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道元禅師の逸話として、このような話があったかと思うのですが、なぜそこまでのことをしたのでしょうか?どんな理由だったでしょうか?

ある弟子が、ある権力者と関わったため、道元禅師は怒り、即破門し、その弟子が常時、修行していた床に穴を開け、その下の土を掘り起こし、土を取り除いてしまうくらい嫌らったのでしょうか?

A 回答 (2件)

「玄明」と言う、道元の弟子の話ですね。



鎌倉幕府の執権 北条時頼から、まず道元本人が、所領を与えると言う話を持ち掛けられるのですが、道元はこれを固辞。
それにも関わらず玄明は、喜々として、寄進状を持ち帰ったので、道元が激怒した・・と言うお話です。

道元の教えは「只管打坐(ひたすら座禅せよ)」で、功利などは雑念として嫌いますので、そんな道元であれば、それくらいのことはやりそう?

玄明は「御遺言記録」など、他の歴史書にも記載される実在の弟子で、道元が玄明を追放したことは間違いなさそうですが、その後の、床に穴を空けたなどの逸話は、「建撕記」にしか見られません。
その「建撕記」は、道元の没後200年を記念して、道元の伝記を遺集的に編纂したもので、厳密な歴史書ではありません。
おまけに似たような逸話は、古くは中国の書物にも記載されており、道元の人柄を表すため、その様な逸話を借用した可能性もあります。
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嫌ったのではなく、その行為に対してこれほど激しい怒りを持っているというアピールでしょう。


http://www.choufukuji.or.jp/blog/2013/11/22_1410 …
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