
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解と係数との関係とは、二次方程式の2つの実数解を a, b とすると


 (x - a)(x - b) = 0
を満たすことから、これを展開した
 x^2 - (a + b)x + ab = 0
と、もとの方程式の係数とを比較するということです。

ご質問の場合には
 2(k - 1) = a + b
 -k + 3 = ab
となるということです。このとき、2つの実数解が a>0, b>0 であれば
 a + b > 0
 ab > 0
ということですから
 2(k - 1) > 0
 -k + 3 >0
より
 1 < k < 3   ①
ということです。

ただし、これだけでは不足で、判別式
 D = [ 2(k - 1) ]^2 - 4( - k + 3 )
  = 4k^2 - 8k + 4 + 4k - 12
  = 4k^2 - 4k - 8
  = 4(k^2 - k - 2)
  = 4(k - 2)(k + 1)
より、方程式が2つの異なる実数解をもつためには D>0 で
  (k - 2)(k + 1) > 0
よって
  k<-1 または 2<k  ②

従って、方程式が2つの異なる正の実数解をもつための k の範囲は、①と②が同時に成り立つ範囲で
  2 < k < 3
ということになります。


(別解)
「解と係数との関係」を使わない場合には
 y = x^2 - 2(k - 1)x - k + 3
とおけば
 y = [x - (k - 1) ]^2 - (k - 1)^2 - k + 3
  = [x - (k - 1) ]^2 - k^2 + k + 2
であり、このグラフは、下に凸で
 頂点:( k - 1, -k^2 + k + 2)
の放物線です。
これば x>0 で x 軸と2点で交わる条件は
 頂点の x 座標 > 0
 頂点の y 座標 < 0
 y 切片 > 0
です。
 これより
  k - 1 > 0
  -k^2 + k + 2 = -(k - 2)(k + 1) < 0 → k<-1 または 2<k
  -k + 3 > 0
これらが同時に成り立つ共通範囲は
  2 < k < 3
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この回答へのお礼

回答しか無かったので、これを見てよく理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/19 15:35

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