仮定「～ば」の接続について

Question

仮定「～ば」の前に来るのは、動詞とい形容詞だけでしょうか。
な形容詞と名詞に接続させることはできないのでしょうか。

ネットで調べると、仮定「～と、～たら、～なら」は
動詞、い形容詞、な形容詞、名詞に接続させる方法が書かれているのですが、
「～ば」は動詞とい形容詞だけが書かれている場合が多いようです。

・な形容詞ー静かならば
https://www.weblio.jp/content/%E9%9D%99%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%B0
・名詞ー学生ならば　
「ならば」は、「～ば」ではなく、「～なら」の表現になるのでしょうか。

OKAT · Accepted Answer

仮定条件の表現の一つに「なら」という接続助詞と見なされているものがあります。「お金があるなら（あったなら）」という場合の「なら」ですが、これは本来「断定の助動詞」の「だ」の仮定形です。「お金があるならば」（古い言い方で、いまは「ば」が省略されてしまいました）その結果は「接続助詞」と見なされたわけです。同じことは、「お金があったらば」にも言えます。「たら」完了の助動詞の仮定形でした。これも「ば」が省略されて、「たら」だけが「接続助詞」とされてしまいました。「なら」「たら」は、こういう経過で生まれました。文法上、学者によっては認めない「形容動詞」にも仮定形に「なら」があります。これはさすがに「接続助詞」にしてしまうわけにもいかず、形容動詞の「仮定形」と位置づけられています。「静かならば」という所ですが、やはり「ば」を省略する言い方も通用するようです。
　動詞　　行く（の）なら（ば）　　「なら」は現在「接続助詞」
　形容詞　美しい（の）なら（ば）　「なら」は現在「接続助詞」　ただし、形容詞の仮定形に「美しければ」が別にあります。
　形容動詞　静かなら（ば）　　　　「なら」は「接続助詞」とみなさず、「仮定形」と考える。　
　名詞　人間なら（ば）　　　　　　「なら」は「断定の助動詞」の仮定形。　「だろ/だっ・で・に/だ/な/なら/〇」
接続助詞「ば」が省略されるようになって、こんなにややこしく成りました。

アスナロウ · Answer

仮定を表す接続助詞「ば」は活用語の仮定形に付きます。
動詞、形容詞、助動詞の仮定形です。
仮定するとは、ある判断を仮定するので、判断辞の仮定形に付きます。

綺麗であれば、健康でさえあれば、学生であれば、世が世であれば、卒業すれば、
行くのであれば、緊急であれば、事実であれば
行かないのであれば、必要があれば、赤くさえあれば、

判断辞「ある」の仮定形は「あれば」で、判断辞「なり」の仮定形が「なら」です。
「ならば」の「ば」は普通省略されます。仮定を強調する場合は表現します。

行かないなら(ば)、行くのなら(ば)、至急なら(ば)、本当なら(ば)、行こうもの(なら)ば、
食べようものなら(ば)、爆発しようものなら(ば)、黒くなければ
■

daaa- · Answer

口語文法ですよね。文語文法なら助動詞を含む活用語であれば仮定条件は「未然形＋ば」でよかった筈です。

な形容詞（形容動詞）の場合は、仮定形に「静かなら」があるので接続可能と思います。
ですが、直接名詞に接続することは、名詞に仮定形など無い事もあり、不可能と思います。
断定助動詞「だ」の仮定形に「なら」があります。「学生である」に仮定条件の意味を付加して「であるならば」の意味を表します。言い方として「ば」を付けるか付けないかは土地柄や個人の好みによるので何とも特定はできません、「ば」を付けて冗長と感じるなら（ば）、省いて構わないのではないでしょうか。

ほーちゅん · Answer

とするならは
であるならば
～だったらば

仮定「～ば」の接続について

仮定条件の表現の一つに「なら」という接続助詞と見なされているものがあります。

仮定を表す接続助詞「ば」は活用語の仮定形に付きます。

口語文法ですよね。

とするならは

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