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大学でシステム同定についての論文を見させていただいたのですが、
観測雑音としてシステム出力に足される雑音を白色性正規雑音としている論文が多くありました。

白色性と正規性はそれぞれ違う性質なのは理解しているつもりなのですがどうしてその二つの性質をもった雑音が出力に観測雑音として足されているのかがわかりません。何か都合がいい理由などあるのでしょうか?
何方かよろしくお願いしたいします。

A 回答 (1件)

増幅器の出力に含まれている雑音のうち、増幅器内部で生じる雑音のことでしょうか?


理学屋さんの用語はよくわからないのですが、無線屋の言うKTBの数式で表わされる雑音のことではないでしょうか。この式でKはボルツマン定数(1.38×10^-23)、Tは絶対温度(゚K)、Bは信号の周波数帯幅(Hz)です。
抵抗から発生する雑音なのですがインピーダンス整合をするので発生する雑音電力は抵抗値とは無関係になります。この雑音のレベルは周波数によって変わらないので白色雑音です。
「正規」の意味が判然としませんがレベルは絶対温度によってのみ変化し抵抗値に依存しない、という意味ではないでしょうか? あるいはどこにでも普遍的に存在するという意味かもしれません。どちらであってもKTB雑音は該当します。
なお実際の増幅器から発生する雑音は(増幅器の入力に換算した値で)数式KTBで示される値よりやや多く KTB×N です。Nは雑音指数と言われる値で、小さいほど良好な増幅器です。理論限界値は1です。
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