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光合成
6CO2+12H2O→C6H12O6+6O2+6H2O
呼吸
C6H12O6+6O2+6H2O→6CO2+12H2O

反応式はこうなっていますよね。
この式をみて(ひねくれているかもしれませんが)疑問です。

もし土の表面から水が蒸発しないようにできたとするならば
水は1回あげただけでよくないですか?
例えば最初12molの水をあげたら
光合成で使われて6molの水ができ、
それが呼吸で使われて12molできる。
・・・こんな風に水は植物体内で循環しませんか?
それとも水は植物体内で他のものにかえられるのですか?

でも実際は土の表面からは水は蒸発する(特に昼間)ので
昼間蒸発することを考慮して、朝たっぷり水をあげればいいのでは?
夜間は蒸発はあまり盛んではないので夕方は朝より少なくてもいいですよね?

よく分からない質問になってしまった気がします。
でもお願いします。これでも結構真剣に悩んでるんですから。

A 回答 (2件)

面白いところに目をつけましたね。


ある「理想的に単純」なモデルでは「そのとおり。水は1回あげればいい」ということができるでしょう。
ramurameさんの言われるとおり、植物は生長し、その材料には水から作った酸素と水素が使われますが、それとて、その成長重量分の(10gから1kgに成長するなら990g分+αの)水と二酸化炭素(ついでに所要の窒素やミネラルも)をあらかじめ閉じ込めたカプセルで育てればOK・・・と言えるかな。現に、地球はほぼ閉じた世界で水が循環してますからね。
でも、バクテリア・昆虫から哺乳類に到る多様性があって初めて「閉じている」という相互依存がありますから、「理想的な単純」がいかに難しいかは、やってみて初めてわかるでしょう。(莫大な金をかけて本気で実験している人たちもいます。)
まあカプセルでの実験でなければ、一番最初に「葉っぱからの蒸散」がいかに大きいかを知ることにはなるでしょう。

さて、水を、いつあげるかも、種類・目的・頻度・土質により、異なった答えが出ますが、今ごろの暑い時期、手抜き(毎日はあげない)する場合、夕方~早朝をおすすめしましょう。日中、水をあげると、乾ききったタオルが水を吸いにくいように、なかなか深くまで水がしみ込まず、(特に熱くなってしまった土ではなおさら)無駄に蒸発してしまいます。深くまでしみ込んでいれば、次の日の光合成の活発な時間帯に十分水分が供給されるでしょう。
いったんしみ込んだら深いところは意外と長く湿っています。また、根元にわらを敷くと劇的に水持ちが良くなります。
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この回答へのお礼

この場合、葉からの蒸散はかなり大きな要素になるわけですね。
とても難しそうなことを実験している人もいるとは驚きです。

水をあげるのはやはり夕方~早朝ですか。
昼間水をあげると土の表面から水が蒸発して
ほとんど効果がないというのは聞いたことがありました。
「わら」を敷くとは初耳ですね。
これはわらが土の表面からの蒸発量を少なくするからですか?

お礼日時:2001/07/24 00:39

何だか、理論生物学とも取れるような御質問ですね。


生き物は成長すると言うことをお忘れになっていませんか?
水に限らず、CO2も、糖に代謝された後、セルロースなど植物を構成する物質になって植物に同化されます。
それと、水は、蒸散によっても失われます。
仮に、植物を完全に密閉した容器に入れて、蒸散によって植物体外へ出た水や呼吸で生じたCO2もリサイクルされるとします。
その場合、呼吸で消費される物質と、光合成で消費される物質の量が同じなら、植物は生長できません。

水遣りで、朝>夕の方が効率がよいのでは、と言うご質問ですが、これはガーデニングの分野になりますね。
朝に水遣りをすると、水が温められて、植物が茹だってしまうと言うことではなかったでしょうか?
ここは、ちょっと自信なしです。
生き物が相手なのだから、効率や理論だけで考えてはいけません。
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この回答へのお礼

「成長」が重要なポイントなんですね。
確かに水などが循環するなら成長しませんよね。
なかなか勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2001/07/23 21:58

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