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資本主義はいつどこでどのように誕生したのですか?
ふと、疑問に思いました

A 回答 (8件)

現在資本主義と呼ばれるものと、それ以外の経済と比べた時の資本主義の特色は


①予定される利潤に対して資金を集め、その資金で得た利潤を配当すること
②資金は資金であり、お金をだす人物の資格などは全く問われないこと
③資本家も労働者も「自由契約」であること
です。

日本でもそうですが、民主主義&資本主義以前の社会は封建主義&農本主義でした。農本主義というのは「農地からの収穫の範囲内で生活すること」が基本で、だから商業のように「右から左にモノを売って利潤を得ること」は非常に嫌われました。商売が流行すると、辛い農業労働をする意欲がさがり、結果として農地からの収穫物が下がるからです。

ですから中世ヨーロッパでは「商業や金融業は卑しい職業」として、普通の人々はそれを忌避し、だからユダヤ人だけの仕事になったのです。

このような農本主義の時代、そもそも「予定される利潤に対してお金を集めて、儲けたら分け前をもらう」ということ自体が問題だったのですが、13世紀になるとペストなどの流行と大飢饉でヨーロッパの人口が極端に減り、同時に十字軍でアラブ諸国やアジアの技術や豊かな産品を目の当たりにします。14世紀になると地球規模の寒冷化が進み、緯度のたかいヨーロッパでは飢饉が続出します。
つまり「農地からの収穫」の確実性が減ってしまったのです。

そのためヨーロッパ人は船を仕立てて、アラブやアジアの富を求めて航海するようになり、船員も農地では食えない若者が参加したので(彼らも貧しいけれど、身内から集めた金で物産を買い、ヨーロッパで売れば小金が稼げた)どんどん船が出るようになり、これが成功したことで大航海時代になっていきます。

このとき、財産を投下する組合ができ、これが資本主義の基礎になっていきます。

次の転機は1531年、ベルギーに先物取引所が開設されたことです。これにより、農産物なども「予定された利潤」として扱うことができるようになり、リスクヘッジにもなったので、資本投下が行われるようになっていきます。
さらに1602年に東インド会社が株式を発行し、世界で初めての株式会社が誕生します。

次の転機はフランス革命です。フランス革命により、それまで土地に縛られていた農民たちが「自由民」になっていきます。また貴族制度がなくなったおかげで商人などの経済活動は自由になり、理不尽な税や徳政令などから解放され「財産をキチンと保持すること」ができるようになりました。
 このフランス革命がヨーロッパに伝播することで、土地に縛られていた農民は労働者になることができるようになり、財産を持つものは安心して資本投下できるようになっていくのです。

さらに次はいわゆる産業革命です。これにより「資本を工場に投資することにより利潤を上げる」という方法が確立し、現在に至る資本主義の制度が出来上がるわけです。

資本主義は歴史のある時点で突然できたわけではなく、
・資本を持ち寄って利益を上げる仕組み(大航海時代)
・その資本を株式と市場によって安定させる仕組み
・資本家と労働者が自由意思で行動できるようにする啓蒙思想的革命(フランス革命)
・産業革命という大規模資本投下が可能な産業の発明(これにより農本主義から脱することができた)
という段階を踏むのです。
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> ふと、疑問に思いました



それなら、gooに質問投稿するより、「さっと、google検索した」方がいいです。

「資本主義的世界経済」と「資本主義」とは、同じだと思うヒトは少ないでしょう。

https://www.y-history.net/appendix/wh1101-003.html
https://www.y-history.net/appendix/wh0901-058.html

「資本主義」という概念で社会を理解しようとしている意図や背景も考えてください。
社会の中でただ身分差、出自の違い、貧富の違いというだけでなく、階級という概念で社会経済を見るということもセットであることに思いつくのも大事かと考えます。 「ふと思う」は次々連鎖させないとただの注意欠陥障害のようになってしまいます。
何で、資本主義は強い国を作りあげたのかも「ふと思ってみたら」どうでしょう。
何で、資本主義という理解は、社会主義という運動を起こしたのかも「ふと思ってみたら」どうでしょう。
自分で「ふと、疑問に思った」らさっさと調べ、さらに「ふと思ったことをまた調べ」を繰り返すと、ただの注意欠陥障害にはならず、自分なりの概念形成や概念理解ができます。
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資本主義経済とは、一般に生産手段を所有する資本家が、


労働者を雇用して商品を生産し利潤を追求する
経済体制をいいます。

そのような経済体制はヨーロッパ(特にイギリス)で、
16~17世紀の絶対王政の時代に工場制手工業の形成という形で準備され、
18世紀の産業革命によって成立したと考えるのが一般的です。

ただし、最近では資本主義的世界経済の形成を、
15~16世紀のいわゆる大航海時代に
求める見解も出されています。
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ピラミッド建設では、石運びをグループ毎に競わせて、


成績に応じた給金を支払い、それで建設期間の短縮を図った、
と言われていますから、
その考えはその頃には既に有った、と言う事になります。
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あらやだわ ばかだと思ったら 学のあるばかがふんぶはふんぶは2


高卒だからってばかにしてんじゃねえぼけ
どなただったかしらんふんぶはふんぼけ8かなふんぶはふんぼけ
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イギリスで、


蒸気動力が発明されたころでは?
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馬鹿なno_awayは無視して(笑)マックスウェーバーというドイツの学者が論文で言っていますが、プロテスタントの宗教家カルバンの説いた予定説が資本主義の元になってるわけです。

詳しくは原文を読んでほしいですが、その予定説が東インド会社に繋がりイギリスの産業革命に繋がって資本主義になったというわけです。
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資本論が書かれた頃かなふん・・

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