
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「空が飛べる」は○。
おっしゃるとおり、状態を表す「可能動詞」だから。「対象(目的語)」を「が」で表すのは、次のような例が相当します。
「見える」「聞こえる」「できる」「分かる」「可能動詞」(言える・飲める・食える他)
これに加えて「飛び<たい>」「飲み<たい>」のように希望の助動詞がついた形は、やはり、実際に「飛んだり」「飲んだり」するのではなく、したいという状態をいう言葉なので、「が」を使って当然です。ただこのあたりになると、少し抵抗を感じる人が出てきます。
「水が飲みたい」「酒が飲みたい」は「水を飲みたい」「酒を飲みたい」ではないのかという人が多くなっています。通常、「水を飲む」「酒を飲む」と言うからでもあります。この形は問題なく「水」が対象(目的語)だからです。「水を飲む」というのに、なぜ「水が飲みたい」に変わるのかという点が理解しがたいのでしょう。(その点では「酒が飲める」という「可能動詞」と同様です。「飲みたい」も「飲める」もそいう状態を表しているのだということが納得できないのですね。
さらに「飛びたい」になると理解困難です。「飲む」は他動詞ですから、「を」(いわゆる「ヲ格」)を伴うのは当然という観念があるからです。ところが「飛ぶ」は自動詞です。「目的格の『を』」は本来必要ありません。(空<を>飛ぶの「を」は「経過する場所」を表す)
しかし、言葉は昔から変化を続けてきました。その変化が間違った方向に行こうとしたとき、どれだけ修正機能が働くかというと、過去を見る限り適正に働いてきたとは言えないようです。特に「仮名遣い」が中世から近世にかけてずいぶん変則的なものが生まれました。「かほり」(香)もその一例です。
No.5
- 回答日時:
No.3です。
私は40代後半ですが、「空が飛べる」「空が飛びたい」は間違っていると思えません。
それよりも「(あの店は)薬が売っている」という表現に違和感を覚えます。
(正しくは「(あの店は)薬を売っている」「(あの店では)薬が売られている」のはず)
No.4
- 回答日時:
30代半ばですが
空が、、の表現は違和感です!
空が飛びたい←言葉の通り、
空が、飛びたいと思っている。という風にしか捉えられません。
空も、、なら違和感ないですw
No.3
- 回答日時:
「私は空が飛べる。
」「私は空が飛びたい。」「私は空を飛べる。」「私は空を飛びたい。」
上下で比べると意味が少し違ってくるのがわかるでしょうか?
上は「私が飛べるのは空だ」「私が飛びたいのは空だ」と強調しているのです。
「私は」と「空が」の2つの主語が1つの述語にかかる、英語などにはないけれど日本語では正しい表現です。
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「を」と「が」でニュアンスが違うのは当然です。「を」は他動詞の直接目的に使う助詞で、「が」は自動詞の対象に使う助詞です。また、「が」には排他の「が」や総記の「が」として使われる助詞なので、そういったニュアンスがあるのは当然です。
質問の内容はニュアンスの違いを聞いているのではなく、年配者が「空が飛べる」や「空が飛びたい」は違和感なく使えるという人が多いのに対して、若者の中には違和感があり、使えないとする人がいるので、実際に非文なのかどうか。年代による違いはどうなのかということです。
No.4の方の「空が飛びたい←言葉の通り、空が、飛びたいと思っている。という風にしか捉えられません。」というのは30代の方の感じ方の典型かも知れませんね。
私たち年配者には「空が飛びたい」は「私は空が飛びたい」という意味で捉えます。
例えば、「私はどうしても空が飛びたい。」「私は夢でも空が飛びたい」などです。
また、可能形では、「やっと念願の空が飛べる。」「(鳥の子が)いつ空が飛べるようになるのだろう。」などと使います。
>40代後半ですが、「空が飛べる」「空が飛びたい」は間違っていると思えません。
だいたい、40歳代以上は、「空が飛べる」「空が飛びたい」と言えるという人が多く、
20歳代は言えないという人が多いみたいですね。30歳代はどちらの意見もあるようです。
なお、「売っている」「売られている」は可能形や「たい」形ではないので、今回の質問とは関係ありません。