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高3女子です。
将来は高校数学教師になりたいと思っています。
そこで質問なんですが、教育学部数学科、理学部数学科、理学部物理学科のどれを目指した方が良いでしょうか?

教育学部は、数学だけでなく教育関係も学べる点で惹かれました。あと、学部全体としてみれば女子が圧倒的に少ないという事がないので精神的に楽なのかなと思いました。(異性ばかりに囲まれてると緊張したり孤立感を感じたりします。)

理学部数学科は、数学教師になりたいと思った時に一番に思いついた選択肢です。高校数学とは内容が全然違うと聞きますが、高校の教師になるんだったら大学数学も知る必要があるのかなと思いました。

しかし、大学の数学についていけるのか不安です。数学科について調べてみて、自分が好きな数学とは違うかも…と思いました。担任の先生には大丈夫だと思うよ、と言われましたがやっぱり不安です。そこで高校の数学に近い物理学科はどうか、と勧められました。

どこに行けばいいのか迷ってます。各学科の雰囲気や忙しさなども教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (6件)

こんばんは。



漫然と大学の講義を受け、単位や数学教師の資格をとって卒業するというのならば話は違ったものになりますが、
質問者さんは、
1 三度のご飯より数学が好きである
2 わからない問題を何日も辛抱強く考え続けられる
ですか。
そうでないと、理学部の数学科は辛いかもしれませんね。

理学部の数学科は講義の時間数が少なくて基本的に暇だから、大学の4年間遊んで暮らすつもりならば持って来いですよ。そして、大学卒業時には、入学前に解けた数学の受験問題さえ解けないレベルにまで数学の力は後退しているかもしれない(笑)。
基本的に大学の(数学の)先生は、高校の先生のように、手取り足取り、懇切丁寧に教えてはくれない。だから、講義のない暇な時間は、自分で数学書などを読み、勉強しなければならない。一般的に、大学の(数学の)講義時間を1とすると、その3倍の自習時間が必要とされています。
ただ単位をとって卒業するだけならば話は違うけれど、数学科で本当に勉強したいのならば、これくらいのことをしないといけない。
だから、1と2の条件を満たしていないヒトは、理学部の数学科は辛い、というわけです。

☆高校数学とは内容が全然違うと聞きますが・・・
◇大学に入学し、数学の講義を受けたとき、中学・高校で習ってきた数学と大学で習う数学との質の違いに愕然とするはずです。
大学の数学は、定義や公理、定理の証明という形で延々と続いていきますから。基本的な知識を教え、それを用いて問題を解くという中学・高校のような授業スタイルとは根本的に異なります。だから、高校数学の延長としての、数学4、数学5を期待していた学生は面くらう、戸惑う。そして、大学の数学の先生は、学生が理解していようがいまいが講義を続け、その結果、高校で数学が得意であった学生もどんどん落ちこぼれてゆく。そして、数学キライを多数輩出する(^^)

☆異性ばかりに囲まれてると緊張したり孤立感を感じたりします。
◇「掃き溜めに鶴」です。男所帯の学科の学生は、女子学生を花や蝶のように大切に扱ってくれます。緊張をする、細心の注意を払うのは男子学生の方ですから、心配は無用だと思いますよ。うまく振る舞えば、女王様にだってなれるかもしれないです(^^)
そうでない場合は、たぶん男扱い――異性とはみなされない!!――をされるので、次第次第に女性らしさを失い、ガサツになるかもしれませんが、何の気兼ねもない関係を結べるようになるのではないでしょうか。

☆高校の数学に近い物理学科はどうか、と勧められました。
◇物理学科の数学は、物理で使う数学、物理学の道具として使える数学です。
それで良ければ、そういう選択肢もあるのでしょう。
大学の学部レベルで使う数学は、(多変数、ベクトルの)微分積分+αですよ。
それでいいんですか?

☆教育学部は、数学だけでなく教育関係も学べる点で惹かれました。
◇高校の数学教師養成のカリキュラムなどがあれば、この選択肢はありだと思いますよ。
「入学したら、そのようなカリキュラムがなかった」ということにならないように、入学前に下調べしておいた方がいいと思います。
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>大学の数学は、定義や公理、定理の証明という形で延々と続いていきますから。


確かに、そうですがこの表現では分かりにくいと思います。(定理の証明などは高校数学でもあります)
私は数学専攻ではありませんが、純粋数学の本を読むと分かりにくいのは記号の濫用(これは数学者自身が認めています)と定義の意味がそもそも分からないことです。(これは、努力すれば分かる可能性はありますが)
例として、シュワルツ超函数、イデアルについてWikipediaで調べてください。理解できますか。
私も、シュワルツ超函数については偏微分方程式、イデアルについてはガロア理論を学ぶために理解したいのですが数学の専門書を読んでもなかなか分かりません。もう少し高校数学に近い内容では、微分積分で出てきた極限の厳密な定義のεーδ論法です。こちらも理学部数学科や教育学部数学科では当たり前のように使うと思います。
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大学数学を学ばなければならないのは、理学部数学科でも、教育学部数学科でも同じです。

物理学科は、確かに高校数学に近いとは思いますが、数学の教員免許を取れるのは一部の大学だけです。(理科の教員免許は取れます)
教育学部では、高校数学の教員免許を取れない場合があるので気を付けてください。理学部数学科でも、教員免許を取る場合教育関係の科目は取らなければなりません(こちらを専門にしたいなら教育学部の方がいいのですが)
個人的には、中学ではなく高校の数学教師を目指すなら理学部数学科の方が良いと思います。
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あなたの高校の数学担当の先生に、


大学で使っていた数学の教科書を借りて読んでみればよい。

面白いと思えたら、理学部数学科
あまり面白くなかったら、教育学部
にしたらどうでしょうか?

どうせ、自分で本を読んで勉強しなくてはならないのだし、
試してみてはどうでしょうか?
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「都道府県で五本の指に入る偏差値の進学高で成績上位クラスを教える」ことを目標にする場合,理学部数学科で大学院修士課程以上を出てくることを推奨.数学的に本質的な理論と受験問題の解法に役立つ理論の両方を説明できる人材が望ましい.



質問文読む限りでは,そういう目標ではないように見えるから教育学部数学科を推奨する.高校の文科省指導要領のレベルの数学を幅広い凡人にわからせる方法を学んで来ればよい.

質問者さんも恐れる通り,大学の数学科では高校に比べて高度に抽象化された理論についていかないといけない.ただし,真に理解して「数学という学問を先に進める」ような人材は理学部数学科であっても学年に一人いるかいないか.教育学部だともっと少ないのであまり恐れなくて良い.

何をもって高校の先生が理学部物理学科を進めたのか私にはわからない.高校の数学に近いとは思わない.『工学部で高校数学の免許が取れる学科があるよ』で応用物理工学科なんかを勧めたのを聞き間違えてないだろうか?
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将来のことを考えての学部選択!素晴らしいと思います。


将来は高校数学教師になりたいと強く考えているのなら、教育学部数学科がいいのではないですか?
ご希望通りに、高校の数学教師になったとしても、(あなたも高校生を経験してきたとおり)数学教師は数学だけを担当するわけではなく、担任やホームルーム運営、生徒の指導など担当教科以外の仕事も任せられることになります。そういう意味で教育学部は幅広く教師に必要なことを学べるところと思います。また教育学部の数学科でも高校数学だけで無く、大学数学(?)などの研究もできるはずです。他の学部の数学科では数学の奥深い勉強はできると思いますが、免許単位取得に必要なことだけになってしまうこともあり得ます。
他の学部では、教員免許取得の教科の単位は、卒業必修単位には含まれていない場合が有り、他の学生より履修科目数が増えます。
でも他の学部では、いろんな方面へ就職していく人たちとの交わりもあり、人間の幅を広げるのは良いだろうとも思います。
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