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今、茨城のJCOの事故に関する文献を読んでいるのですが幾つか疑問があります。

人工放射性核種は
1、どうのようなプロセスで作られ、どのように有害なのか?
2、発生源の強度と人体への影響は?(どれくらいの放射線でどんな影響が有るのか?)
3、放射性元素の濃縮度と臨界質量のデータが欲しい。

一覧表みたいなものがあればいいのですがどのWebページに行けばいいのか分からなくて困っています。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

2は.放射性物質取り扱い主任(名前を忘却)という感じの資格試験の内容に記載があります。


3.はicrp publication(ICRU Report?)という感じの本(丸善がたしか販売)6か30か48に吸収のコンピューターモデルが記載されていたかと思います。

以前 atomnet 03-5470-5511 1200/2400bps 8bit 1 bit パリティ無し.フローxon/xoff 無手順 シフトJISに接続して.図書館の所在地を調べ.そこの本にかいてあったような気がします。
使ったことはありませんが フリーダイヤル 0120-119433 月-金 10:00-12:00.13:00-17:00
雑誌i/o.15ページ.1995年4月号より引用

ただ注意点があります。茨城の事故は.人工かく首が排気口からもれていたほかに.付近一帯に中性子をばらまいています。過去の事故で.中性子をばらまいた話を聞いたことがありません。中性子の影響を見落とす可能性があります。
ICRPで検索すると.運が良ければたしか.ヨーロッパに本部がありますので.ヨーロッパで公開されているかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
図書館という手もあったのですね。
最近、インターネットに頼りっぱなしで…

助かりました。図書館に足を運んでみることにします。

お礼日時:2001/07/08 23:57

1-1.どのようなプロセスでつくられるか


意図して特定の人工放射性核種をつくる場合は、天然の元素に何らかの核反応(中性子の吸収とか)を起こさせるのが一般的です。臨界事故を含め、核分裂反応では、ウランまたはプルトニウムが複数(普通は2つ)の原子核に分裂しますので、その際自然界には残存していない核種が生じます。また、ウラン235が分裂する場合、均等に割れる場合よりも、質量数90付近と130付近に割れる割合が多くなる傾向があります。したがってストロンチウム90やヨウ素131、セシウム137などが問題となるわけです。

1-2.どのように有害なのか
人工放射性核種は「自然界に大昔はあったが今は残存していないもの」です。当然、半減期の短いものになります。半減期が短いということは、短い期間のうちに壊れる、すなわち放射線を出します。物質量として少量でも短い時間のうちに多くの放射線を出すことが、有害性の原因です。

2.発生源の強度と人体への影響
IAEA(国際原子力機関)なりICRP(国際放射線防護学会?)の資料をあたってください。
ただ、それらの裏付けとなる大量の人間に放射線を浴びせた疫学データは、人類史上広島と長崎しかありませんし、当時の調査での被爆量の認定と障害の程度にも不確実性が多く含まれます。したがってそれほど確実なデータではなく、現在合理的と認められている目安だと思ったほうがいいですね。

3.放射性元素の濃縮度と臨界質量のデータ
放射性元素の・・ではなく、核燃料の・・ですね。

臨界とは、核分裂反応で生成する中性子によって次の核分裂反応が起こる連鎖反応において、中性子の数が維持されるバランスのことをいいます。(だから本来は「臨界事故」ではなく「超過臨界事故」だと思いますが)

臨界質量は核燃料の種類(ウランか、プルトニウムか、トリウムか?)加工状態(金属か酸化物か?)、濃縮度、形状、減速材の有無などで様々に変化します。

金属核燃料の濃縮度100%で球形で・・・というような単純な比較ならばどこかに一覧表があっても不思議ありませんが、自分で勉強して計算したほうが早いかもしれませんね。
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この回答へのお礼

mugisakenomiさん、ありがとうございました。
すごくお詳しいのですね。

回答をコピーさせていただいてじっくりと読ませてもらいます。

ありがとうございました!

お礼日時:2001/07/08 23:59

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