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ニュース番組で教科書問題を取り上げていました。テレビ朝日の番組だったのですが、どうして自分の国の教科書を決めるのに、外国の意見ばかりを取り上げるのでしょうか。しかも韓国の感情的なシーンばかりです。なにか韓国に媚びているのか、そうせざるをえない事情でもあるのでしょうか。私は、日本国内で十分な議論はされるべきであると思いますが、韓国が反対しているから、ある教科書は良くない、という論調にすごく不自然な感じを受けました。まるで日本の教科書は韓国の指示で作られているような不気味な気持ちになりました。どなたか、なぜこうした取り上げ方をするのかお教え下さい。

A 回答 (22件中1~10件)

 というより、韓国のニュースとして、日本関係でそれぐらいしか話題になっていないのだと思います。

ワールドカップは小さくなっている?

 韓国にしてみれば、「韓国併合は間違いでなかった」というのが日本人の常識だとすれば、将来にわたって困ることですから。

 しかし、実際のところ、日本の歴史教育は「名前・年号丸暗記」主義で、教科書自体がどれだけ生徒に影響するか疑問もあります。そういうとこまで韓国では知らないでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
でも「「「韓国にしてみれば、「韓国併合は間違いでなかった」というのが日本人の常識だとすれば、将来にわたって困ることですから。」これってやっぱりおかねを引き出す 根拠が減るからってことですか?

お礼日時:2001/07/16 23:55

靖国神社の公式参拝問題なども関連があるのですが、韓国や中国はかつて日本に侵略された国ですから、当時の大東亜共栄圏構想を日本がいまだに持ち続けているのではないか、という懸念があるわけです。


侵略戦争を行った事は間違いであった、という事を国内外共に認め宣言しないのがあやしい、という事です。日本に住んでいる者にとっては信じられない疑われ方ですが、自衛隊の問題やPKOに神経質なのもこういった猜疑心が根底にあると思われます。

日本は過去の侵略戦争を反省していない、その証拠に子供達にもそれが侵略であった事や非人間的な振る舞いをした事を正しく教えていないではないか、あれだけのひどいことをやっておきながらむしろ正当化しようとしている印象さえ受ける、これは日本のアジア征服の野望が消えていないからに他ならない。口先でいろいろ言っても、国が認めた教科書が真実を伝えていないではないか、国家の最高権力者が侵略戦争時に日本の精神的支柱であった靖国神社を公式に参拝するのも当時と考えが変わらないからに違いない・・というわけです。

かつて恐ろしい程に虐められた相手が強い力を持ったまま目と鼻の先にいるのですから、「もう虐めないよ、そんな気持ちはさらさらないよ」という確約を求めるのは自然な気持ちかもしれません。疑われるような事をはっきりさせない態度は疑いを深めるばかりです。

戦後補償の問題などあって、なかなか素直に聞き入れられないこちら側の事情もあるのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「侵略であった事や非人間的な振る舞いをした事を正しく教えていないではないか」。なるほど。でもこの認識に疑問があるから、「教科書」が新しくなったのでは。
正当化することと、自虐的な視点から脱することは別だと私には思えますが、いかがでしょうか。

お礼日時:2001/07/18 00:07

不気味に思っているのは韓国の人たちの方でしょう。


だって、日本の一部の教科書が韓国併合を美化しようとしてるわけでしょう?その教科書で教育が行われれば、将来また日本人が同じような事をするかも?と思うのが人情ではないですか?
日本はかつて(今でもかもしれないけど)いくら非難されても足りないような酷いことを周囲の国の人たちにしたんです。
日本は歴史上何度も、朝鮮半島の人たちに酷い事をしています。(倭寇・秀吉の朝鮮出兵・閔妃虐殺事件・日韓併合)
でも朝鮮半島の人たちはいまだかつて日本人に酷い事をした事は一度もありません。(あくまでも国家単位の話です)
しいて言えばサッカーで日本代表を痛めつけているくらいです。
教科書の内容に口をだされるくらいで、文句を言う権利は無いんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
一点だけ。「一部の教科書が韓国併合を美化しようとしてる」これが、今のマスコミの主流です。ぼくはこの「流れ」がすごく不自然に思うのです。
今回いろいろの人にお答え頂いて、書店などで調べてみると、日韓併合には、韓国の民衆(当時)のかなりの割合で「賛成」していたこと、それから、鉄道、道路、学校(日本語教育は併合したから)、水利、植林まで整備したところ、本国(日本)が赤字になったこと、また、日本人の国籍を取得して、喜び勇んで世界で活躍した朝鮮人がいたこと、など、いわゆる良い点があったことを知りました。
別にぼく自信が旗振り役になるつもりはないのですが、どうやらいままでの教科書、また世論は「すべて正しい」とは言えないように思えます。
nobor3さんには今回の話題の教科書などを読んで頂き、再度お答え頂けたらと思います。

お礼日時:2001/07/17 00:04

なぜ、といわれれば、確かに放っておけば、VTRも残っていない過去のできごとに対して、我々はどうしても自国の都合のよい解釈に走ってしまおうとするからでしょう。

海外の目が光っているからこそ、より客観的に、過去のできごとを見つめることができるはずです。
しかし、あなたが聞きたいことは、本当はそんなことではないでしょう。
逆を考えてみれば、わかる。
例えば、植民地政策で苦しめられてきたいろんな国(東南アジア諸国など)は、イギリスやスペイン、フランスなどが出版している教科書に対して、同じような目の光らせ方をしているのでしょうか?記述に疑問があれば、対外制裁も辞さない、などと言っているのでしょうか。
日本は確かに、韓国ほど外国(主に日本)の侵略による辛酸はなめていない。逆はやっているようですが。それでも、いくつかは、海外による不当な扱いを受けています。恨みをもってもおかしくないようなことを、日本もされてきているはずです。

では、日本は、その国が発行する教科書を、厳しくチェックしていますか?

もっと傲慢なことを言えば、日本は韓国、中国などの発行している教科書の内容についても、同じぐらい厳しいチェックをして、日本国民に情報公開すべきだと思うのです。その上で、どう考えてもおかしいと思えるような記述を見つけたら、対外制裁に踏み切るぐらいのことをしてもよいはずです。

日本は確かに罪深いことをした。ではこれからの日本国民はどうすればよいのか。
これから生まれてくる新しい子どもたちを、謝罪と補償のために一生を過ごさせようというのでしょうか。違うでしょう。
私たちは、過去の罪を正面から見つめ、それでも逆襲してこない近隣諸国の寛容さに敬意を表し、その上でお互いの国、国民のことをもっとよく知り合うことが大事だと思うのです。ならば、向こうの教科書のことも、もっと知るべし!!

また、この議論で決定的に欠けているのが、「これからの両国の子どもたちに、愛情を持って相手の国を見つめさせようとしているか、憎しみの視点を持たせようとしているか、共に歩んでいこうとする意識を持たせようとしているか」という、未来に対する展望です。

わたしなど、ロシアがどんな教科書を作っているのかを、アフガニスタンあたりが目を光らせるべきだと思っていますけどね。
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この回答へのお礼

お答え頂きありがとうございます。
「ロシアがどんな教科書を作っているのかを、アフガニスタンあたりが目を光らせるべきだ」という意見には、なるほど、と思わずひざを「ぽんっ」とたたいてしまいました。
ただ、songbookさんが指摘されているイギリス、スペインなどでは、資源を根こそぎもっていくというような蛮行をしていても、それを事実と知っていても、お子様達には、私たちの国はすばらしいことをした、と胸を張って教えているとのことです。
お国柄ですかね?

お礼日時:2001/07/16 22:37

 「黒船来襲」以来、ずっと、日本は、外圧が無いと、自国内の自分の問題に対して自らを改めようとしない・出来ない国民であることは確かなのです。

今まで、外圧により日本自信の矛盾、国際社会における矛盾の数々がどれ程改善されてきたかを見ても明らかです。

 教科書問題も然りで、日本が過去、東南アジアで行った蛮行を見つめ、反省するならば、決してこんな「教科書」なんかは出てこない筈です。(個人の著書としてならそれぞれの意見が有りますので大いに結構なのですが。)

 国内で大いに論議されるべきなのですが、一般大衆は、その論議するべき基本的な知識が全く欠けていて無知なので、つまり、この点に関して教育が全くされて来なかった(学校で昭和以降の歴史について教えられた事が有る人は稀です。)ので、現状では不可能です。

 このままでは、隣国関係に、更に重大な影響が出てくるのは明らかなのですが、日本国民が、まだまだ無頓着なのは致し方の無い事なのでしょうか。

 更に決定的な局面(外圧)にならない限り、状況は変わらないのでしょうが、悲しい事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ひとつだけお礼を兼ねて申し上げたいのですが、「「日本が過去、東南アジアで行った蛮行を見つめ、反省するならば、決してこんな「教科書」なんかは出てこない筈」」ということですが、これって過去にあった教科書の認識だと思うのですが、いかがでしょうか?どちらが正しいのか、はここでは申し上げることはできませんが、いままでのものが全部正しくて、後から出てきたものは信用できない、というのはバランスの欠けることではないかと思うのです。他の人がいいますように、正当化をしているのではありませんが、過去の考え方に盲従することの方がむしろ無責任と思います。別に私は、「つくる会」の指導者でもないのですが、まず「こんな教科書」を読まれることをお勧めします。単に今までの教科書が正しいかどうかを判別してみてください。ちなみに他の人のお礼のなかでも触れましたが、私はとても読みやすい印象を受けました。さらにいえば、マスコミがはやしたてるような感じは(少なくとも私は)受けなかったのですが。

お礼日時:2001/07/16 22:47

私もこの教科書を読みましたが別に意図的な問題もないと思いますが。


教科書の問題は日本の国には日本の歴史があり他国からとやかく言われて変更するものではないと思います。
何れこの問題については何所かで解決しなければならない問題を先送りした結果。
この際、日本も主張すべきは主張して韓国及び中国が脅迫する「重大な事態」を見てみるのも良いのではないでしょうか。
朝日新聞はかって北朝鮮への帰国を煽り今だ間違いだったと謝罪もせず沖縄の貴重な珊瑚を若い記者(先輩の記者が記事は記者が作る伝統)が破壊して記事にしたような好い加減な新聞社だから何ら気にする必要はないと思います。
世界の常識では「謝罪」=「補償」ですから先進諸国は余程の事がない限り謝罪しません。
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この回答へのお礼

お答え頂きありがとうごさいます。
私も結論的にはcoelacanthさんの意見に近いです。
「「世界の常識では「謝罪」=「補償」ですから先進諸国は余程の事がない限り謝罪しません」」との文はまさにそのとおりと思います。
そういえば、パールハーバーでの50周年式典で、米大統領が、「(原爆投下について)個人的には遺憾に思うが、大統領としては謝らない」という趣旨のことを言っていたことを思い出しました。
ですから「「韓国及び中国が脅迫する「重大な事態」」」とは、脅迫めいた政治取り引きの材料が無くなり、援助という名の資金を得られなくなることをが「重大な事態」なのかも知れないですね。

お礼日時:2001/07/16 22:59

>どうして自分の国の教科書を決めるのに、外国の意見ばかりを取り上げるのでしょうか。


侵略戦争を行なってしかも負けた国ですから当然です。
ドイツなどは自国の教科書の内容をユダヤ人等とともに検証する機関を設けています。
「自国の教科書なんだから、何を書いてもいいはずだ」とか「内政干渉だ」だなどと、いった意識ではますます孤立するだけです。
そういった考えの方は、
中国の教科書が「日本は古来、倭人と呼ばれた蛮族の国で、中国の政治帰国を真似て天皇などと称する おさ を建てたが、結局常に飾り物として扱われ、今日にいたっている」といった記述をしても、
「日本が抗議することは内政干渉だ」と主張されるのでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。#11にて、合わせてお答えさせて頂きたくお願いいたします。

お礼日時:2001/07/16 23:49

他国の検定済みの教科書に修正を求めるなんて、まともな先進国はまずしません。


では何故今回、韓国と中国は修正を求めたかというと、日本にそれを望む人達が
いるからです。戦前美化だの侵略肯定だの事実に反するだのという歴史学の問題
ではありません。韓国をバカにしてはいけませんよ(してないと思いますが)。
他国の検定済み教科書に修正要求を出してその要求が受け入れられるとは韓国は
これっぽっちも思っていません。要求を出すこと、が重要なのです。
教科書問題は歴史問題ではなく政治問題です。日本と韓国、合意の上で要求を出し
これを蹴っているのです。
要求を出し蹴られた事による韓国での効果を考えてください。
要求を出され蹴った事による日本での効果を考えてください。

内政干渉だの、自国の教科書はどうなんだだの、韓国の人達の気持ちを考えろだの
まったくもって方向違いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。#12にてあわせてお答えさせて頂きたくお願いいたします。

お礼日時:2001/07/16 23:51

「なぜこうした取り上げ方をするのか」ですが、単にTV局の主観の問題ではない


でしょうか。日本のTV局は「いつも公平の立場」から放送しているのではなく、
「いつもある特定の主義主張を基本」として放送しているからではないでしょうか。
(それの善し悪しは置いといて)
ですから、そのTV局の主義が「ある特定の国が言うこと(もしくは外圧)は常に正しい」
であるからではないでしょうか。勿論「ある特定の国」はTV局によって異なるでしょうが。

各TV局(または同グループの新聞社)の主義の違いはこの「教えて!Goo」の
中でも色々登場しますのでご覧に成られると良いかと思います。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=65447
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
人気がある、イコール、正しい見方をしている、ことが大きな間違いだったことに気づきました。

お礼日時:2001/07/18 00:00

不気味に感じるべきは、権力の意図に無抵抗な(気づかない?)日本の国民なのではないでしょうか?これもまた、様々な圧力によって歪められまくった情報しか流せないメディアの問題でもあると思うのですが。

。。

下記文中にある自民党歴史検討委員会の出した『大東亜戦争の総括』について、小泉さんに自民党総裁としての見解を、メディアがインタビューしてみて欲しいですね!どうせ無理でしょうが。。。

◆「つくる会」って、どんな会?

 流れを説明しましょう。
 1990年に、湾岸戦争がありました。このとき、国際貢献の名のもとに、自衛隊の海外派遣が取り上げられましたが、反対が多く成立はしませんでした。10年後の1999年、小渕内閣の時代に新ガイドライン関連・周辺事態法(戦争法)が成立し、その後、盗聴法、住民基本台帳法、国旗・国歌法などがあいついで成立しました。まさに「戦争のできる国」「戦争をする国」へと日本が変わっているのです。
 1992年、国家のために尽くすということを政策的に考えるため、奉仕活動の義務化への準備がはじまりました。奉仕活動の内容は、自衛隊への体験入学です。奉仕でも、国家への奉仕なのです。
 1995年、敗戦50周年に、自民党歴史検討委員会によって『大東亜戦争の総括』という本が出ました。(1)先の戦争は、自尊自衛の戦争であり、アジア解放戦争である。(2)従軍慰安婦、南京大虐殺は事実に反する。(3)ありもしないことを載せている教科書を排除するために戦う必要がある。(4)戦争認識、国家認識を国民共通のものとするために、国民運動にする必要がある。という内容です。
 1997年度の教科書に一斉に取り上げられた「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」問題の削除を求めて、「新たな歴史教科書を作り歴史教育を立て直す」ため、会長である西尾幹二(電気通信大学教授)と作家を中心として1997年に発足しました。近代史の歴史認識で、従来の教科書とは一線を画す編集内容となっているため、国内外で議論の対象となっています。
 1999年10月、「つくる会」によって編集された『国民の歴史』が扶桑社から出ました。「つくる会」の関係者が多部数を買い求めて教育委員会などにバラまき、発売部数を延ばして「国民が支持している」という世論作りをしました。

◆「つくる会」の教科書の、何が問題なの?

 この教科書では、日本の行った戦争は侵略戦争ではないと、戦争を正当化しています。また、アジア太平洋戦争を「大東亜戦争」と読んでいます。侵略戦争を否定するために、この言葉を使っているのです。「日米戦争の責任はアメリカにある。日本はやむをえず戦争したのだ」という考えに基づいています。もちろん、韓国を植民地化したことも正統化しています。「朝鮮半島は、大陸から出ている一本の腕で凶器である。だから植民地化する必要があったのだ」というのです。韓国から求められた修正の中には、この部分も入っています。
 戦争そのものを肯定しており、つねに天皇が日本社会の最高の権威者であるとう、天皇を中心にした神の国の考えです。神話に多くのページが割かれており、史実と混同しかねない内容になっています。また「教育勅語」全文が解説付きで紹介されており、まるで戦前の教科書のようです。従軍慰安婦については触れておらず、南京大虐殺については否定しています。

◆「戦争を肯定する国民意識」を作るのは、何のため?

 彼らはいったい何のために、「戦争を肯定する意識」を国民に浸透させようとしているのでしょうか? 「戦争ができる国」というのは、自衛隊の海外派兵を意味しています。つまり「自国の軍隊で、多国籍企業を守ろう」ということなのです。アジア、中南米の国には軍事政権の国があります。世界に進出している日本の企業に何かあったとき、いつでも日本の自衛隊が行けるんだ! という状況を示したいのです。
 自衛隊派兵を行えるような状況を早く作りたい……、これは日本の財界の大きな目的になっています。「つくる会」の賛同者に、多くの企業の経営者がつらなっているの
も、うなずけます。

◆検定に合格した教科書は、そのまま学校の授業で使われるの?

 「つくる会」の教科書は、他の7社の教科書といっしょに検定に合格しました。どの教科書を授業で使うのかは、各自治体の教育委員会によって採択されます。
 「つくる会」の教科書は、他の教科書と違い版型が小さくなっています。つまり、図などが小さいということです。さらに、他の教科書が「考えてみよう」「調べてみよう」という問いをしているのに対して、「つくる会」の教科書にはこれらの問いがなく、自分たちの考えを押しつけています。この点からも、現場の教師たちが 「つくる会」の教科書を採用するのはまずいないでしょう。たとえ、いたとしてもごくわずかと思われます。 そこで「つくる会」では、現場の先生の意見を排除するように働いています。教科書選びの権限を持っている教育委員会の採択過程で、教師や学校が使いたい教科書を推薦できないような動き、選定委員会の中から教師を閉め出そうとする動きが、全国に広がっています。

※参考URLについて:このサイトの「歴史修正主義/自由主義史観」をクリックしていただけましたら、賛否双方のサイトへのリンクがあります。

参考URL:http://www2.osk.3web.ne.jp/~kizamu/links/index1. …
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この回答へのお礼

回答頂きありがとうございました。私なりに考えてみましたが、bewiseさんのご意見には少し疑問に思うこともありましたのでお礼を兼ねて申し上げます。
まず、(1)「盗聴法、住民基本台帳法、国旗・国歌法の成立」により、「戦争のできる国、から、する国に変わった」とのことですが、なぜですか?知人に聞きましたら例えばアメリカではこれらの法律はとっくに成立しているとのことです。つまりbewiseさんはこの例でいえば、アメリカと同じように「戦争をする国」になったことを問題とされているのでしょうか。また、書店で日本の防衛についての本を読みましたら、現在、もし他国の組織的なテロリストが進入してきたとしても、現在の日本の法律では即自衛隊が出動する、ことはできないそうです。ですから、「戦争のできる国」すら日本はなっていないと思うのですがいかがでしょうか。
次に(2)「奉仕活動の義務化」ですが、奉仕活動の内容は、「自衛隊への体験入学」だけでなかったように思うのですが、いかがでしょうか。他にも老人介護の手伝いとかあったように思うのですが違いましたでしょうか。また、最近電車や駅前などで、だらしない若い人を見ていると、むしろ自衛隊でビシッと鍛えてもらった方がよっぽど本人のためになるような気がします。またbewiseさんは「国家への奉仕」を良くないことのように言われておりますがなぜでしょうか。個性が叫ばれる時代ですから、自分勝手に生きる人もいますが、国のために尽くしたい、というひとがいても別によいと思います。
そして(3)「つくる会」についてですが、いろいろと教えて頂きありがとうございます。ぼくはそんなひどいものなら大変と思い、さっそく書店で買ってきて読みました。
しかし、すぐに頭に浮かんだのは、bewiseさんがいくつか指摘されている「侵略戦争を否定するため」 「日米戦争の責任はアメリカにある」といったことは、それらの逆、つまり「日本が侵略した」「戦争責任は日本にある」ことをいままでの教科書が謳い文句にしてきたのではないか、ということです。もう一ついえば、「つくる会が現場の先生の意見を排除するように働いている」という内容のことをいわれておりますが、これって、いままでの教科書選定で行ってきたことですよね。このへんについてはどうお考えですか。
それから(4)「戦争を肯定する国民意識」の項で日本の企業に何かあったらいつでも自衛隊が行ける、そういう状況を示したいだけ、とありますが、どうして否定的にとられるのでしょうか。
すでに日本企業は海外での生産、販売に拠点を移しています。これはつまり何千人、という日本人が海外に暮らす、もしくは移動することになります。もし海外で何かあって、助けて!といっても、海外では当たり前のことですが、まず自国民優先です。これはなぜか日本ではメジャーな話しではないのですが、外国で、日本人のような「困っている人はみんないっしょに助けよう」なんて感情は求めることはできません。個人的な旅行とかは別ですよ。でもこれは海外では常識です。そんなときに頼りになるのは母国しかないのではないでしょうか。もちろん、緊急に動ける救難組織は、赤十字でも非政府組織でもないことはだれでも分かると思います。私が一番圧倒されたのは、ペルーの日本領事館(大使館?)での人質テロです。テロリスト達が、いの一番にしたことをご存知でしょうか?そう、アメリカ人の開放です。アメリカの特殊部隊(?)が恐いからです。ぼくは、自衛隊にそこまでのものを求めるかどうかは、国民の意思とは思いますが、外国にいる自国民を助けられないような国って本当に国といえるでしょうか?
いくつか私の疑問点を列挙させて頂きました。しばらく締め切りにはしませんので、ぜひご意見をお聞かせください。ただ、このokwebではいわゆるチャットはその目的ではないようですので、あくまでも私の疑問に再度お答え頂く、という趣旨でお願いします。
一点だけ付け加えますと、「つくる会」の教科書は、私個人的にはとても楽しめました。いままでの横一線のものよりずっと読みやすくて、ためになりました。もう少し早く出会えることができたら、といいますのが一番の感想です。

お礼日時:2001/07/16 22:31

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