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13世紀にユーラシア大陸の大半を支配下においたモンゴル帝国ですが、中国・中東・東欧は支配下におさめ、インド、エジプト、日本には負けていますが、欧州には進軍して圧勝した(ワ―ルシュタットの戦い)ものの支配下には収めていません。

ドイツ・ポーランド連合軍に圧勝したモンゴル軍が撤退した理由として、モンゴル皇帝が死去したからだと言われていますが、モンゴル軍が撤退せずに真剣に戦ったら欧州大陸全域を支配できたと思いますか?
元寇において日本軍はモンゴル軍に明確に勝利しているので日本を支配するのは難しかったと考えられますが、それでは欧州はどうだったでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 日本がモンゴルの支配下になった可能性、日本が西洋の植民地になった可能性といった、日本が悪くなるIFはよく語られますが、欧州が他民族の支配下になるIFはほとんど語られないので、敢えて質問してみた次第です。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/05/04 21:15
  • 統治能力はそれなりにあるでしょう。モンゴルの統治機構を舐めてはいけません。
    東欧、中東を数百年、あの難しい中国も百年以上統治したのですから。

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/05/05 21:37
  • ヨーロッパよりも中国の方がずっと広いし人口も多いですよ。当時も同じだったでしょう。
    そういう中国大陸をモンゴルは征服できたわけですから、ヨーロッパもその気になればできたのではないでしょうか。
    また、中国だと支配できたのにヨーロッパだとできないというのなら、その理由は何でしょうか。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/05/09 23:25

A 回答 (7件)

出来たとは思いますが、単に「軍事力だけ」では難しかったのではないか、と考えます。



ドイツ・ポーランド軍を蹴散らしたのは、圧倒的な騎馬兵力の差と騎馬の集団運用の差、出会ったと思われますので、その後のヨーロッパ侵攻にはさほどの支障はなかったと考えます。

逆にインドやエジプトでモンゴル軍が敗退しているのは、人口の差があったことに由来していると思われます。アイン・ジャールートの戦いはモンゴル軍が1万人程度の先遣隊であったとされていますが、マルムーク朝の圧倒的な兵力を感じたモンゴル側は兵力の立て直しをしているうちに、皇帝の死に至ってるのでしょう。
ですから、その後この地に残ったイルハン朝はかなり広大な領域を有しています。もう一度戻って、制服行動に出れば、地中海側に橋頭保を築くことは難しくなかったのではないでしょう。

問題は、ヨーロッパを攻めることの難しさ、です。

ヨーロッパはモンゴル帝国が支配化においてきた中央アジアや中近東に比べれば圧倒的に人口が多い地域であります。
エジプトからモロッコに至る北アフリカも同じように穀倉地帯で人口が多いです。

騎馬の集団運用としての能力はモンゴル人が上だったとしても、補給線が伸びつつ大人数の敵軍とどのように戦って攻略していくかはかなりの問題になると思います。

この時点で私が思いだしたのは、ローマ時代のハンニバルで、彼はスペイン側から執拗になんども攻撃にやってきて、しかも象を伴ってアルプスを超えてローマまでやってきています。ローマ軍は何度もギリギリのところでハンニバルを防ぎ、のちにハンニバルの戦術を学んだスキピオ・アフリカヌスによってハンニバルは撃退されます。

これから学べることは「敵側の本拠地を攻めるためには、圧倒的な兵力であっても五分五分」ということであり、第2次世界大戦の沖縄戦や硫黄島戦でのアメリカ軍兵力の消耗はすさまじいものであったことも思い出されます。

時代が変わって、圧倒的な武器を持ったアメリカ軍ですら本土攻略はそうとうな犠牲を伴ったわけですから、ヨーロッパの攻略にはそうとうな資源が必要で、時間かければアフリカヌスのような優秀な敵将が出てきて、敗退する可能性もあったでしょう。

ですから「不可能だった」とは思いませんが、ヨーロッパを征服するのは相当に大変で、勝率は五分五分だったのではないか、と考えます。
この回答への補足あり
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モンゴル帝国の統治は原則的に現地の人達の生活や文化に手を出さないもので、徴税に応じ、反乱を起こさなければ問題なしと考えていたようです。


日本の朝鮮統治とは勝手が違う統治方法でした。特別大きい反乱がなかったのもこの統治方法が優れている証拠でしょう。
反乱が起きるとモンゴル軍は優れた騎馬兵集中運用と馬の機動力によって戦力を一気に送り込みました。この戦い方に対応できる軍は当時のヨーロッパにはなかったと思います。
恐らくは傘下に入れることは出来たと思います。中国に新しい王朝(元王朝)を生み出したようにヨーロッパでも新しい王朝が誕生したでしょう。
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ホントに対馬海峡に台風が二回来て博多をかすめ元の軍船は全て沈没


ベトナムは引き潮で杭が出る戦法で勝利
インドは、ギリシャアレクダンダー大王軍を追い返した歴史があるので、攻略できず!
ヨーロッパでは、フビライの死去より食料事情で?
この事情は難しい!
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軍事力は大きいけど、その統治能力はいまいち。


楚の項羽が、連戦連勝で次々に領土を拡大していった端から、反乱で分裂していったように、占領後の施政の拙さで、失敗すると。
この回答への補足あり
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可能性はあったと考えている。



*ほとんど最北端の小さな村を占領したのち、その村を土台に、ロマノフ王朝をつくりだした。つまり国を創るノウハウも身につけ始めていた。
*ムガール帝国は、現地の”モンゴル”の発音のなまりといわれている。つまり国を滅ぼすことも、創ることもできるようになってきた。
*モンゴルの統治技術は、占領ではなく、現地に政府を立ち上げ、火急のさいに大軍の高機動で一気に火消しにいくのが常道。

*初期の頃は、その高機動を使っただけで、城を包囲しても馬の餌などのためにあまり長期の包囲ができなかった。そのためペルシャ(いまのイラン)から傭兵を雇って攻城技術がアップし、南宋を長期の包囲で陥落させた。
 それと同時に、移動先に馬の養育用の牧場を作り、大軍を維持できる仕組みが整い始めた。
*当時のナポリには、すでにモンゴルのスパイが入り込んでいた。(つまり、そのあたりまでの情報は入手し、当然攻撃方法も考慮されていた。)

*最後に、遊牧民として、資源が豊かな土地へ向かうという古来からの行動原理から、利用できるものはなんでも使うということにためらいがない。そのためさまざまな民族がより集いっていった。モンゴルで官僚の頂点に立ったのは漢人だったのはよく知られている。
 ちなみにフビライが西方のモンゴルの分派に攻撃された時、それに立ち向かったのはペルシャ人だった。(しがらみがないので、妥協のない戦闘行動が取れる。あと、有名な元寇の船は韓半島の連中に作らせた。)
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モンゴル軍が撤退せずに真剣に戦ったら欧州大陸全域を


支配できたと思いますか?
  ↑
出来たと思います。

モンゴルが真剣になればですが、ならない
可能性もあります。
何せ、距離的に遠いですから。

本国の指揮命令がスムーズにいかず、真剣に
なれない可能性の方が高いと考えますが、
真剣になったら、という過程ですものね。




元寇において日本軍はモンゴル軍に明確に勝利しているので
日本を支配するのは難しかったと考えられますが、
   ↑
元寇ですが、渋るモンゴルを説得して、日本侵略を
やらせたのは、時の朝鮮王「忠烈王」でした。
モンゴルにしてみれば、日本はあまり魅力が無かった
のだと思われます。
それに、モンゴル兵は海戦は苦手でした。
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それはやってみないとわかりません。


歴史にIFがないというのは、一つの仮定を立てるとその周辺の状況もそれにあわせて変化し、それが連鎖反応的に外に外に広がり、収拾のつかないことになってしまうからです。

もし仮定を「本国がどうなっていようと欧州侵攻軍はとどまる」とします。
その場合、軍の維持という課題が浮上します。
軍の維持は占領地に頼るわけにはいきません。
戦いごとに減る兵力は同国人で補充するしかないからです。
もし占領地の住民も受け入れたら、時間の経過とともにどんどん現地兵の割合が増え、最終的に「現地軍」ということになってしまいます。
本国からの補充が受けられればそういうことは避けられますが、
もし本国との連絡が絶えたら?本国との関係が解消したら(侵攻軍の独立)?本国に兵力を送る余裕がなくなってしまったら?
馬もそうです。
兵站は占領地から徴収することで賄うことができます。
この場合永続的の補充できるか反乱に遭うかは軍と現地人との関係で様変わりします。
(略)
また、質問の戦いは確かにヨーロッパ軍の惨敗でしたが、しょせんはポーランド、ヨーロッパ側から見れば東欧の隅っこです。
ここで勝ってもそこからヨーロッパの奥深くまで、しかも隅々まで侵攻できるかどうか。
「他の地域ではできた」と言えるかもしれませんが、しかし他の地域とヨーロッパでは当然住んでいる人が違います。
いっしょくたにはできません。

このように、ちょっとIFを考えただけで膨大な条件を処理する必要が出てきます。
一質問板には荷が重いでしょう。
この回答への補足あり
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