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No.2
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「玄明」と言う、道元の弟子の話ですね。
鎌倉幕府の執権 北条時頼から、まず道元本人が、所領を与えると言う話を持ち掛けられるのですが、道元はこれを固辞。
それにも関わらず玄明は、喜々として、寄進状を持ち帰ったので、道元が激怒した・・と言うお話です。
道元の教えは「只管打坐(ひたすら座禅せよ)」で、功利などは雑念として嫌いますので、そんな道元であれば、それくらいのことはやりそう?
玄明は「御遺言記録」など、他の歴史書にも記載される実在の弟子で、道元が玄明を追放したことは間違いなさそうですが、その後の、床に穴を空けたなどの逸話は、「建撕記」にしか見られません。
その「建撕記」は、道元の没後200年を記念して、道元の伝記を遺集的に編纂したもので、厳密な歴史書ではありません。
おまけに似たような逸話は、古くは中国の書物にも記載されており、道元の人柄を表すため、その様な逸話を借用した可能性もあります。
No.1
- 回答日時:
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