バックハンドスライス

Question

バックハンドスライスのコツを教えてください。ボレーならうまくうてるのですが、その延長のような形で、プロのように滑って、力のあるスライスが打ちたいです。

merciusako · Accepted Answer

No.1です。

打点の高さの問題があります。

基本は打点の高さよりも高い位置でのテイクバックですが、テイクバックの「グリップの位置が肩くらいで打点はヒザの高さ」では落差が大きすぎるでしょう。

落差が大きいほどスライスの回転量は増えますが、それだけ下へ振り下ろす感覚が強くなるわけですから、前方向への推進力が落ちることになります。

相手のショットにスピードがあって、そのスピードを反発力に変えたい場合はそれで良いですが、自分から積極的にスライスを打ちたいのであれば、前への押しを意識しなければなりません。

とすれば、打点によってテイクバックの高さを変えることです。

ヒザより低いくらいの高さの打点なら、腰くらいの高さのテイクバックでも良いですし、胸くらいの高さなら肩口でのテイクバックです。

また、低い打点からネットを越えるように上への弾道であれば面はオープンですが、ネットより高い位置からのスライスであれば面はフラットに近づいていきます。
ネットより高い打点なわけですから、上に打つ必要はないわけです。

最初は、ヒザくらいの高さで安定してスライスが打てるようにして、それから高さを変えたときの面やスイング方向などを考えていけば良いと思います。

スライスは相手の力を利用できるので、守備的なショットと思われやすいですが、回転量や飛ぶ距離の調整でドロップショットも可能ですし、ロブも簡単に上がります。

応用範囲がとても広いショットですから、テニスの幅が広がります。

がんばってください。

merciusako · Answer

ボレーはフォロースルーを意識しないでしょ。
踏み込みながらパンと打つ感じで。

ストロークのスライスは、フォロースルーを意識します。
一呼吸ボールを呼び込んで、フォロースルーを長く取ります。

スライスは上から下へのラケットの動きのイメージではありません。

オープンの面を作っておいて、そのまま地面と平行にラケットを動かすと、スライス回転になってボールは上に飛びます。

オープンの面が地面と９０度に近くなるほどスライス回転ではなくてフラットになります。

９０度よりややオープンにして打てば、ネットギリギリの高さの厚い当たりの伸びのあるスライスになります。

「スライス回転だからボールの下を打つ」というイメージではなくて、ボールの中心のやや下を打ちます。

面がややオープンになっているわけですから、そのまま振れば自然にスライス回転になっています。

呼び込んだ打点で一気に振れば、スピードのある低い弾道のスライスになります。

文字で説明するのは難しいのですが、面の開き具合や打点を変えて試してみてください。

No.1です。