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車のエンジンのトルクとはどういう概念でしょうか?

排気量や燃費、走りの性能などいろいろ関係してきそうですが、わかりやすく教えてください!

A 回答 (7件)

エンジンの中身の話になりますが「クランクシャフト」という1本のシャフトがあってそこからクラッチ(ATならトルコン)-ミッション-(FF:トランスアクスル/FR:プロペラシャフト-デフ)-アクスルシャフト-タイヤと力が伝わっていきます。

トルクとは回転しているクランクシャフトの力(軸の回転力)のことを言います。(厳密に言うとトルクと力は同意語でないのでトルクを他の言葉で代替できないのですが便宜上「力」としちゃいます。)

他の方の回答にありますが自転車のペダルでいえばペダルシャフトが出している力ですね。それがチェーンのスプロケットによって後輪に伝わりますよね。で、後輪のスプロケットから後輪の軸に伝わってタイヤに伝わります。
このときの後輪の軸を回す力もトルクです。
トルクは一定であってもタイヤの大きさによってタイヤから出る力は変わります。またスプロケットの大きさが違う場合もタイヤへ伝わる力も変わってきます。
ギヤ付自転車の場合、こぐ力が一定でも後輪のスプロケットが大きい場合は軽く自転車は進みますよね、でもスピードは出ないです。で小さいスプロケットの場合は重いですがスピードは出ますよね。

トルクというのはあくまでも「軸の力」なんです。で、クルマの力というのは「タイヤの大きさ」「車重」「ギヤ比(自転車でいえばスプロケットの大きさ)」によってある程度自由に変えることができます。これが「クルマ固有の味付け」になるわけですね。

クランクシャフトからの力(トルク)は排気量で変わってきます。排気量が大きい=燃費が悪いとは言えず、たとえば排気量が1.5/1.8/2.2と3種類、車重が1.2tの排気量のクルマを考えます。1.5は排気量が少ない分、理論上の燃料消費はもちろん少ないのですがトルクがない分、アクセルをたくさん踏まないと走らないので燃費が悪化する。対して2.2の排気量は十分なトルクがあるためアクセルを踏み込まなくても十分加速しストレスなく走れる・・・ということで実際に走ったら1.5よりも燃費が良い・・・という話はよくあります。同様に2.0/2.5/3.0の排気量で3.0が一番燃費が良かったなんてこともありますね。
ただこれはすべてに該当するわけではなく、その人の乗り方次第です。たとえば毎日渋滞地獄の通勤路を1時間走る人ならば1.5が一番でしょうが渋滞もなく制限速度の60km/hで悠々走りながら1時間の通勤をする・・・という人は2.2リッターの方がいい・・・という感じですね。

最後になりますがトルクを考える上ではかならず「円(半径)」が出てきます。トルクの単位(N・m)を見るとわかりますが「力×距離」なんです。

自転車で路面をこぐ力を考えるには・・・

・あなたのこぐ力
・前輪スプロケット径
・後輪スプロケット径
・後輪外径
・路面をける力

これを見るとトルクはどこにもないですよね。トルクは距離と力を掛け合わせたものであるため通常は表に出てこないんです。

自転車の後輪のトルクは「チェーンの引っ張り力」×「後輪スプロケット径」となります。で、後輪軸が回転するとタイヤが回るわけですがそのタイヤの回転させる力は「後輪軸トルク」÷「タイヤ外径」となります。

トルクの概念を正しく教えるには限られたこの場所ではかなり困難なんです。

こんな回答ですみません・・・
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100m走に例えると、トルクとは100mを走る力。

馬力は100を何秒で走れるかということだと聞いたことがあります。
(馬力=トルク×回転数)

トラック等のディーゼル車はトルクはありますが馬力がありません。
逆にホンダ車は馬力型(VTECなど)です。
トルクは排気量でほとんど決まります。(過給器なしの場合ですが)
ただ、最大トルクの発生回転数が低い方が街乗りは楽です。
輸入車が馬力の割に良く走るのは実用回転でトルクを出してるからです。(2000~4000rpmあたり)
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これで回答になっているか疑問ですが


トルクレンチとか使ったことありますか?

トルクレンチってボルトを設定値の力で締めるときに使いますが単位がkgですよね。
設定した以上の力でボルトを締めようとしても
空転しちゃって設定値で締まります。
表現が難しいんですが、空転しないギリギリの最大の力が
そのトルクというわけです。

つまり、力の単位です。


次に単位で考えてみると
トルクは「kg・m」を使いますが、説明が難しいので
例にとって・・・。

インプレッサWRX STIの場合
最大トルク 42 kg・m (411.88 N・m) / 4400 rpm
とあります。

これは、回転数が4400rpmだったら、
42kgトルクレンチを締めるパワーがありますよ。
というのが、おおまかな意味です。

さらに「kg・m」には「m」とついてますが
トルクレンチの柄の長さが1メートルという意味です。

まとめると
インプレッサWRX STIの場合
最大トルク 42 kg・m (411.88 N・m) / 4400 rpm

回転数が4400rpmだったら、柄の長さが1メートルのトルクレンチを使って42kg締めるパワーがあります。

先にもかかれていますが緒元に記載されているトルクは
「クランクシャフトの軸の力」のことをさしています。


こんなところでしょうか。

誤解があるかもしれません。
そのときは誰か補足&指摘をお願いします。
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基本的には、エンジンに限らず回転しているものについて考えられるもので、「力×長さ(回転半径)」で定義されます。

物理などでは同じ概念をモーメントと呼んだりもします。
一般生活で見ると、例えば柄が太いドライバーの方が少ない力で回せるのは、同じトルクを発生するのに必要となる力の差によるものです。

以下、細かい点は無視して、かなりおおざっぱな話で。

トルクは、ギアなどで速度を変えても維持されます。
従って、エンジンのトルク=タイヤのトルクで、それをタイヤ半径で割ると接地面に作用する加速力になります。
すなわち、エンジントルクは加速力と比例します。

傾向としては、排気量が大きくなるほど、トルクも大きくなります。同排気量でトルクの違うエンジンを比較すると、燃費にはトルクの大きなエンジンの方が少し有利です。

しかし、一つ気を付けなければいけないのは、スペックとして見ているのは大抵ピーク値です。
走行性能としては、どの回転数でそのピークになるのか、あるいはピーク以外ではどの程度のトルクがあるのか、などというのも、トルクの特性として重要です。
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こんにちは。


>車のエンジンのトルクとはどういう概念でしょうか?
        →自転車のペダルをこぐ力そのもの。

排気量   →大人と子供。タンデム二人乗りだとV8とか。
        排気量が大きいとトルクも大きい。

燃費     →大人は大食い、子供は小食。
        排気量が大きいと燃費が悪い。小さな軽は燃費が良
        い。
走りの性能→大人は馬力(こぐ力×回転数)があるので加速も伸
         びも良い。
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 俺らのような素人であれば、『トルク=加速力』と思っておけばいいはずです。



 加速力という値には、実際には車重などが絡んでくるので、『トルクが高い=加速力がある』ではありません。
 しかし、同じ形、同じ重さ、同じ装備で、ただエンジンのトルクだけが違う場合、その値が高いほうが加速力があります。
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こんにちは。



最近車が欲しく(買い替え)て、少しだけ研究しているものです。
詳しい話は、それなりの人に任せるとして、参考までに…。

http://www.car-market.jp/maintenance/knowledge/t …

http://www.abysshr.com/game/rl_power.html

ここら辺を読むと、なんとなくわかります。
結構はまりますよ(笑。

でわ!
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