一回も披露したことのない豆知識

独占企業は、販売価格、販売数量を自分で決めることができますか?

A 回答 (4件)

独占企業は与えられた需要(需要曲線)のもとで自企業の利潤を最大化する価格あるいは生産量を選択する。

選択するのは価格か生産量のいずれかです。両方を選択することはできません。具体的にいうと
MR=MC
を満たす価格あるいは生産量のいずれか一方を選択する。両方を選択できないというのは、価格を選択するなら、需要曲線から生産量(販売量)は定まるし、生産量を選択するとその販売量と整合的な価格は市場から決定されるからです。具体例をあげましょう。P=a-Qの需要曲線であらわされる市場に独占企業が存在し、その企業の費用曲線はC=cQ+dであるとしましょう。すると独占企業の目的は利潤Π
Π = PQ - C = (a-Q)Q - (cQ+d)
を最大化することだ。最大化の一階の条件は
a - 2Q = MR=MC = c
すなわち、生産量Qを
Q=(a-c)/2
に設定し、販売することだ。このとき市場では価格はP=a - (a-c)/2 = (a+c)/2に定まる。あるいは独占企業は価格を
P=(a+c)/2
に設定して、自分の製品を販売する。そのときの販売量は(需要曲線から)
Q=(a-c)/2
となる。どちらでも同じ結果がえられる。
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自由市場経済の体制だと、企業は販売価格を指定して売り出すことはできますが、その価格で販売期待数量が売れるとは限りません。

企業は最大販売数量を自分で決めることはできますが、その最大販売数量を期待期間内で、期待販売価格で売れるとは限りません。
その企業が、独占企業でも、地方企業の一つでも、零細販売業者の一つであっても、それは同じです。
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一般企業だって、販売価格、販売数量を決める裁量権は自分のトコだよ。



要は、それで売れるか/売れないだけの話。
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スタンダード石油が分割されたように


販売金額が大きい場合は無理です
小さければ勿論出来ます
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