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ワインバーグの場の理論の教科書に「アイソベクトル」という用語が多く出てきますが、アイソベクトルとは何ですか?
また、「アイソベクトルの添え字」という用語も出てきます。アイソベクトルの添え字とは何ですか?

A 回答 (2件)

まったくの参考までにですが


ISO、これをアイソ、という人と、イソという人がいます。
イソオクタンとアイソオクタンって別ものと思って悩んだことあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/31 18:35

Ichiesgrandchildrenさんは、とても勉強熱心な方のようですが、別の質問で数学を専攻されていると目にしました。


ワインバーグの場の理論について、いろいろなQAサイトで、多くの質問を出されていますが、数学専攻の方が、場の理論を読むのは、いささか敷居が高いように思います。

>アイソベクトルとは何ですか?

アイソベクトルの話をするためには、スピンとアイソスピンの説明から始める必要があります。
ざっくりですが以下になります。

スピン:
・量子力学的粒子(粒子の自転)が固有に持つ内部角運動量
・回転の強さに応じて、整数もしくは半整数(1/2)の大きさを持つ
・核子(陽子と中性子を合わせたもの)は1/2のスピンを持ち、Sで表す
・原子核全体のスピンは個々の陽子、中性子のベクトルの向きにより打ち消しあうことがあり、単純な合計にならない

アイソスピン:
・荷電空間におけるスピン
・回転の強さに応じて、整数もしくは半整数の大きさを持つ
・核子は1/2のスピンを持ち、Tで表す
・陽子と中性子でベクトルの向きが異なる(正反対)
・原子核全体のアイソスピンは、原子核内部核子のアイソスピンの合計

スピンとアイソスピンの関係:
・原子核内部で、核子の間に働いている相互作用は、スピンとアイソスピンの状態に強く依存している
・原子核は非常に多くの種類が存在し、それぞれの核種には非常に多くの励起状態があるが、この多様性はスピンとアイソスピンの多様性に由来する

アイソベクトル:
・原子核反応により、アイソスピンが1だけ変化するもの

アイソスカラー:
・原子核反応により、アイソスピンが変化しないもの

>アイソベクトルの添え字とは何ですか?

おそらくsuffixのことを言っているのだと思いますが、(論文の記述上)アイソベクトルの向きを何かの文字で表現することです。

すみませんが、自分としてはIchiesgrandchildrenさんの「ワインバーグの場」に関する質問の回答は、今回までとさせていただきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/03/31 16:23

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